*07:19JST NY債券:米長期債相場は弱含み、利下げ開始時期は6月以降となる可能性高まる
16日の米国長期債相場は弱含み。
報道によると、米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は、「米国のインフレ率は目覚ましい進展を見せているが、安定した物価を確保するためにはまだやるべきことがある」との見方を示した。
この見解を受けて米国債利回りは強含みとなった。
全米企業エコノミスト協会(NABE)向けの講演原稿では「忍耐が必要なときに素早く行動する誘惑に負けず、経済が発展するにつれて機敏に対応できるよう準備する必要がある」との見方を伝えている。
利下げ開始時期は6月以降となる可能性が高まっている。
CMEのFedWatchツールによると、16日時点で5月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は36%程度。
10年債利回りは4.234%近辺で取引を開始し、一時4.326%近辺まで上昇し、取引終了時点にかけて4.279%近辺で推移した。
イールドカーブはフラットニング気配。
2年-10年は-35.80bp近辺、2-30年は-20.30bp近辺で引けた。
2年債利回りは4.64%(前日比:+6bp)、10年債利回りは4.28%(前日比+4bp)、30年債利回りは、4.44%(前日比:+3bp)で取引を終えた。
報道によると、米サンフランシスコ地区連銀のデイリー総裁は、「米国のインフレ率は目覚ましい進展を見せているが、安定した物価を確保するためにはまだやるべきことがある」との見方を示した。
この見解を受けて米国債利回りは強含みとなった。
全米企業エコノミスト協会(NABE)向けの講演原稿では「忍耐が必要なときに素早く行動する誘惑に負けず、経済が発展するにつれて機敏に対応できるよう準備する必要がある」との見方を伝えている。
利下げ開始時期は6月以降となる可能性が高まっている。
CMEのFedWatchツールによると、16日時点で5月開催のFOMC会合で、FF金利の誘導目標水準が5.00-5.25%以下となる確率は36%程度。
10年債利回りは4.234%近辺で取引を開始し、一時4.326%近辺まで上昇し、取引終了時点にかけて4.279%近辺で推移した。
イールドカーブはフラットニング気配。
2年-10年は-35.80bp近辺、2-30年は-20.30bp近辺で引けた。
2年債利回りは4.64%(前日比:+6bp)、10年債利回りは4.28%(前日比+4bp)、30年債利回りは、4.44%(前日比:+3bp)で取引を終えた。