📊 上級投資家がどのようにポートフォリオを組んでいるかご覧くださいヒントを探す

欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米インフレ鈍化も株高なら円売り

発行済 2024-08-14 17:25
更新済 2024-08-14 17:30
© Reuters.
EUR/USD
-
USD/JPY
-
*17:25JST 欧米為替見通し:ドル・円は下げ渋りか、米インフレ鈍化も株高なら円売り 14日の欧米外為市場では、ドル・円は下げ渋る展開を予想する。
米消費者物価指数(CPI)が低下なら、米早期・大幅利下げを見込んだドル売りが先行する見通し。
ただ、緩和政策で欧米株高が期待され、リスク選好の円売りがドルを支えるだろう。


前日発表された米国の生産者物価指数(PPI)は前回から伸びの鈍化が鮮明になり、緩和的な金融政策の期待感から金利安・ドル安の展開。
ユーロ・ドルは1.10ドルに接近し、ドル・円は中東情勢の緊張によるリスク回避の円買いで146円60銭付近に軟化した。
本日アジア市場でドル・円はNZドル・円に連れ安。
また、自民党総裁選の不出馬を決断した岸田首相の後継を巡る思惑で円買いに振れ、一時下押しした。


この後の海外市場は引き続き米インフレにらみ。
前日のPPIに続き、CPIの鈍化が鮮明になれば連邦準備制度理事会(FRB)の9月の大幅利下げを見込んだ米金利安・ドル安に振れやすい。
ただ、欧米株式市場は緩和的な政策への期待感で堅調が見込まれるため、リスクオンなら円売りが主要通貨を押し上げる展開が予想される。
日銀の金融正常化観測も後退し、円売りを支援。
ドル・円はある程度上値を切り上げる可能性もあろう。


【今日の欧米市場の予定】
・18:00 ユーロ圏・6月鉱工業生産(前月比予想:+0.5%、5月:-0.6%)
・18:00 ユーロ圏・4-6月期GDP改定値(前年比予想:+0.6%、速報値:+0.6%)
・21:30 米・7月消費者物価指数(前年比予想:+3.0%、6月:+3.0%)


最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます