*15:53JST 突っ込み警戒感から押し目を拾う動き【クロージング】
24日の日経平均は4営業日ぶりに反発。
62.80円高の31062.35円(出来高概算14億8000万株)で取引を終えた。
前日に節目の31000円を割り込んだこともあり、自律反発を狙った買いが先行した。
しかし、中東情勢緊迫化に関するニュースが相次いだことから、地政学リスクが再燃し先物主導で軟化し、前場終盤にかけて30551.67円まで下押しした。
ただ、突っ込み警戒感から押し目を拾う動きもみられ、31000円を挟んだ保ち合いを継続し、大引けにかけてはプラスに転じた。
東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1100に迫り、全体の6割超を占めた。
セクター別では、精密機器、空運、鉄鋼、陸運など20業種が上昇。
一方、海運、銀行、医薬品、電気ガスなど12業種が下落し、パルプ紙が変わらずだった。
指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ (TYO:9983)、ソフトバンクG (TYO:9984)、テルモ (TYO:4543)、HOYA (TYO:7741)が堅調だった半面、ニデック (TYO:6594)、中外薬 (TYO:4519)、第一三共 (TYO:4568)、リクルートHD (TYO:6098)が軟調だった。
前日までの3営業日で1000円超の下落となったことから、自律反発を狙った買いが先行して始まり、日経平均は朝方に一時200円超の上昇を演じた。
ただ、前日に中間決算を発表したニデックが失望売りに一時10%超急落したことが投資家心理を悪化させたほか、中東の紛争激化への懸念が再び台頭。
ヘッジファンドなど短期筋による先物売りが断続的に出て、日経平均は前場終盤にかけて下げ幅を広げ、一時450円安に迫る勢いを見せた。
後場に入ると、押し目を拾う動きが次第に強まった。
中東情勢は一段と緊張感が高まっているほか、米長期金利も高水準での推移が続きそうで、米経済の大幅減速が警戒されているだけに、積極的な売買は手控えられる。
また、国内企業の中間決算発表が始まったが、業績期待は高いものの、注目分野での収益悪化が鮮明となったニデックのケースもあるだけに、決算内容を実際に確認するまでは動けないとの声もあり、目先は内憂外患の状態が続きそうで、相場の不安定さが一段と強まることも想定される。
62.80円高の31062.35円(出来高概算14億8000万株)で取引を終えた。
前日に節目の31000円を割り込んだこともあり、自律反発を狙った買いが先行した。
しかし、中東情勢緊迫化に関するニュースが相次いだことから、地政学リスクが再燃し先物主導で軟化し、前場終盤にかけて30551.67円まで下押しした。
ただ、突っ込み警戒感から押し目を拾う動きもみられ、31000円を挟んだ保ち合いを継続し、大引けにかけてはプラスに転じた。
東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1100に迫り、全体の6割超を占めた。
セクター別では、精密機器、空運、鉄鋼、陸運など20業種が上昇。
一方、海運、銀行、医薬品、電気ガスなど12業種が下落し、パルプ紙が変わらずだった。
指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ (TYO:9983)、ソフトバンクG (TYO:9984)、テルモ (TYO:4543)、HOYA (TYO:7741)が堅調だった半面、ニデック (TYO:6594)、中外薬 (TYO:4519)、第一三共 (TYO:4568)、リクルートHD (TYO:6098)が軟調だった。
前日までの3営業日で1000円超の下落となったことから、自律反発を狙った買いが先行して始まり、日経平均は朝方に一時200円超の上昇を演じた。
ただ、前日に中間決算を発表したニデックが失望売りに一時10%超急落したことが投資家心理を悪化させたほか、中東の紛争激化への懸念が再び台頭。
ヘッジファンドなど短期筋による先物売りが断続的に出て、日経平均は前場終盤にかけて下げ幅を広げ、一時450円安に迫る勢いを見せた。
後場に入ると、押し目を拾う動きが次第に強まった。
中東情勢は一段と緊張感が高まっているほか、米長期金利も高水準での推移が続きそうで、米経済の大幅減速が警戒されているだけに、積極的な売買は手控えられる。
また、国内企業の中間決算発表が始まったが、業績期待は高いものの、注目分野での収益悪化が鮮明となったニデックのケースもあるだけに、決算内容を実際に確認するまでは動けないとの声もあり、目先は内憂外患の状態が続きそうで、相場の不安定さが一段と強まることも想定される。