*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は伸び悩みか、強い米CPIも金利据え置き観測は変わらず
13日の欧米外為市場では、ドル・円は伸び悩む展開を予想する。
米消費者物価指数(CPI)が強い内容なら連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め方針を後押しする見通し。
ただ、政策金利据え置きの見方に変わりはなく、ドル買いは限定的とみる。
前日の取引で原油相場の一段高を受け、インフレ再加速により米金融引き締め期待が高まる場面もあった。
ただ、終盤の米金利安でややドル売りに振れユーロ・ドルは1.07ドル付近から1.0730ドル台に戻し、ドル・円は147円20銭台から147円付近に失速。
一方、カナダドルなど資源国通貨への買いが入り、クロス円を支えた。
本日アジア市場もおおむねその流れを維持し、ドル・円は147円台で底堅い値動きが続いた。
この後の海外市場は米CPIが焦点。
総合指数は前回から上昇する見通しで、FRBの利上げ継続の方針を後押しする材料になりやすい。
半面、コア指数は前年比で鈍化が見込まれる。
また、明日の生産者物価指数(PPI)も総合とコアでは異なる内容が予想され、長期金利の過度な上昇は抑制される可能性があろう。
また、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金利据え置きの予想は変わらず、ドル買いは限定的となりそうだ。
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・7月鉱工業生産(前月比予想:-0.8%、6月:+0.5%)
・21:30 米・8月消費者物価指数(前年比予想:+3.6%、7月:+3.2%)
・02:00 米財務省・30年物国債入札
・03:00 米・8月財政収支(予想:-2300億ドル、22年8月:-2195.96億ドル)
米消費者物価指数(CPI)が強い内容なら連邦準備制度理事会(FRB)の引き締め方針を後押しする見通し。
ただ、政策金利据え置きの見方に変わりはなく、ドル買いは限定的とみる。
前日の取引で原油相場の一段高を受け、インフレ再加速により米金融引き締め期待が高まる場面もあった。
ただ、終盤の米金利安でややドル売りに振れユーロ・ドルは1.07ドル付近から1.0730ドル台に戻し、ドル・円は147円20銭台から147円付近に失速。
一方、カナダドルなど資源国通貨への買いが入り、クロス円を支えた。
本日アジア市場もおおむねその流れを維持し、ドル・円は147円台で底堅い値動きが続いた。
この後の海外市場は米CPIが焦点。
総合指数は前回から上昇する見通しで、FRBの利上げ継続の方針を後押しする材料になりやすい。
半面、コア指数は前年比で鈍化が見込まれる。
また、明日の生産者物価指数(PPI)も総合とコアでは異なる内容が予想され、長期金利の過度な上昇は抑制される可能性があろう。
また、来週の連邦公開市場委員会(FOMC)での政策金利据え置きの予想は変わらず、ドル買いは限定的となりそうだ。
【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・7月鉱工業生産(前月比予想:-0.8%、6月:+0.5%)
・21:30 米・8月消費者物価指数(前年比予想:+3.6%、7月:+3.2%)
・02:00 米財務省・30年物国債入札
・03:00 米・8月財政収支(予想:-2300億ドル、22年8月:-2195.96億ドル)