*07:51JST 8日の米国市場ダイジェスト:NYダウは68ドル安、ハイテクで利益確定売り(訂正)
■NY株式:NYダウは68ドル安、ハイテクで利益確定売り
米国株式市場は反落。
ダウ平均は68.66ドル安の38,722.69ドル、ナスダックは188.26ポイント安の16,085.11で取引を終了した。
2月雇用統計が労働市場の減速を証明したため利下げ期待を受けた買いに寄り付き後、上昇。
その後、半導体のエヌビディア株が過去最高値を更新後、下落に転じ同セクターでの利益確定売りに拍車をかけ、相場全体を押し下げた。
ダウは根強いソフトランディング期待に支えられ底堅く推移も終盤にかけてプラス圏を維持できず相場は反落し終了。
セクター別ではテクノロジー・ハード・機器が上昇した一方、半導体・同製造装置が下落した。
百貨店のメーシーズ(M)は不動産投資会社アークハウス・マネジメントが必要に応じ同社買収価格を引き上げる意向を示したとの報道で、上昇。
クルーズ船を運営するカーニバル(CCL)は予約状況が堅調と、アナリストが同社の投資判断を引き上げ、上昇。
また、暗号資産取引所を運営するコインベース(COIN)はビットコイン価格が過去最高値を更新していることや、アナリストによる投資判断引き上げが好感され、上昇した。
会員制倉庫型卸売り・小売り会社のコストコホールセール(COST)は会員料金を据え置いたことが嫌気され、下落。
製薬会社のイーライリリー(LLY)は食品医薬品局(FDA)が同社のアルツハイマー型認知症治療薬の承認を巡る判断を先送りしたことが嫌気され売られた。
ソフトウエアメーカーのマイクロソフト(MSFT)はロシアが関与したハッカー集団が不正アクセスを図っていることが明らかになり、警戒感に下落。
航空機メーカーのボーイング(BA)はメンフィス発のユナイテッド便、737マックス8がヒューストン着陸の際、誘導路を離れ草地にはいった事故が報じられ、今週に入り、3度目の事象を警戒し、売られた。
航空会社のユナイテッド(UAL)は軟調。
シカゴ連銀総のグールズビー総裁はTVインタビューで、インフレがさらに鈍化することに伴い連邦準備制度理事会(FRB)が年内に利下げすると見ていることを明らかにした。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米2月雇用統計受け日米金利差縮小観測強まる
8日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円45銭へ上昇後、146円49銭まで下落し、147円05銭で引けた。
米2月雇用統計が労働市場のひっ迫緩和を示しFRBの利下げ観測が一段と強まった。
また、日銀の3月マイナス金利解除観測も強まり、日米金利差縮小観測に、円買い、ドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは1.0921ドルまで下落後、1.0981ドルまで上昇し、1.0938ドルで引けた。
ビルロワドガロー仏中銀総裁が4月の利下げの可能性にも言及するなど、欧州中央銀行(ECB)の早期利下げ観測にユーロ売りが優勢となった。
ユーロ・円は、161円23銭へ強含んだのち後、160円73銭へ反落。
日欧金利差縮小観測にユーロの上値が限定的となった。
ポンド・ドルは1.2829ドルから1.2894ドルまで上昇。
ドル・スイスは0.8864フランへ上昇後、から0.8839フランまで下落した。
■NY原油:下落、一時77.56ドルまで値下がり
NYMEX原油4月限終値:78.01 ↓0.92
8日のNY原油先物4月限は下落。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は、前営業日比-0.92ドル(-1.17%)の78.01ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは77.56ドル-79.99ドル。
ロンドン市場で79.99ドルまで買われたが、米雇用統計発表前に利食い売りが強まり、78ドル台前半まで反落。
米雇用統計発表後に78ドル台後半まで戻したが、原油需要増大の思惑は後退し、77.56ドルまで値を下げた。
通常取引終了後の時間外取引では主に78ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 35.60ドル -0.03ドル(-0.08%)
モルガン・スタンレー(MS) 87.04ドル +0.90ドル(+1.04%)
ゴールドマン・サックス(GS)386.99ドル -1.44ドル(-0.37%)
インテル(INTC) 44.00ドル -2.15ドル(-4.65%)
アップル(AAPL) 170.73ドル +1.73ドル(+1.02%)
アルファベット(GOOG) 136.29ドル +1.05ドル(+0.77%)
メタ(META) 505.95ドル -6.24ドル(-1.21%)
キャタピラー(CAT) 339.19ドル -1.03ドル(-0.30%)
