■NY株式:ダウは619ドル高、NY連銀総裁発言を好感
NYダウ ナスダック
終値 :16285.51 終値 :4697.54
前日比:+619.07 前日比:+191.05
始値 :15676.26 始値 :4633.51
高値 :16303.75 高値 :4703.97
安値 :15676.26 安値 :4530.04
26日の米国株式相場は上昇。
ダウ平均は619.07ドル高の16285.51、ナスダックは191.05ポイント高の4697.54で取引を終了した。
中国人民銀行が追加緩和に続き、1400億元の短期流動性オペを実施したほか、7月耐久財受注が予想を大幅に上振れたことで、買いが先行。
その後は売り買いが交錯し上げ幅を縮小したものの、ダドリーNY連銀総裁が9月利上げに消極的な発言をしたことをきっかけに、引けにかけて大きく上昇する展開となった。
セクター別では全面高となり、ソフトウェア・サービスや半導体・半導体製造装置の上昇が目立った。
アパレルのアバクロンビー&フィッチ(ANF)は決算内容が好感され上昇。
種子メーカーのモンサント(MON)は同業シンジェンタに対する買収提案を撤回し、堅調推移。
スポーツ用品のナイキ(NKE)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、買われた。
一方で、石油サービスのシュルンベルジェ(SLB)は、石油・ガス業界向け設備を手掛けるキャメロン・インターナショナル(CAM)を約127億ドルで買収する事が報じられ、下落した。
明日から29日まで開催される年次経済シンポジウムでは、一連の世界同時株安について協議が行われる見通しだ。
29日にはフィッシャーFRB副議長がインフレ動向について講演を行う予定だが、同氏の発言から利上げのタイミングの示唆が得られるか注目したい。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は119円95銭、米国経済への自信が再燃、ドル続伸 26日のニューヨーク外為市場で ドル・円は、118円92銭まで下落後、120円03銭まで上昇し119円95銭で引けた。
ダドリーNY連銀総裁のハト派発言「数週間前に比べ9月の利上げの切実さは減った」、「国際的な事象はリスクを高め、利上げのタイミングに影響を与える」を受けて、9月の利上げ観測が一段と後退し、ドル売りが優勢となった。
その後、予想外のプラスに改善した米国の7月耐久財受注や米国株高を受けた債券利回り上昇で、ドル買いが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.1438ドルから1.1290ドルまで下落して1.1314ドルで引けた。
プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事が量的緩和(QE)拡大の可能性を示唆したため、ユーロ売りが加速した。
ユーロ・円は、ユーロ圏の金利先安感が再燃し136円54銭から135円46銭へ下落した。
ポンド・ドルは、1.5593ドルから1.5453ドルまで下落。
ドル・スイスは、0.9438フランから0.9552フランまで上昇した。
■NY原油:反落で38.60ドル、米ガソリン在庫などの増加受けて売り優勢に NY原油は反落(NYMEX原油10月限終値:38.60↓0.71)。
39.67ドルから38.52ドルまで下落した。
この日発表された米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)で、国内全体の原油在庫が予想外かつ大幅な減少だったことから、いったん原油の買いになったとみられる。
しかし、ガソリン在庫が減少予想に反して増加し、留出油在庫も予想以上の増加だったことが注目され、すぐに売りに転換した。
製油所稼働率も低下した(需要減少要因)。
また、26日の上海総合指数が続落し、中国の需要に対する懸念が改めて浮上した可能性も。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 16.04ドル +0.780ドル(+5.11%) モルガン・スタンレー(MS) 33.30ドル +1.540ドル(+4.85%) ゴールドマン・サックス(GS)184.40ドル +6.180ドル(+3.47%) インテル(INTC) 27.30ドル +1.430ドル(+5.53%) アップル(AAPL) 109.69ドル +5.950ドル(+5.74%) グーグル(GOOG) 628.62ドル +46.56ドル(+8.00%) フェイスブック(FB) 87.19ドル +4.190ドル(+5.05%) キャタピラー(CAT) 73.87ドル +1.810ドル(+2.51%) アルコア(AA) 8.26ドル +0.145ドル(+1.79%) ウォルマート(WMT) 64.83ドル +1.730ドル(+2.74%) スプリント(S) 4.79ドル +0.190ドル(+4.13%)
