*07:56JST 18日の米国市場ダイジェスト:NYダウは533ドル安、早期利下げ期待後退や企業決算を警戒
■NY株式:NYダウは533ドル安、早期利下げ期待後退や企業決算を警戒
米国株式市場は下落。
ダウ平均は533.06ドル安の40,665.02ドル、ナスダックは125.70ポイント安の17,871.22で取引を終了した。
雇用や製造業関連指標が予想を上回り早期利下げ期待の後退で、寄り付き後、下落。
連日高値を更新していたダウは利益確定売りに加え、企業決算への警戒感がさらなる売りに拍車をかけ、終盤にかけて下落幅を拡大した。
ハイテクセクターも引き続き売られ、ナスダックも続落し、終了。
セクター別では、耐久消費財・アパレル、エネルギーが上昇した一方、銀行が下落した。
ソーシャルメディアのフェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)は、サングラスブランド「レイバン」を展開するフランスのエシロールルックスオティカとスマートグラスを共同開発する計画が報じられ、上昇。
テックス・メックス料理のレストランチェーン運営のチュイズ・ホールディングス(CHUY)はレストラン運営のダ―デン・レストランツ(DRI)による同社買収で合意し、大幅高。
ダ―デン・レストランツ(DRI)は下落した。
半導体メーカーのブロードコム(AVGO)は、人工知能(AI)開発の非営利企業のオープンAIが新AIチップ開発において、同社と協議しているとの報道を好感し、上昇した。
製薬会社のイーライリリー(LLY)は肥満治療薬を巡る競争激化を警戒し、下落。
宅配ピザ会社のドミノピザ(DPZ)は第3四半期の既存店売上予想が低調だったほか、海外の新店舗目標引き下げで、大きく売られた。
代替肉のビヨンド・ミート(BYND)は債務再編を巡り、債権者と協議を始めたとの報道を警戒し、売られた。
ヘルスケアのアボットラボラトリーズ(ABT)は、第3四半期見通しが冴えず、下落。
動画配信のネットフリックス(NFLX)は取引終了後に四半期決算を発表。
売上高見通しが予想を下回ったほか、広告付きサービスの売り上げが国内、フランスで鈍化したことが指摘され、時間外取引で売られている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:ドル強含み、良好な米経済指標を受けて早期利下げ観測後退
18日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円20銭から157円40銭まで上昇し、157円38銭で引けた。
米先週分新規失業保険申請件数が予想以上に増加したほか、米7月フィラデルフィア連銀製造業景況指数や6月景気先行指数も予想を上回ったため早期利下げ観測を受けたドル売りが後退した。
ユーロ・ドルは1.0937ドルから1.0894ドルまで下落し、1.0896ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り政策金利据え置きを決定。
将来の利下げを明確化せず一時ユーロの買戻しが強まったが、ラガルド総裁が経済の成長リスクが下向きであると指摘したためユーロ売りが再開。
ユーロ・円は、170円67銭から171円57銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.2988ドルから1.2940ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.8831フランから0.8879フランまで上昇した。
■NY原油:もみ合いで82.82ドル、ドル安一服で上げ渋る
NY原油先物8月限はもみ合い(NYMEX原油8月限終値:82.82 ↓0.03)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比-0.03ドルの82.82ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは82.04ドル-83.82ドル。
アジア市場で83.82ドルまで買われたが、ドル安一服を受けて上げ渋った。
米国市場の中盤にかけて82.04ドルまで下げており、通常取引終了後の時間外取引では主に82ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 43.01ドル -0.97ドル(-2.20%)
モルガン・スタンレー(MS) 104.81ドル -2.15ドル(-2.01%)
ゴールドマン・サックス(GS)486.21ドル -15.97ドル(-3.18%)
インテル(INTC) 34.87ドル +0.41ドル(+1.18%)
アップル(AAPL) 224.18ドル -4.70ドル(-2.05%)
アルファベット(GOOG) 179.22ドル -3.40ドル(-1.86%)
メタ(META) 475.85ドル +13.86ドル(+3.00%)
キャタピラー(CAT) 356.03ドル -1.77ドル(-0.49%)