アルコア(AA) 29.85ドル -0.02ドル(-0.06%)
ウォルマート(WMT) 60.12ドル -0.24ドル(-0.39%)
米国株式市場は反落。
ダウ平均は68.66ドル安の38,722.69ドル、ナスダックは188.26ポイント安の16,085.11で取引を終了した。
2月雇用統計が労働市場の減速を証明したため利下げ期待を受けた買いに寄り付き後、上昇。
その後、半導体のエヌビディア株が過去最高値を更新後、下落に転じ同セクターでの利益確定売りに拍車をかけ、相場全体を押し下げた。
ダウは根強いソフトランディング期待に支えられ底堅く推移も終盤にかけてプラス圏を維持できず相場は反落し終了。
セクター別ではテクノロジー・ハード・機器が上昇した一方、半導体・同製造装置が下落した。
百貨店のメーシーズ(M)は不動産投資会社アークハウス・マネジメントが必要に応じ同社買収価格を引き上げる意向を示したとの報道で、上昇。
クルーズ船を運営するカーニバル(CCL)は予約状況が堅調と、アナリストが同社の投資判断を引き上げ、上昇。
また、暗号資産取引所を運営するコインベース(COIN)はビットコイン価格が過去最高値を更新していることや、アナリストによる投資判断引き上げが好感され、上昇した。
会員制倉庫型卸売り・小売り会社のコストコホールセール(COST)は会員料金を据え置いたことが嫌気され、下落。
製薬会社のイーライリリー(LLY)は食品医薬品局(FDA)が同社のアルツハイマー型認知症治療薬の承認を巡る判断を先送りしたことが嫌気され売られた。
ソフトウエアメーカーのマイクロソフト(MSFT)はロシアが関与したハッカー集団が不正アクセスを図っていることが明らかになり、警戒感に下落。
航空機メーカーのボーイング(BA)はメンフィス発のユナイテッド便、737マックス8がヒューストン着陸の際、誘導路を離れ草地にはいった事故が報じられ、今週に入り、3度目の事象を警戒し、売られた。
航空会社のユナイテッド(UAL)は軟調。
シカゴ連銀総のグールズビー総裁はTVインタビューで、インフレがさらに鈍化することに伴い連邦準備制度理事会(FRB)が年内に利下げすると見ていることを明らかにした。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米2月雇用統計受け日米金利差縮小観測強まる
8日のニューヨーク外為市場でドル・円は147円45銭へ上昇後、146円49銭まで下落し、147円05銭で引けた。
米2月雇用統計が労働市場のひっ迫緩和を示しFRBの利下げ観測が一段と強まった。
また、日銀の3月マイナス金利解除観測も強まり、日米金利差縮小観測に、円買い、ドル売りに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは1.0921ドルまで下落後、1.0981ドルまで上昇し、1.0938ドルで引けた。
ビルロワドガロー仏中銀総裁が4月の利下げの可能性にも言及するなど、欧州中央銀行(ECB)の早期利下げ観測にユーロ売りが優勢となった。
ユーロ・円は、161円23銭へ強含んだのち後、160円73銭へ反落。
日欧金利差縮小観測にユーロの上値が限定的となった。
ポンド・ドルは1.2829ドルから1.2894ドルまで上昇。
ドル・スイスは0.8864フランへ上昇後、から0.8839フランまで下落した。
■NY原油:下落、一時77.56ドルまで値下がり
NYMEX原油4月限終値:78.01 ↓0.92
8日のNY原油先物4月限は下落。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物4月限は、前営業日比-0.92ドル(-1.17%)の78.01ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは77.56ドル-79.99ドル。
ロンドン市場で79.99ドルまで買われたが、米雇用統計発表前に利食い売りが強まり、78ドル台前半まで反落。
米雇用統計発表後に78ドル台後半まで戻したが、原油需要増大の思惑は後退し、77.56ドルまで値を下げた。
通常取引終了後の時間外取引では主に78ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 35.60ドル -0.03ドル(-0.08%)
モルガン・スタンレー(MS) 87.04ドル +0.90ドル(+1.04%)
ゴールドマン・サックス(GS)386.99ドル -1.44ドル(-0.37%)
インテル(INTC) 44.00ドル -2.15ドル(-4.65%)
アップル(AAPL) 170.73ドル +1.73ドル(+1.02%)
アルファベット(GOOG) 136.29ドル +1.05ドル(+0.77%)
メタ(META) 505.95ドル -6.24ドル(-1.21%)
キャタピラー(CAT) 339.19ドル -1.03ドル(-0.30%)
アルコア(AA) 29.85ドル -0.02ドル(-0.06%)
ウォルマート(WMT) 60.12ドル -0.24ドル(-0.39%)