*07:54JST 18日の米国市場ダイジェスト:NYダウは1ドル高、ハイテクが支える
■NY株式:NYダウは1ドル高、ハイテクが支える
米国株式市場は続伸。
ダウ平均は0.86ドル高の37,306.02ドル、ナスダックは90.89ポイント高の14,904.81で取引を終了した。
12月住宅市場指数の改善でソフトランディング観測が強まり、寄り付き後、上昇。
エネルギーセクターや会員制倉庫型卸売・小売会社のコストコホールセール(COST)の上昇も相場を押し上げた。
一部連邦準備制度理事会(FRB)関係者が市場の早期利下げ観測に懐疑的見方を表明したものの、金利先安感が根強くハイテクが相場を支えたほか、年末にかけたサンタクロースラリーを期待した買いに、終日堅調に推移。
終盤にかけダウは失速も連日で過去最高値を更新、相場はプラス圏を維持し終了した。
セクター別ではメディア・娯楽、小売が上昇した一方で、自動車・自動車部品が下落。
鉄鋼会社のUSスチール(X)は、日本製鉄が同社を1株55ドルで買収すると発表し、大幅高。
写真・動画共有アプリのスナップ(SNAP)や動画配信のネットフリックス(NFLX)はアナリストの投資判断引き上げで上昇した。
独立系石油・天然ガス会社のダイヤモンドバック・エナジー(FANG)や油田製品・サービス会社のベーカー・ヒューズ(BKR)は中東地政学的リスク上昇を背景とした原油高に連れ、上昇。
一方、携帯端末のアップル(AAPL)は特許紛争を理由にスマートウォッチ最新モデル「シリーズ9」と「ウルトラ2」の国内販売を停止すると発表、年末商戦での売り上げにも影響を与えるとの懸念に売られた。
血中酸素センサー搭載機を巡りアップルが法廷闘争中の医療メーカー、マシモ(MASI)は上昇した。
ソフトウエアメーカーのアドビ(ADBE)はフィグマと合併計画打ち切りで相互に合意したことが好感され、上昇。
ザ・ノース・フェイスやティンバーランドといった衣料ブランドを運営するVF(VFC)はサイバー攻撃を受け年末商戦での売り上げに影響を与える可能性を警告し、下落。
シカゴ連銀のグールズビー総裁はCNBCとのインタビューで、先週開催された連邦公開市場委員会(FOMC)後の市場の反応に困惑しており、インフレに著しい改善が見られるが、目標には程遠いとの見解を示した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:日米買収報道、原油高・米金利上昇などでドル買い・円売り
18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、142円68銭から143円16銭まで上昇し、142円82銭で引けた。
日本製鉄の米製鉄会社買収の発表をきっかけにしたドル買い・円売りが続いた。
また、フーシ派の攻撃警戒でタンカー大手などが紅海通航見合わせを発表し、原油高・米金利上昇となり、米地区連銀総裁たちからは市場の早期利下げ観測に先走りとの指摘もみられ、ドル買い・円売りは加速した。
ユーロ・ドルは1.0931ドルへ上昇後、1.0911ドルまで下落し、1.0922ドルで引けた。
ユーロ・円は155円85銭から156円31銭まで上昇した。
ポンド・ドルは1.2673ドルへ上昇後、1.2629ドルまで下落。
ドル・スイスフランは0.8667フランから0.8692フランで上下した。
■NY原油:反発で72.82ドル、一時74.61ドルまで上げ幅拡大
NY原油先物2月限は反発(NYMEX原油2月限終値:72.82 ↑1.04)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、前営業日比+1.04ドルの72.82で通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは70.99ドル-74.61ドル。
ロンドン市場で70.99ドルまで売られた後、米国市場の中盤にかけて74.61ドルまで大幅高となった。
供給不安が生じたことで買いが広がった。
買い一巡後は73ドルを下回り、通常取引終了後の時間外取引では主に73ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 33.43ドル -0.17ドル(-0.50%)
モルガン・スタンレー(MS) 90.76ドル -0.82ドル(-0.89%)
ゴールドマン・サックス(GS)376.40ドル -4.11ドル(-1.08%)
インテル(INTC) 45.69ドル -0.47ドル(-1.01%)
アップル(AAPL) 195.89ドル -1.68ドル(-0.85%)
アルファベット(GOOG) 137.19ドル +3.35ドル(+2.50%)
メタ(META) 344.62ドル +9.70ドル(+2.89%)
キャタピラー(CAT) 285.71ドル -0.03ドル(-0.01%)
アルコア(AA) 30.52ドル -0.58ドル(-1.86%)