ダウ平均は619.07ドル高の16285.51、ナスダックは191.05ポイント高の4697.54で取引を終了した。
中国人民銀行が追加緩和に続き、1400億元の短期流動性オペを実施したほか、7月耐久財受注が予想を大幅に上振れたことで、買いが先行。
その後は売り買いが交錯し上げ幅を縮小したものの、ダドリーNY連銀総裁が9月利上げに消極的な発言をしたことをきっかけに、引けにかけて大きく上昇する展開となった。
セクター別では全面高となり、ソフトウェア・サービスや半導体・半導体製造装置の上昇が目立った。
アパレルのアバクロンビー&フィッチ(ANF)は決算内容が好感され上昇。
種子メーカーのモンサント(MON)は同業シンジェンタに対する買収提案を撤回し、堅調推移。
スポーツ用品のナイキ(NKE)は一部アナリストによる投資判断引き上げを受け、買われた。
一方で、石油サービスのシュルンベルジェ(SLB)は、石油・ガス業界向け設備を手掛けるキャメロン・インターナショナル(CAM)を約127億ドルで買収する事が報じられ、下落した。
明日から29日まで開催される年次経済シンポジウムでは、一連の世界同時株安について協議が行われる見通しだ。
29日にはフィッシャーFRB副議長がインフレ動向について講演を行う予定だが、同氏の発言から利上げのタイミングの示唆が得られるか注目したい。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は119円95銭、米国経済への自信が再燃、ドル続伸 26日のニューヨーク外為市場で ドル・円は、118円92銭まで下落後、120円03銭まで上昇し119円95銭で引けた。
ダドリーNY連銀総裁のハト派発言「数週間前に比べ9月の利上げの切実さは減った」、「国際的な事象はリスクを高め、利上げのタイミングに影響を与える」を受けて、9月の利上げ観測が一段と後退し、ドル売りが優勢となった。
その後、予想外のプラスに改善した米国の7月耐久財受注や米国株高を受けた債券利回り上昇で、ドル買いが再燃した。
ユーロ・ドルは、1.1438ドルから1.1290ドルまで下落して1.1314ドルで引けた。
プラート欧州中央銀行(ECB)専務理事が量的緩和(QE)拡大の可能性を示唆したため、ユーロ売りが加速した。
ユーロ・円は、ユーロ圏の金利先安感が再燃し136円54銭から135円46銭へ下落した。
ポンド・ドルは、1.5593ドルから1.5453ドルまで下落。
ドル・スイスは、0.9438フランから0.9552フランまで上昇した。
■NY原油:反落で38.60ドル、米ガソリン在庫などの増加受けて売り優勢に NY原油は反落(NYMEX原油10月限終値:38.60↓0.71)。
39.67ドルから38.52ドルまで下落した。
この日発表された米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)で、国内全体の原油在庫が予想外かつ大幅な減少だったことから、いったん原油の買いになったとみられる。
しかし、ガソリン在庫が減少予想に反して増加し、留出油在庫も予想以上の増加だったことが注目され、すぐに売りに転換した。
製油所稼働率も低下した(需要減少要因)。
また、26日の上海総合指数が続落し、中国の需要に対する懸念が改めて浮上した可能性も。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 16.04ドル +0.780ドル(+5.11%) モルガン・スタンレー(MS) 33.30ドル +1.540ドル(+4.85%) ゴールドマン・サックス(GS)184.40ドル +6.180ドル(+3.47%) インテル(INTC) 27.30ドル +1.430ドル(+5.53%) アップル(AAPL) 109.69ドル +5.950ドル(+5.74%) グーグル(GOOG) 628.62ドル +46.56ドル(+8.00%) フェイスブック(FB) 87.19ドル +4.190ドル(+5.05%) キャタピラー(CAT) 73.87ドル +1.810ドル(+2.51%) アルコア(AA) 8.26ドル +0.145ドル(+1.79%) ウォルマート(WMT) 64.83ドル +1.730ドル(+2.74%) スプリント(S) 4.79ドル +0.190ドル(+4.13%)