*08:32JST 6日の米国市場ダイジェスト:NYダウは141ドル高、利下げ期待が下支え
■NY株式:NYダウは141ドル高、利下げ期待が下支え
米国株式市場は反発。
ダウ平均は141.24ドル高の38,521.36ドル、ナスダックは11.32ポイント高の15,609.00で取引を終了した。
連邦準備制度理事会(FRB)高官の講演やイベント待ちで、寄り付き後、まちまち。
中国政府による株価対策への期待が相場を支えダウは上昇に転じ堅調に推移も地銀セクターへの懸念が上値を抑制した。
ハイテクは利食いに押され、軟調に推移。
クリーブランド連銀のメスター総裁が連邦公開市場委員会(FOMC)が年後半に利下げを巡りより確信するだろうと発言すると金利低下に連れダウは上げ幅を拡大。
ナスダックもプラス圏を回復し、終了した。
セクタ―別では、自動車・自動車部品が上昇した一方、半導体・同製造装置が下落。
航空機メーカーのボーイング(BA)は国家運輸安全委員会(NTSB)がアラスカ航空の737マックス9型機の事故を巡る調査結果で、機体引き渡し前にドアプラグのボルトが欠損していたことが原因と報告、この機体だけの事故との見方が強まり、買い戻された。
音楽配信のスポティファイ(SPOT)は四半期決算で損失が縮小、メンバー登録数の伸び見通しも市場予想を上回り、買われた。
百貨店のコールズ(KSS)は物言う株主が同社売却を推し進めていると報じられ、上昇。
化学メーカーのデュポン(DD)は四半期決算で、見通しが予想を下回ったが、増配や自社株買い計画が好感され、上昇した。
レンタカー会社のハーツ(HTZ)は第4四半期決算で調整後の1株損失が予想を上回る大幅赤字を計上したが、雇用削減、店舗閉鎖などのコスト削減計画が好感され、上昇。
地銀のニューヨーク・コミュニティー・バンコープ(NYCB)は先に発表した決算に失望した売りが継続したほか、イエレン財務長官が議会証言で商業用不動産セクターの損失に対する懸念を表明したため警戒感が強まり、続落。
取引終了後に四半期決算を発表した写真・動画共有アプリのスナップ(SNAP)やアパレルのVF(VFC)は内容が予想を下回り、時間外取引で、売られている。
一方、メキシコ料理レストラン運営のチポトレ・メキシカン・グリル(CMG)は内容が予想を上回り、買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:年内利下げ観測でドル反落
6日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円64銭から147円83銭まで下落し、147円85銭で引けた。
良好な経済指標を受けた欧州通貨高でドルが軟調に推移。
さらに、クリーブランド連銀のメスター総裁の発言「FOMCは年後半には利下げへの確信が一段と強まるだろう」を受けて、年内の利下げを織り込み、さらに、良好な3年債入札を好感し金利低下に伴うドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは1.0728ドルから1.0757ドルまで上昇し、1.0756ドルで引けた。
ドイツの12月製造業受注が予想外のプラスとなったため早期利下げ観測を受けたユーロ売りが後退。
ユーロ・円は159円60銭から158円97銭まで下落。
ポンド・ドルは1.2555ドルから1.2603ドルまで上昇した。
英1月建設業PMIが予想以上に上昇し昨年8月来で最高となったためポンド買いが優勢となった。
ドル・スイスは0.8741フランまで上昇後、0.8696フランまで下落した。
■NY原油:強含みで73.31ドル、ドル高を警戒した売りは縮小
NY原油先物3月限は強含み(NYMEX原油3月限終値:73.31 ↑0.53)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比+0.53ドル(+0.73%)の73.31ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは72.38ドル-73.82ドル。
ドル高を警戒した売りは縮小し、73.82ドルまで反発。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 33.04ドル +0.05ドル(+0.15%)
モルガン・スタンレー(MS) 86.10ドル +0.21ドル(+0.24%)
ゴールドマン・サックス(GS)384.99ドル +1.97ドル(+0.51%)
インテル(INTC) 42.74ドル -0.03ドル(-0.07%)
アップル(AAPL) 189.30ドル +1.62ドル(+0.86%)
アルファベット(GOOG) 145.41ドル +0.48ドル(+0.33%)
メタ(META) 454.72ドル -4.69ドル(-1.02%)
キャタピラー(CAT) 322.72ドル +1.32ドル(+0.41%)
アルコア(AA) 27.62ドル +0.78ドル(+2.90%)
