*08:08JST 25日の米国市場ダイジェスト:NYダウは43ドル高、ソフトランディング期待が下支え
■NY株式:NYダウは43ドル高、ソフトランディング期待が下支え
米国株式市場は反発。
ダウ平均は43.04ドル高の34,006.88ドル、ナスダックは59.51ポイント高の13,271.32で取引を終了した。
10年債利回りが2007年来の高水準となる金利高を警戒した売りに、寄り付き後、下落。
また、議会の予算交渉が難航し政府機関閉鎖リスクが上昇、信用格付けにもネガティブに反映する懸念も広がり、一段安となった。
ただ、ユダヤ教の祭日で参加者が限られ売りが続かず、また、シカゴ連銀のグールズビー総裁がソフトランディングの可能性を指摘すると期待感から終盤にかけて買戻しが強まり、プラス圏を回復し終了。
セクター別ではエネルギーや小売りが上昇した一方で、食品・飲料・タバコが下落した。
オンライン小売りのアマゾン(AMZN)はオープンAIの競合で人口知能(AI)関連のスタートアップ企業、アンスロピックに最大40億ドル出資すると発表し、上昇。
ハリウッドの映画会社と脚本家が労働条件を巡り暫定合意しスト終結に向けて前進したとの報道を好感し、映画館運営のAMCエンターテインメント・ホールディングス(AMC)や映画館の建築・設備、企画開発・製作などを提供するアイマックス(IMAX)、動画配信のネットフリックス(NFLX)がそれぞれ買われた。
また、家庭用品小売りのウィリアムズ・ソノマ(WSM)は当局への届け出で、グリーン・アンド・パートナーズ(LGP)運営のファンドによる同社株保有拡大が明らかになり、上昇。
靴小売りのフット・ロッカー(FL)や衣料小売りのアーバン・アウトフィッタ―ズ(URBN)はアナリストの投資判断引き下げでそれぞれ下落。
コンピューターメーカーのHP(HP)は著名投資家のバフェット氏が運営するバークシャー・ハサウェイ(BERK)がさらに同社株保有を削減したことが届け出で明らかになり下落した。
シカゴ連銀のグールズビー総裁はTVインタビューで、連邦準備制度理事会(FRB)による利上げにもかかわらず国内経済が景気後退を回避することは可能との考えを示した。
同時に多くのリスクがあり、その道のりは長く湾曲しているだろう、と加えた。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:ドル強含み、米ピーク金利長期化観測で長期金利上昇
25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、148円64銭から148円96銭まで上昇し、148円83銭で引けた。
連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測や長期にわたりピーク金利を据え置くとの見方に米長期金利の上昇に伴うドル買いに拍車がかかった。
その後、米信用格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスが米国の格付を巡り政府機関閉鎖の場合、「ネガティブ」に反映すると指摘しドル買いが後退。
ユーロ・ドルは、1.0634ドルから1.0576ドルまで下落し、1.0595ドルで引けた。
ユーロ・円は、158円10銭から157円49銭まで下落。
米国政府機関閉鎖懸念がくすぶりリスク回避の円買いが優勢となった。
ポンド・ドルは、1.2227ドルから1.2194ドルまで下落した。
ドル・スイスは、0.9100フランから0.9136フランまで上昇。
■NY原油:弱含みで89.68ドル、ドル高を意識して一時89.03ドルまで下落
NY原油先物11月限は弱含み(NYMEX原油11月限終値:89.68 ↓0.35)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比-0.35ドルの89.68ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは89.03ドル-90.83ドル。
アジア市場の終盤にかけて90.83ドルまで買われたが、ドル高を意識した売りが強まり、米国市場の後半にかけて89.03ドルまで下落。
売り一巡後に90.18ドルまで反発したが、ドル高を意識して上げ渋り、通常取引終了後の時間外取引では主に90ドルを下回る水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 27.60ドル -0.04ドル(-0.14%)
モルガン・スタンレー(MS) 83.03ドル -0.26ドル(-0.31%)
ゴールドマン・サックス(GS)328.84ドル +0.95ドル(+0.29%)
インテル(INTC) 34.29ドル +0.11ドル(+0.32%)
アップル(AAPL) 176.08ドル +1.29ドル(+0.74%)
アルファベット(GOOG) 132.17ドル +0.92ドル(+0.70%)
メタ(META) 300.83ドル +1.75ドル(+0.59%)
キャタピラー(CAT) 274.27ドル +1.21ドル(+0.44%)