ウォルマート(WMT) 154.97ドル +2.23ドル(+1.45%)
米国株式市場は続伸。
ダウ平均は0.86ドル高の37,306.02ドル、ナスダックは90.89ポイント高の14,904.81で取引を終了した。
12月住宅市場指数の改善でソフトランディング観測が強まり、寄り付き後、上昇。
エネルギーセクターや会員制倉庫型卸売・小売会社のコストコホールセール(COST)の上昇も相場を押し上げた。
一部連邦準備制度理事会(FRB)関係者が市場の早期利下げ観測に懐疑的見方を表明したものの、金利先安感が根強くハイテクが相場を支えたほか、年末にかけたサンタクロースラリーを期待した買いに、終日堅調に推移。
終盤にかけダウは失速も連日で過去最高値を更新、相場はプラス圏を維持し終了した。
セクター別ではメディア・娯楽、小売が上昇した一方で、自動車・自動車部品が下落。
鉄鋼会社のUSスチール(X)は、日本製鉄が同社を1株55ドルで買収すると発表し、大幅高。
写真・動画共有アプリのスナップ(SNAP)や動画配信のネットフリックス(NFLX)はアナリストの投資判断引き上げで上昇した。
独立系石油・天然ガス会社のダイヤモンドバック・エナジー(FANG)や油田製品・サービス会社のベーカー・ヒューズ(BKR)は中東地政学的リスク上昇を背景とした原油高に連れ、上昇。
一方、携帯端末のアップル(AAPL)は特許紛争を理由にスマートウォッチ最新モデル「シリーズ9」と「ウルトラ2」の国内販売を停止すると発表、年末商戦での売り上げにも影響を与えるとの懸念に売られた。
血中酸素センサー搭載機を巡りアップルが法廷闘争中の医療メーカー、マシモ(MASI)は上昇した。
ソフトウエアメーカーのアドビ(ADBE)はフィグマと合併計画打ち切りで相互に合意したことが好感され、上昇。
ザ・ノース・フェイスやティンバーランドといった衣料ブランドを運営するVF(VFC)はサイバー攻撃を受け年末商戦での売り上げに影響を与える可能性を警告し、下落。
シカゴ連銀のグールズビー総裁はCNBCとのインタビューで、先週開催された連邦公開市場委員会(FOMC)後の市場の反応に困惑しており、インフレに著しい改善が見られるが、目標には程遠いとの見解を示した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:日米買収報道、原油高・米金利上昇などでドル買い・円売り
18日のニューヨーク外為市場でドル・円は、142円68銭から143円16銭まで上昇し、142円82銭で引けた。
日本製鉄の米製鉄会社買収の発表をきっかけにしたドル買い・円売りが続いた。
また、フーシ派の攻撃警戒でタンカー大手などが紅海通航見合わせを発表し、原油高・米金利上昇となり、米地区連銀総裁たちからは市場の早期利下げ観測に先走りとの指摘もみられ、ドル買い・円売りは加速した。
ユーロ・ドルは1.0931ドルへ上昇後、1.0911ドルまで下落し、1.0922ドルで引けた。
ユーロ・円は155円85銭から156円31銭まで上昇した。
ポンド・ドルは1.2673ドルへ上昇後、1.2629ドルまで下落。
ドル・スイスフランは0.8667フランから0.8692フランで上下した。
■NY原油:反発で72.82ドル、一時74.61ドルまで上げ幅拡大
NY原油先物2月限は反発(NYMEX原油2月限終値:72.82 ↑1.04)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物2月限は、前営業日比+1.04ドルの72.82で通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは70.99ドル-74.61ドル。
ロンドン市場で70.99ドルまで売られた後、米国市場の中盤にかけて74.61ドルまで大幅高となった。
供給不安が生じたことで買いが広がった。
買い一巡後は73ドルを下回り、通常取引終了後の時間外取引では主に73ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 33.43ドル -0.17ドル(-0.50%)
モルガン・スタンレー(MS) 90.76ドル -0.82ドル(-0.89%)
ゴールドマン・サックス(GS)376.40ドル -4.11ドル(-1.08%)
インテル(INTC) 45.69ドル -0.47ドル(-1.01%)
アップル(AAPL) 195.89ドル -1.68ドル(-0.85%)
アルファベット(GOOG) 137.19ドル +3.35ドル(+2.50%)
メタ(META) 344.62ドル +9.70ドル(+2.89%)
キャタピラー(CAT) 285.71ドル -0.03ドル(-0.01%)
アルコア(AA) 30.52ドル -0.58ドル(-1.86%)
ウォルマート(WMT) 154.97ドル +2.23ドル(+1.45%)