*08:18JST 7日の米国市場ダイジェスト:NYダウは62ドル高、ハイテクがけん引
■NY株式:NYダウは62ドル高、ハイテクがけん引
米国株式市場は反発。
ダウ平均は62.95ドル高の36,117.38ドル、ナスダックは193.28ポイント高の14,340.00で取引を終了した。
連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了期待に買いが続き、寄り付き後、上昇。
特に、AI(人工知能)技術への期待再燃で半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)などを中心にハイテクが強く、相場全体の上昇を後押しした。
終盤にかけ上げ幅を拡大し終了。
セクター別ではメディア・娯楽、半導体・同製造装置が上昇した一方で、エネルギーが下落した。
検索のグーグルを運営するアルファベット(GOOG)はチャット型AIの基盤となる言語モデル「ジェミニ」を公開し、上昇。
半導体メーカーのアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)はイベントで競合エヌビディア(NVDA)に対抗するためAI向けのアクセラレーター新製品を発表し、買われた。
また、格安航空会社のジェットブルー(JBLU)は予想外に年末の強い予約状況を受け通期業績見通しを上方修正し、上昇。
ドラッグストア小売店運営のウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)は新型コロナやインフルエンザの検査や治療の選択肢を国内で拡大する計画を発表し、上昇した。
宅配ピザのドミノピザ(DPZ)は投資家説明会で業績目標を上方修正し、上昇。
一方、AIアプリケーション開発に特化したソフトウエア会社、C3.ai(AI)は決算の内容が冴えず、下落した。
ヨガアパレルのルルレモン(LULU)は取引終了後に第3四半期決算を発表。
第4四半期の見通しが弱く、時間外取引で売られている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:円急伸、一時141円71銭 日銀の早期政策変更の思惑強まる
7日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円32銭から141円71銭まで下落したが、144円13銭で引けた。
日銀の総裁、副総裁の発言を受けマイナス金利解除の基盤づくりとの見方が急速に広がり、最速で次回12月金融政策会合での政策変更の思惑が強まり円買いが加速。
重要な節目を巡るテクニカルな動きやストップロスを巻き込み乱高下した。
ユーロ・ドルは1.0762ドルから1.0818ドルまで上昇し、1.0793ドルで引けた。
ユーロ・円は156円42銭から153円23銭まで下落。
日欧金利差縮小観測に円買い、ユーロ売りが強まった。
ポンド・ドルは1.2546ドルから1.2612ドルまで上昇。
ドル・スイスは0.8782フランから0.8729フランまで下落した。
■NY原油:下げ渋りで69.34ドル、ポジション調整に絡んだ買いが入る
NY原油先物1月限は下げ渋り(NYMEX原油1月限終値:69.34 ↓0.04)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比-0.04ドルの69.34ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは68.80ドル-70.48ドル。
米国市場の前半にかけてポジション調整的な買いが観測されており、一時70.48ドルまで戻したが、需要増加の思惑は後退しており、68.80ドルまで反落。
通常取引終了後の時間外取引では主に69ドル台で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 30.66ドル +0.13ドル(+0.42%)
モルガン・スタンレー(MS) 80.35ドル +0.94ドル(+1.18%)
ゴールドマン・サックス(GS)344.62ドル +2.65ドル(+0.77%)
インテル(INTC) 42.15ドル +0.88ドル(+2.13%)
アップル(AAPL) 194.27ドル +1.95ドル(+1.01%)
アルファベット(GOOG) 138.45ドル +7.02ドル(+5.34%)
メタ(META) 326.59ドル +9.14ドル(+2.87%)
キャタピラー(CAT) 257.41ドル +1.44ドル(+0.56%)
アルコア(AA) 24.94ドル -0.18ドル(-0.71%)
ウォルマート(WMT) 152.46ドル -1.58ドル(-1.02%)
米国株式市場は反発。
ダウ平均は62.95ドル高の36,117.38ドル、ナスダックは193.28ポイント高の14,340.00で取引を終了した。
連邦準備制度理事会(FRB)の利上げ終了期待に買いが続き、寄り付き後、上昇。
特に、AI(人工知能)技術への期待再燃で半導体のアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)などを中心にハイテクが強く、相場全体の上昇を後押しした。
終盤にかけ上げ幅を拡大し終了。
セクター別ではメディア・娯楽、半導体・同製造装置が上昇した一方で、エネルギーが下落した。
検索のグーグルを運営するアルファベット(GOOG)はチャット型AIの基盤となる言語モデル「ジェミニ」を公開し、上昇。
半導体メーカーのアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)はイベントで競合エヌビディア(NVDA)に対抗するためAI向けのアクセラレーター新製品を発表し、買われた。
また、格安航空会社のジェットブルー(JBLU)は予想外に年末の強い予約状況を受け通期業績見通しを上方修正し、上昇。
ドラッグストア小売店運営のウォルグリーン・ブーツ・アライアンス(WBA)は新型コロナやインフルエンザの検査や治療の選択肢を国内で拡大する計画を発表し、上昇した。
宅配ピザのドミノピザ(DPZ)は投資家説明会で業績目標を上方修正し、上昇。
一方、AIアプリケーション開発に特化したソフトウエア会社、C3.ai(AI)は決算の内容が冴えず、下落した。
ヨガアパレルのルルレモン(LULU)は取引終了後に第3四半期決算を発表。
第4四半期の見通しが弱く、時間外取引で売られている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:円急伸、一時141円71銭 日銀の早期政策変更の思惑強まる
7日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円32銭から141円71銭まで下落したが、144円13銭で引けた。
日銀の総裁、副総裁の発言を受けマイナス金利解除の基盤づくりとの見方が急速に広がり、最速で次回12月金融政策会合での政策変更の思惑が強まり円買いが加速。
重要な節目を巡るテクニカルな動きやストップロスを巻き込み乱高下した。
ユーロ・ドルは1.0762ドルから1.0818ドルまで上昇し、1.0793ドルで引けた。
ユーロ・円は156円42銭から153円23銭まで下落。
日欧金利差縮小観測に円買い、ユーロ売りが強まった。
ポンド・ドルは1.2546ドルから1.2612ドルまで上昇。
ドル・スイスは0.8782フランから0.8729フランまで下落した。
■NY原油:下げ渋りで69.34ドル、ポジション調整に絡んだ買いが入る
NY原油先物1月限は下げ渋り(NYMEX原油1月限終値:69.34 ↓0.04)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物1月限は、前営業日比-0.04ドルの69.34ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは68.80ドル-70.48ドル。
米国市場の前半にかけてポジション調整的な買いが観測されており、一時70.48ドルまで戻したが、需要増加の思惑は後退しており、68.80ドルまで反落。
通常取引終了後の時間外取引では主に69ドル台で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 30.66ドル +0.13ドル(+0.42%)
モルガン・スタンレー(MS) 80.35ドル +0.94ドル(+1.18%)
ゴールドマン・サックス(GS)344.62ドル +2.65ドル(+0.77%)
インテル(INTC) 42.15ドル +0.88ドル(+2.13%)
アップル(AAPL) 194.27ドル +1.95ドル(+1.01%)
アルファベット(GOOG) 138.45ドル +7.02ドル(+5.34%)
メタ(META) 326.59ドル +9.14ドル(+2.87%)
キャタピラー(CAT) 257.41ドル +1.44ドル(+0.56%)
アルコア(AA) 24.94ドル -0.18ドル(-0.71%)
ウォルマート(WMT) 152.46ドル -1.58ドル(-1.02%)