*15:55JST Joe Takayama氏インタビュー、『学び』を通じて多様な人々を繋ぐTsumugi【フィスコマーケットレポーター】
以下は、フィスコ・マーケットレポーターのソイキナタマラ(X @web3tama / 以下、タ)が執筆したコメントです。
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
主に英語で発信されるweb3分野の一次情報はまだ十分に日本語化されているとは言えません。
こうした中で、常に最先端の情報に触れ、情報発信するインフルエンサーたちはどのような経歴を持ち、どのような事を考え、行動しているのでしょうか?今回はチャンネル登録者9.4万人を誇るクリプト分野最大級のYoutubeチャンネルを運営し、2023年9月に「誰でも学べるコミュニティー」Tsumugiを共同創設者として立ち上げたJoe Takayama氏(X@TakayamaJoe / 以下、ジ)にお話を伺いました。
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※2023年10月10日に執筆
タ「まずはじめに、Joeさんの元々のお仕事やweb3に関わったきっかけなど、簡単に自己紹介お願いします。
」
ジ「東京生まれ東京育ち。
高校までは日本で教育を受け、大学からアメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスの大学へ。
卒業後はモルガン・スタンレーのヘッジファンド部門にて日本担当トレーダーとしてキャリアを開始しました。
その後は不動産ファンドや投資銀行に勤務し、現在はクリプトのYouTubeやポッドキャストの運営、クリプトプロジェクトへのエンジェル投資、web3コミュニティTsumugiの共同創設者として活動しています。
2016年ごろに友人から『金融の世界を大きく変える可能性があるイーサリアムという仮想通貨がある』と教えてもらったのがweb3に関わったきっかけです。
その後実際に買ったのは2017年でした。
当時ドイツで働いていた時に友人が仮想通貨の話をしていて、XRPを買うも直後にバブルが崩壊しました。
今のように本格的にクリプトに関わり始めたのは2021年に仮想通貨のYouTubeを始めたのがきっかけでした。
その頃は市況も良かったことから色々な依頼がきていました。
宣伝することには興味はなかったのですが、投資の話を持ちかけられたことがエンジェル投資を始めるきっかけとなりました。
」
タ「既存の金融業界の中でも、その中心でキャリアを積んでこられたのですね。
2021年に開始されたというJoeさんのYoutube『仮想通貨チャンネル』は現在9.4万人の登録者を誇り、これは日本最大級の規模ですね。
ここまでユーザーから支持された理由についてどうお考えでしょうか?」
ジ「正直支持されていると思ったことはありません。
というよりもいつもどうすればもっと動画を改善できるのか、良い情報を伝えられるかを考えていたこともあり、目の前のことに必死というのが実情です。
ただ毎日継続して動画を出していることで視聴者の皆さんの日々の習慣に組み入れていただいているとコメントをいただくことも多く、そう言った点を喜んでもらえていたら嬉しいと思っています。
」
タ「支持されていると思ったことは無いと謙虚に話しておられますが、視聴者目線で良いコンテンツを追究されていることが支持されている理由なのではないかと私は感じました。
Joeさんは現在ドバイに住まれており、世界中のweb3コミュニティとの関わりをお持ちかと思います。
海外在住の日本人という立場から見て、日本のweb3業界をどう評価されていますか?」
ジ「評価できるような立場ではないですが、日本に期待を寄せている人々は驚くほど多く、web3の領域で多くの可能性を秘めていると思っています。
海外と比較すると起業家の人数が少ないという印象があり、将来的にハッカーハウスを運営するなど起業家のサポートをしたいと思っています。
また、日本市場が成長するには投資家の質も上がっていかないといけないと感じているので、自身も知識と経験をつけて投資家としても貢献したいし、web3の認知を上げていくために発信の活動も継続してやっていきたいです。