アルコア(AA) 35.65ドル -1.16ドル(-3.15%)
ウォルマート(WMT) 70.82ドル -0.21ドル(-0.29%)
米国株式市場は下落。
ダウ平均は533.06ドル安の40,665.02ドル、ナスダックは125.70ポイント安の17,871.22で取引を終了した。
雇用や製造業関連指標が予想を上回り早期利下げ期待の後退で、寄り付き後、下落。
連日高値を更新していたダウは利益確定売りに加え、企業決算への警戒感がさらなる売りに拍車をかけ、終盤にかけて下落幅を拡大した。
ハイテクセクターも引き続き売られ、ナスダックも続落し、終了。
セクター別では、耐久消費財・アパレル、エネルギーが上昇した一方、銀行が下落した。
ソーシャルメディアのフェイスブック(FB)を運営するメタ・プラットフォームズ(META)は、サングラスブランド「レイバン」を展開するフランスのエシロールルックスオティカとスマートグラスを共同開発する計画が報じられ、上昇。
テックス・メックス料理のレストランチェーン運営のチュイズ・ホールディングス(CHUY)はレストラン運営のダ―デン・レストランツ(DRI)による同社買収で合意し、大幅高。
ダ―デン・レストランツ(DRI)は下落した。
半導体メーカーのブロードコム(AVGO)は、人工知能(AI)開発の非営利企業のオープンAIが新AIチップ開発において、同社と協議しているとの報道を好感し、上昇した。
製薬会社のイーライリリー(LLY)は肥満治療薬を巡る競争激化を警戒し、下落。
宅配ピザ会社のドミノピザ(DPZ)は第3四半期の既存店売上予想が低調だったほか、海外の新店舗目標引き下げで、大きく売られた。
代替肉のビヨンド・ミート(BYND)は債務再編を巡り、債権者と協議を始めたとの報道を警戒し、売られた。
ヘルスケアのアボットラボラトリーズ(ABT)は、第3四半期見通しが冴えず、下落。
動画配信のネットフリックス(NFLX)は取引終了後に四半期決算を発表。
売上高見通しが予想を下回ったほか、広告付きサービスの売り上げが国内、フランスで鈍化したことが指摘され、時間外取引で売られている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:ドル強含み、良好な米経済指標を受けて早期利下げ観測後退
18日のニューヨーク外為市場でドル・円は156円20銭から157円40銭まで上昇し、157円38銭で引けた。
米先週分新規失業保険申請件数が予想以上に増加したほか、米7月フィラデルフィア連銀製造業景況指数や6月景気先行指数も予想を上回ったため早期利下げ観測を受けたドル売りが後退した。
ユーロ・ドルは1.0937ドルから1.0894ドルまで下落し、1.0896ドルで引けた。
欧州中央銀行(ECB)は定例理事会で市場の予想通り政策金利据え置きを決定。
将来の利下げを明確化せず一時ユーロの買戻しが強まったが、ラガルド総裁が経済の成長リスクが下向きであると指摘したためユーロ売りが再開。
ユーロ・円は、170円67銭から171円57銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.2988ドルから1.2940ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.8831フランから0.8879フランまで上昇した。
■NY原油:もみ合いで82.82ドル、ドル安一服で上げ渋る
NY原油先物8月限はもみ合い(NYMEX原油8月限終値:82.82 ↓0.03)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物8月限は、前営業日比-0.03ドルの82.82ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは82.04ドル-83.82ドル。
アジア市場で83.82ドルまで買われたが、ドル安一服を受けて上げ渋った。
米国市場の中盤にかけて82.04ドルまで下げており、通常取引終了後の時間外取引では主に82ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 43.01ドル -0.97ドル(-2.20%)
モルガン・スタンレー(MS) 104.81ドル -2.15ドル(-2.01%)
ゴールドマン・サックス(GS)486.21ドル -15.97ドル(-3.18%)
インテル(INTC) 34.87ドル +0.41ドル(+1.18%)
アップル(AAPL) 224.18ドル -4.70ドル(-2.05%)
アルファベット(GOOG) 179.22ドル -3.40ドル(-1.86%)
メタ(META) 475.85ドル +13.86ドル(+3.00%)
キャタピラー(CAT) 356.03ドル -1.77ドル(-0.49%)
アルコア(AA) 35.65ドル -1.16ドル(-3.15%)
ウォルマート(WMT) 70.82ドル -0.21ドル(-0.29%)