*07:46JST 25日の米国市場ダイジェスト:NYダウは81ドル高、GDP好感もハイテクが重し
■NY株式:NYダウは81ドル高、GDP好感もハイテクが重し
米国株式市場はまちまち。
ダウ平均は81.20ドル高の39,935.07ドル、ナスダックは160.68ポイント安の17,181.73で取引を終了した。
リスク警戒感が根強く、寄り付き後、まちまち。
しかし、4-6月期国内総生産(GDP)や消費が予想を上回る伸びとなったため景気への悲観的見解が後退し買戻しが先行、相場はプラス圏を回復した。
ただ、重要インフレ指標の発表を控えた手仕舞い売りが上値を抑制、さらに、ハイテクが弱く、終盤にかけ失速しナスダックは下落に転じ、まちまちで終了。
セクター別では資本財やエネルギーが上昇した一方、消費者サービスが下落した。
玩具メーカーのハズブロ(HAS)は第2四半期決算で通期調整後の利息、税、減価償却費前利益見通しを引き上げ、上昇。
地銀のファースト・シチズンズ・バンクシェアーズ(FCNCA)は純金利収入見通しを引き上げたほか、35億ドル規模の自社株購入計画が好感され。
上昇。
ヨガアパレルのルルレモン(LULU)はアナリストの投資判断や目標株価引き下げで、下落。
スーパーマーケットチェーンのクローガー(KR)は同社による同業のアルバートソン買収を巡りコロラド州検事が一時的に妨げる判決をだし、売られた。
検索グーグルを運営するアルファベット(GOOG)は競合で人工知能(AI)開発に携わる非営利企業オープンAIがAI検索機能の「サーチGPT」を発表し、売られた。
靴メーカーのデッカーズ・アウトドア(DECK)は取引終了後に四半期決算を発表。
主要ブランドのホカの売り上げが強く、2025年度の調整後1株利益見通しを引き上げ、時間外取引で買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:ドル売り後退、米4-6月期GDPは予想を上回る
25日のニューヨーク外為市場でドル・円は152円55銭から154円32銭まで上昇し、153円91銭で引けた。
米4-6月期国内総生産(GDP)速報値が前期から予想以上に伸びが拡大、消費も強く、さらに、先週分新規失業保険申請件数も予想以上に減少し労働市場の底堅さも明らかになり、早期の利下げ観測後退でドルの買戻しが優勢となった。
ただ、4-6月期のPCE価格指数の鈍化でドル買いが限定的となったほか、日銀が来週の金融政策決定会合で金融政策を正常化するとの思惑を受けて、円売りも限定的となった。
ユーロ・ドルは1.0830ドルまで下落後、1.0870ドルまで上昇し、1.0845ドルで引けた。
ユーロ・円は、165円50銭から167円59銭まで上昇。
リスク選好の円売りが優勢となった。
ポンド・ドルは1.2891ドルから1.2850ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.8780フランから0.8820フランまで上昇。
■NY原油:続伸で78.28ドル、需要減少の懸念和らぐ
NY原油先物9月限は続伸(NYMEX原油9月限終値:78.28 ↑0.69)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比+0.69ドルの78.28ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは76.04ドル-78.47ドル。
米国市場の序盤にかけて76.04ドルまで下落したが、需要減少の懸念は緩和されており、押し目買いも入ったことから、通常取引終了後の時間外取引で78.47ドルまで反発。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 41.68ドル -0.51ドル(-1.20%)
モルガン・スタンレー(MS) 103.56ドル +1.59ドル(+1.55%)
ゴールドマン・サックス(GS)491.71ドル +5.01ドル(+1.02%)
インテル(INTC) 31.10ドル -0.60ドル(-1.89%)
アップル(AAPL) 217.49ドル -1.05ドル(-0.48%)
アルファベット(GOOG) 169.16ドル -5.21ドル(-2.98%)
メタ(META) 453.41ドル -7.86ドル(-1.70%)
キャタピラー(CAT) 344.30ドル +8.26ドル(+2.45%)
アルコア(AA) 32.91ドル +0.07ドル(+0.21%)