また、日本の文化とWeb3の文化がマッチするのかと考えたことが以前もありましたが、日本はネット環境も整備されていたり、文化的・経済的にも豊かな国なので、多くの側面でweb3の関わっていける土壌があると感じています。
一方で、海外との繋がりがまだ強いとは言えないと思うので、その点は課題の一つかもしれませんが、僕が貢献できる点でもあると思うので、貢献できるように頑張りたいと思っています。
」
タ「海外経験の豊富なJoeさんは日本のweb3業界にとっては強力な支援者になりそうですね。
さて、ここからはTsumugiについてお聞きしたいと思います。
まずはコミュニティの概要について教えていただけますか?」
ジ「Tsumugiはまだできたばかりのweb3コミュニティで、web3に興味を持ってくれている方々へのDiscordやX Spaceで勉強会などを通じた学習コンテンツの提供、コミュニティ構築・運営、プロジェクト運営のコンサルティングなどを行っています。
まだ若いチームなのである程度のフレキシビリティを持って活動していきたいと思っています。
」
タ「Discordでの定期的な勉強会のテーマには、最新トレンドのfriend.techからスマートコントラクト開発言語のSolidityまで幅広いですね。
テーマの選び方や視聴者のニーズに対してどう考えておられますか?」
ジ「テーマは運営メンバーが決めることもありますが、コミュニティからのリクエストや、コミュニティの有志メンバーが企画・立案から実行までしてくれる時もあります。
その他には出逢いに恵まれることも多分にあり、勉強会の講師を申し出てくれることもあります。
コミュニティへの参加から勉強会への参加も無料となっているので、web3に興味を持っている一般ユーザーから事業者様まで幅広く参加できる内容となっています。
」
タ「Tsumugiは『学び』というキーワードで幅広い属性の人々が集まれるコミュニティなのですね。
最後に、Tsumugiの将来的なビジョンについて教えてください。
」
ジ「色々とやっていきたいことがある中でまずは家のような空気感を持ったコミュニティを作り上げたいと思っています。
その上で、ほんの一例ですが、企業間、企業とコミュニティメンバー、日本と海外などを繋ぐweb3領域での架け橋になりたいと思っています。
また活動内容自体については、時間が経つにつれて市場環境やTsumugiのキャパシティとケイパビリティも変わってくるのでフレキシブルにやっていきたいと思います。
」
フィスコでは、情報を積極的に発信する個人の方と連携し、より多様な情報を投資家の皆様に向けて発信することに努めております。
主に英語で発信されるweb3分野の一次情報はまだ十分に日本語化されているとは言えません。
こうした中で、常に最先端の情報に触れ、情報発信するインフルエンサーたちはどのような経歴を持ち、どのような事を考え、行動しているのでしょうか?今回はチャンネル登録者9.4万人を誇るクリプト分野最大級のYoutubeチャンネルを運営し、2023年9月に「誰でも学べるコミュニティー」Tsumugiを共同創設者として立ち上げたJoe Takayama氏(X@TakayamaJoe / 以下、ジ)にお話を伺いました。
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※2023年10月10日に執筆
タ「まずはじめに、Joeさんの元々のお仕事やweb3に関わったきっかけなど、簡単に自己紹介お願いします。
」
ジ「東京生まれ東京育ち。
高校までは日本で教育を受け、大学からアメリカのカリフォルニア州ロサンゼルスの大学へ。
卒業後はモルガン・スタンレーのヘッジファンド部門にて日本担当トレーダーとしてキャリアを開始しました。
その後は不動産ファンドや投資銀行に勤務し、現在はクリプトのYouTubeやポッドキャストの運営、クリプトプロジェクトへのエンジェル投資、web3コミュニティTsumugiの共同創設者として活動しています。
2016年ごろに友人から『金融の世界を大きく変える可能性があるイーサリアムという仮想通貨がある』と教えてもらったのがweb3に関わったきっかけです。
その後実際に買ったのは2017年でした。
当時ドイツで働いていた時に友人が仮想通貨の話をしていて、XRPを買うも直後にバブルが崩壊しました。
今のように本格的にクリプトに関わり始めたのは2021年に仮想通貨のYouTubeを始めたのがきっかけでした。
その頃は市況も良かったことから色々な依頼がきていました。