アルコア(AA) 26.63ドル -1.72ドル(-6.07%)
ウォルマート(WMT) 163.07ドル +0.72ドル(+0.44%)
米国株式市場は反発。
ダウ平均は43.04ドル高の34,006.88ドル、ナスダックは59.51ポイント高の13,271.32で取引を終了した。
10年債利回りが2007年来の高水準となる金利高を警戒した売りに、寄り付き後、下落。
また、議会の予算交渉が難航し政府機関閉鎖リスクが上昇、信用格付けにもネガティブに反映する懸念も広がり、一段安となった。
ただ、ユダヤ教の祭日で参加者が限られ売りが続かず、また、シカゴ連銀のグールズビー総裁がソフトランディングの可能性を指摘すると期待感から終盤にかけて買戻しが強まり、プラス圏を回復し終了。
セクター別ではエネルギーや小売りが上昇した一方で、食品・飲料・タバコが下落した。
オンライン小売りのアマゾン(AMZN)はオープンAIの競合で人口知能(AI)関連のスタートアップ企業、アンスロピックに最大40億ドル出資すると発表し、上昇。
ハリウッドの映画会社と脚本家が労働条件を巡り暫定合意しスト終結に向けて前進したとの報道を好感し、映画館運営のAMCエンターテインメント・ホールディングス(AMC)や映画館の建築・設備、企画開発・製作などを提供するアイマックス(IMAX)、動画配信のネットフリックス(NFLX)がそれぞれ買われた。
また、家庭用品小売りのウィリアムズ・ソノマ(WSM)は当局への届け出で、グリーン・アンド・パートナーズ(LGP)運営のファンドによる同社株保有拡大が明らかになり、上昇。
靴小売りのフット・ロッカー(FL)や衣料小売りのアーバン・アウトフィッタ―ズ(URBN)はアナリストの投資判断引き下げでそれぞれ下落。
コンピューターメーカーのHP(HP)は著名投資家のバフェット氏が運営するバークシャー・ハサウェイ(BERK)がさらに同社株保有を削減したことが届け出で明らかになり下落した。
シカゴ連銀のグールズビー総裁はTVインタビューで、連邦準備制度理事会(FRB)による利上げにもかかわらず国内経済が景気後退を回避することは可能との考えを示した。
同時に多くのリスクがあり、その道のりは長く湾曲しているだろう、と加えた。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:ドル強含み、米ピーク金利長期化観測で長期金利上昇
25日のニューヨーク外為市場でドル・円は、148円64銭から148円96銭まで上昇し、148円83銭で引けた。
連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測や長期にわたりピーク金利を据え置くとの見方に米長期金利の上昇に伴うドル買いに拍車がかかった。
その後、米信用格付け大手ムーディーズ・インベスターズ・サービスが米国の格付を巡り政府機関閉鎖の場合、「ネガティブ」に反映すると指摘しドル買いが後退。
ユーロ・ドルは、1.0634ドルから1.0576ドルまで下落し、1.0595ドルで引けた。
ユーロ・円は、158円10銭から157円49銭まで下落。
米国政府機関閉鎖懸念がくすぶりリスク回避の円買いが優勢となった。
ポンド・ドルは、1.2227ドルから1.2194ドルまで下落した。
ドル・スイスは、0.9100フランから0.9136フランまで上昇。
■NY原油:弱含みで89.68ドル、ドル高を意識して一時89.03ドルまで下落
NY原油先物11月限は弱含み(NYMEX原油11月限終値:89.68 ↓0.35)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比-0.35ドルの89.68ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは89.03ドル-90.83ドル。
アジア市場の終盤にかけて90.83ドルまで買われたが、ドル高を意識した売りが強まり、米国市場の後半にかけて89.03ドルまで下落。
売り一巡後に90.18ドルまで反発したが、ドル高を意識して上げ渋り、通常取引終了後の時間外取引では主に90ドルを下回る水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 27.60ドル -0.04ドル(-0.14%)
モルガン・スタンレー(MS) 83.03ドル -0.26ドル(-0.31%)
ゴールドマン・サックス(GS)328.84ドル +0.95ドル(+0.29%)
インテル(INTC) 34.29ドル +0.11ドル(+0.32%)
アップル(AAPL) 176.08ドル +1.29ドル(+0.74%)
アルファベット(GOOG) 132.17ドル +0.92ドル(+0.70%)
メタ(META) 300.83ドル +1.75ドル(+0.59%)
キャタピラー(CAT) 274.27ドル +1.21ドル(+0.44%)
アルコア(AA) 26.63ドル -1.72ドル(-6.07%)
ウォルマート(WMT) 163.07ドル +0.72ドル(+0.44%)