*15:59JST トヨタの上方修正が支援材料につながる【クロージング】
1日の日経平均は大幅続伸。
742.80円高の31601.65円(出来高概算19億4000万株)で取引を終えた。
前日の米国市場で主要株価指数が上昇した流れが波及し、幅広く買われた。
また、前日の日銀金融政策決定会合が波乱なく通過し、植田総裁の会見でも「粘り強く緩和を継続する」と語ったほか、為替介入額がなかったことで円安が進んだことも投資家心理の改善につながった。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が判明するため、見極めたいとの見方も多かったものの、トヨタ (TYO:7203)の上方修正が支援材料につながり、日経平均は高値引けとなった。
東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1300を超え、全体の8割近くを占めた。
セクター別では、空運を除く32業種が上昇。
輸送用機器、証券商品先物、海運、精密機器、倉庫運輸の上昇が目立っていた。
指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ (TYO:9983)、東エレク (TYO:8035)、レーザーテック (TYO:6920)、ファナック (TYO:6954)、信越化 (TYO:4063)が堅調だった半面、アドバンテス (TYO:6857)、日ハム (TYO:2282)、JAL (TYO:9201)が軟化した。
前日の米国市場は、FOMCを控える中で金利据え置きとの見方から、足もとの調整で積み上がっていた売り方の買い戻す動きとなった。
また円相場が1ドル=151円台へと円安が進んでいることもあり、前日の日銀会合後のリバウンド基調が継続した。
決算発表が本格化するなか、前日に好決算を発表したファナック、村田製 (TYO:6981)、スクリン (TYO:7735)、レーザーテック、三菱電 (TYO:6503)などが買われた。
また、本日午後に決算を発表したトヨタは、2024年3月期通期業績予想を上方修正し、自社株買いを発表した。
日経平均は25日線水準を上回ってきたため、今後は75日線水準を目指す動きになってくる。
FOMCは金利据え置きが見込まれており、今後の金融政策運営について、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がどのような発言をするのか確認したいところだ。
FOMCも波乱なく通過すれば、投資家の関心は本格化する企業決算に移っていき、今下期業績回復を織り込みに行く動きが意識されてきそうだ。
742.80円高の31601.65円(出来高概算19億4000万株)で取引を終えた。
前日の米国市場で主要株価指数が上昇した流れが波及し、幅広く買われた。
また、前日の日銀金融政策決定会合が波乱なく通過し、植田総裁の会見でも「粘り強く緩和を継続する」と語ったほか、為替介入額がなかったことで円安が進んだことも投資家心理の改善につながった。
米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果が判明するため、見極めたいとの見方も多かったものの、トヨタ (TYO:7203)の上方修正が支援材料につながり、日経平均は高値引けとなった。
東証プライムの騰落銘柄は、値上がり銘柄が1300を超え、全体の8割近くを占めた。
セクター別では、空運を除く32業種が上昇。
輸送用機器、証券商品先物、海運、精密機器、倉庫運輸の上昇が目立っていた。
指数インパクトの大きいところでは、ファーストリテ (TYO:9983)、東エレク (TYO:8035)、レーザーテック (TYO:6920)、ファナック (TYO:6954)、信越化 (TYO:4063)が堅調だった半面、アドバンテス (TYO:6857)、日ハム (TYO:2282)、JAL (TYO:9201)が軟化した。
前日の米国市場は、FOMCを控える中で金利据え置きとの見方から、足もとの調整で積み上がっていた売り方の買い戻す動きとなった。
また円相場が1ドル=151円台へと円安が進んでいることもあり、前日の日銀会合後のリバウンド基調が継続した。
決算発表が本格化するなか、前日に好決算を発表したファナック、村田製 (TYO:6981)、スクリン (TYO:7735)、レーザーテック、三菱電 (TYO:6503)などが買われた。
また、本日午後に決算を発表したトヨタは、2024年3月期通期業績予想を上方修正し、自社株買いを発表した。
日経平均は25日線水準を上回ってきたため、今後は75日線水準を目指す動きになってくる。
FOMCは金利据え置きが見込まれており、今後の金融政策運営について、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長がどのような発言をするのか確認したいところだ。
FOMCも波乱なく通過すれば、投資家の関心は本格化する企業決算に移っていき、今下期業績回復を織り込みに行く動きが意識されてきそうだ。