ウォルマート(WMT) 70.02ドル -0.58ドル(-0.82%)
米国株式市場はまちまち。
ダウ平均は81.20ドル高の39,935.07ドル、ナスダックは160.68ポイント安の17,181.73で取引を終了した。
リスク警戒感が根強く、寄り付き後、まちまち。
しかし、4-6月期国内総生産(GDP)や消費が予想を上回る伸びとなったため景気への悲観的見解が後退し買戻しが先行、相場はプラス圏を回復した。
ただ、重要インフレ指標の発表を控えた手仕舞い売りが上値を抑制、さらに、ハイテクが弱く、終盤にかけ失速しナスダックは下落に転じ、まちまちで終了。
セクター別では資本財やエネルギーが上昇した一方、消費者サービスが下落した。
玩具メーカーのハズブロ(HAS)は第2四半期決算で通期調整後の利息、税、減価償却費前利益見通しを引き上げ、上昇。
地銀のファースト・シチズンズ・バンクシェアーズ(FCNCA)は純金利収入見通しを引き上げたほか、35億ドル規模の自社株購入計画が好感され。
上昇。
ヨガアパレルのルルレモン(LULU)はアナリストの投資判断や目標株価引き下げで、下落。
スーパーマーケットチェーンのクローガー(KR)は同社による同業のアルバートソン買収を巡りコロラド州検事が一時的に妨げる判決をだし、売られた。
検索グーグルを運営するアルファベット(GOOG)は競合で人工知能(AI)開発に携わる非営利企業オープンAIがAI検索機能の「サーチGPT」を発表し、売られた。
靴メーカーのデッカーズ・アウトドア(DECK)は取引終了後に四半期決算を発表。
主要ブランドのホカの売り上げが強く、2025年度の調整後1株利益見通しを引き上げ、時間外取引で買われている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:ドル売り後退、米4-6月期GDPは予想を上回る
25日のニューヨーク外為市場でドル・円は152円55銭から154円32銭まで上昇し、153円91銭で引けた。
米4-6月期国内総生産(GDP)速報値が前期から予想以上に伸びが拡大、消費も強く、さらに、先週分新規失業保険申請件数も予想以上に減少し労働市場の底堅さも明らかになり、早期の利下げ観測後退でドルの買戻しが優勢となった。
ただ、4-6月期のPCE価格指数の鈍化でドル買いが限定的となったほか、日銀が来週の金融政策決定会合で金融政策を正常化するとの思惑を受けて、円売りも限定的となった。
ユーロ・ドルは1.0830ドルまで下落後、1.0870ドルまで上昇し、1.0845ドルで引けた。
ユーロ・円は、165円50銭から167円59銭まで上昇。
リスク選好の円売りが優勢となった。
ポンド・ドルは1.2891ドルから1.2850ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.8780フランから0.8820フランまで上昇。
■NY原油:続伸で78.28ドル、需要減少の懸念和らぐ
NY原油先物9月限は続伸(NYMEX原油9月限終値:78.28 ↑0.69)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物9月限は、前営業日比+0.69ドルの78.28ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは76.04ドル-78.47ドル。
米国市場の序盤にかけて76.04ドルまで下落したが、需要減少の懸念は緩和されており、押し目買いも入ったことから、通常取引終了後の時間外取引で78.47ドルまで反発。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 41.68ドル -0.51ドル(-1.20%)
モルガン・スタンレー(MS) 103.56ドル +1.59ドル(+1.55%)
ゴールドマン・サックス(GS)491.71ドル +5.01ドル(+1.02%)
インテル(INTC) 31.10ドル -0.60ドル(-1.89%)
アップル(AAPL) 217.49ドル -1.05ドル(-0.48%)
アルファベット(GOOG) 169.16ドル -5.21ドル(-2.98%)
メタ(META) 453.41ドル -7.86ドル(-1.70%)
キャタピラー(CAT) 344.30ドル +8.26ドル(+2.45%)
アルコア(AA) 32.91ドル +0.07ドル(+0.21%)
ウォルマート(WMT) 70.02ドル -0.58ドル(-0.82%)