🏃 ブラックフライデーセールを早く利用して、最大55%引きでInvestingProを今すぐ!特別セールを請求する

NY外為市場=ドル6週間ぶり高値、日銀決定受け円は下落

発行済 2024-01-24 06:50
更新済 2024-01-24 07:45
© Reuters. ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨バスケットに対し6週間ぶり高値を付けた。2022年6月撮影(2024年 ロイター/Florence Lo/Illustration)
EUR/USD
-
USD/JPY
-
CAD/USD
-

[ニューヨーク 23日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨バスケットに対し6週間ぶり高値を付けた。米経済が安定的に推移する中、米連邦準備理事会(FRB)の早期利下げ観測が後退し、ドル買いを後押ししている。

ドル指数は6週間ぶりの高値となる103.76を付けた後、終盤の取引では0.2%高の103.62。

クラリティFXのディレクター、アモ・サホタ氏は、ドルに買い戻し調整が入り、「年初来回復している」と指摘。ただ、「新たなニュースがない限り、ドル指数が昨年12月中旬に付けた高値の104強近辺を超えることは想定していない」と述べた。

LSEGのデータによると、金融市場が織り込む3月の米利下げ確率は47%と、約2週間前の80%から低下した。また、年内に0.25%ポイントの利下げが5回実施されることが予想されている。約2週間前は6回だった。

ドル/円は0.2%高の148.385円。日銀の金融政策決定会合直後、円は下落。その後、一時上げに転じたものの、再び下落する展開となった。

日銀は決定会合で、金融政策の現状維持を決定。日銀の植田和男総裁は会合後の記者会見で、物価見通し実現の確度は引き続き高まっているとし、金融政策の正常化に前向きな姿勢を示した。

UBSの外為ストラテジスト、ヴァシリ・セレブリアコフ氏は「インフレが目標に向かって順調に進んでいるという考えに対し、日銀の安心感が高まっている様子が示された」とし、「4月の政策正常化への期待は強まった」と述べた。同時に「すでに広く予想されているため、円にとって重要なイベントとなるかは不透明だ」と述べた。

ユーロ/ドルは0.4%安の1.08455ドル。一時、6週間ぶりの安値となる1.0822ドルを付ける場面もあった。

週内に開催される欧州中央銀行(ECB)理事会に注目が集まる。金利据え置きが見込まれているものの、投資家は金利の道筋に関する手掛かりを求め、理事会後に発表される声明やラガルドECB総裁の記者会見を注視している。

カナダドルは米ドルに対し0.1%高の1.3465カナダドル。カナダ銀行(BOC、中央銀行)は24日に金融政策決定会合を開く。

ドル/円 NY終値 148.36/148.39

始値 148.01

高値 148.70

安値 147.88

ユーロ/ドル NY終値 1.0851/1.0855

© Reuters. ニューヨーク外為市場では、ドルが主要通貨バスケットに対し6週間ぶり高値を付けた。2022年6月撮影(2024年 ロイター/Florence Lo/Illustration)

始値 1.0865

高値 1.0875

安値 1.0823

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます