18日の日経平均は下落。
65.79円安の20554.47円(出来高概算18億株)で取引を終えた。
朝方は米国株高の流れを受けて買いが先行し、前場半ばには20660円辺りまで上昇した。
しかし、その後は先物主導で下げに転じると、後場に入ってもじりじりと下げ幅を広げている。
規模別指数では大型、小型株指数がプラスだったほか、騰落数では値上がり数が過半数を占めている。
結局は指数インパクトの大きいファーストリテ (TOKYO:9983)のほか、KDDI (TOKYO:9433)、ソフトバンクグ (TOKYO:9984)辺りが重石となった。
商いが膨らみづらい中、物色の流れとしては内需系にシフトしやすいところ。
また、本日はセキュリティ関連や自動運転関連などの一角に短期筋の資金が向かっていた。
日替わり物色になりやすいと考えられるが、内需のほか、テーマ性のある銘柄への物色が続きそうである。
中国の景気先行き不透明のほか、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録の公表を控えていることから、ショートカバーも強まりづらいところである。
ソフトバンクグ (TOKYO:9984)が連日で弱い動きをみせているが、活発な売買というよりは一方向の需給要因による振れとみられる。