宣伝することには興味はなかったのですが、投資の話を持ちかけられたことがエンジェル投資を始めるきっかけとなりました。
」
タ「既存の金融業界の中でも、その中心でキャリアを積んでこられたのですね。
2021年に開始されたというJoeさんのYoutube『仮想通貨チャンネル』は現在9.4万人の登録者を誇り、これは日本最大級の規模ですね。
ここまでユーザーから支持された理由についてどうお考えでしょうか?」
ジ「正直支持されていると思ったことはありません。
というよりもいつもどうすればもっと動画を改善できるのか、良い情報を伝えられるかを考えていたこともあり、目の前のことに必死というのが実情です。
ただ毎日継続して動画を出していることで視聴者の皆さんの日々の習慣に組み入れていただいているとコメントをいただくことも多く、そう言った点を喜んでもらえていたら嬉しいと思っています。
」
タ「支持されていると思ったことは無いと謙虚に話しておられますが、視聴者目線で良いコンテンツを追究されていることが支持されている理由なのではないかと私は感じました。
Joeさんは現在ドバイに住まれており、世界中のweb3コミュニティとの関わりをお持ちかと思います。
海外在住の日本人という立場から見て、日本のweb3業界をどう評価されていますか?」
ジ「評価できるような立場ではないですが、日本に期待を寄せている人々は驚くほど多く、web3の領域で多くの可能性を秘めていると思っています。
海外と比較すると起業家の人数が少ないという印象があり、将来的にハッカーハウスを運営するなど起業家のサポートをしたいと思っています。
また、日本市場が成長するには投資家の質も上がっていかないといけないと感じているので、自身も知識と経験をつけて投資家としても貢献したいし、web3の認知を上げていくために発信の活動も継続してやっていきたいです。
また、日本の文化とWeb3の文化がマッチするのかと考えたことが以前もありましたが、日本はネット環境も整備されていたり、文化的・経済的にも豊かな国なので、多くの側面でweb3の関わっていける土壌があると感じています。
一方で、海外との繋がりがまだ強いとは言えないと思うので、その点は課題の一つかもしれませんが、僕が貢献できる点でもあると思うので、貢献できるように頑張りたいと思っています。
」
タ「海外経験の豊富なJoeさんは日本のweb3業界にとっては強力な支援者になりそうですね。
さて、ここからはTsumugiについてお聞きしたいと思います。
まずはコミュニティの概要について教えていただけますか?」
ジ「Tsumugiはまだできたばかりのweb3コミュニティで、web3に興味を持ってくれている方々へのDiscordやX Spaceで勉強会などを通じた学習コンテンツの提供、コミュニティ構築・運営、プロジェクト運営のコンサルティングなどを行っています。
まだ若いチームなのである程度のフレキシビリティを持って活動していきたいと思っています。
」
タ「Discordでの定期的な勉強会のテーマには、最新トレンドのfriend.techからスマートコントラクト開発言語のSolidityまで幅広いですね。
テーマの選び方や視聴者のニーズに対してどう考えておられますか?」
ジ「テーマは運営メンバーが決めることもありますが、コミュニティからのリクエストや、コミュニティの有志メンバーが企画・立案から実行までしてくれる時もあります。
その他には出逢いに恵まれることも多分にあり、勉強会の講師を申し出てくれることもあります。
コミュニティへの参加から勉強会への参加も無料となっているので、web3に興味を持っている一般ユーザーから事業者様まで幅広く参加できる内容となっています。
」
タ「Tsumugiは『学び』というキーワードで幅広い属性の人々が集まれるコミュニティなのですね。
最後に、Tsumugiの将来的なビジョンについて教えてください。
」
ジ「色々とやっていきたいことがある中でまずは家のような空気感を持ったコミュニティを作り上げたいと思っています。
その上で、ほんの一例ですが、企業間、企業とコミュニティメンバー、日本と海外などを繋ぐweb3領域での架け橋になりたいと思っています。
また活動内容自体については、時間が経つにつれて市場環境やTsumugiのキャパシティとケイパビリティも変わってくるのでフレキシブルにやっていきたいと思います。
」