ウォルマート(WMT) 169.81ドル +1.15ドル(+0.68%)
米国株式市場は反発。
ダウ平均は141.24ドル高の38,521.36ドル、ナスダックは11.32ポイント高の15,609.00で取引を終了した。
連邦準備制度理事会(FRB)高官の講演やイベント待ちで、寄り付き後、まちまち。
中国政府による株価対策への期待が相場を支えダウは上昇に転じ堅調に推移も地銀セクターへの懸念が上値を抑制した。
ハイテクは利食いに押され、軟調に推移。
クリーブランド連銀のメスター総裁が連邦公開市場委員会(FOMC)が年後半に利下げを巡りより確信するだろうと発言すると金利低下に連れダウは上げ幅を拡大。
ナスダックもプラス圏を回復し、終了した。
セクタ―別では、自動車・自動車部品が上昇した一方、半導体・同製造装置が下落。
航空機メーカーのボーイング(BA)は国家運輸安全委員会(NTSB)がアラスカ航空の737マックス9型機の事故を巡る調査結果で、機体引き渡し前にドアプラグのボルトが欠損していたことが原因と報告、この機体だけの事故との見方が強まり、買い戻された。
音楽配信のスポティファイ(SPOT)は四半期決算で損失が縮小、メンバー登録数の伸び見通しも市場予想を上回り、買われた。
百貨店のコールズ(KSS)は物言う株主が同社売却を推し進めていると報じられ、上昇。
化学メーカーのデュポン(DD)は四半期決算で、見通しが予想を下回ったが、増配や自社株買い計画が好感され、上昇した。
レンタカー会社のハーツ(HTZ)は第4四半期決算で調整後の1株損失が予想を上回る大幅赤字を計上したが、雇用削減、店舗閉鎖などのコスト削減計画が好感され、上昇。
地銀のニューヨーク・コミュニティー・バンコープ(NYCB)は先に発表した決算に失望した売りが継続したほか、イエレン財務長官が議会証言で商業用不動産セクターの損失に対する懸念を表明したため警戒感が強まり、続落。
取引終了後に四半期決算を発表した写真・動画共有アプリのスナップ(SNAP)やアパレルのVF(VFC)は内容が予想を下回り、時間外取引で、売られている。
一方、メキシコ料理レストラン運営のチポトレ・メキシカン・グリル(CMG)は内容が予想を上回り、買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:年内利下げ観測でドル反落
6日のニューヨーク外為市場でドル・円は148円64銭から147円83銭まで下落し、147円85銭で引けた。
良好な経済指標を受けた欧州通貨高でドルが軟調に推移。
さらに、クリーブランド連銀のメスター総裁の発言「FOMCは年後半には利下げへの確信が一段と強まるだろう」を受けて、年内の利下げを織り込み、さらに、良好な3年債入札を好感し金利低下に伴うドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは1.0728ドルから1.0757ドルまで上昇し、1.0756ドルで引けた。
ドイツの12月製造業受注が予想外のプラスとなったため早期利下げ観測を受けたユーロ売りが後退。
ユーロ・円は159円60銭から158円97銭まで下落。
ポンド・ドルは1.2555ドルから1.2603ドルまで上昇した。
英1月建設業PMIが予想以上に上昇し昨年8月来で最高となったためポンド買いが優勢となった。
ドル・スイスは0.8741フランまで上昇後、0.8696フランまで下落した。
■NY原油:強含みで73.31ドル、ドル高を警戒した売りは縮小
NY原油先物3月限は強含み(NYMEX原油3月限終値:73.31 ↑0.53)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物3月限は、前営業日比+0.53ドル(+0.73%)の73.31ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは72.38ドル-73.82ドル。
ドル高を警戒した売りは縮小し、73.82ドルまで反発。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 33.04ドル +0.05ドル(+0.15%)
モルガン・スタンレー(MS) 86.10ドル +0.21ドル(+0.24%)
ゴールドマン・サックス(GS)384.99ドル +1.97ドル(+0.51%)
インテル(INTC) 42.74ドル -0.03ドル(-0.07%)
アップル(AAPL) 189.30ドル +1.62ドル(+0.86%)
アルファベット(GOOG) 145.41ドル +0.48ドル(+0.33%)
メタ(META) 454.72ドル -4.69ドル(-1.02%)
キャタピラー(CAT) 322.72ドル +1.32ドル(+0.41%)
アルコア(AA) 27.62ドル +0.78ドル(+2.90%)
ウォルマート(WMT) 169.81ドル +1.15ドル(+0.68%)