🌎 35か国超の国に住む15万人を超える投資家に加わりましょう。AIの力による株式選択で、市場を上回る投資成績が期待できます今すぐ利用

新興市場見通し:グロース市場250指数はマド埋めを試す展開、IPOは3週間ぶりに1社

発行済 2024-08-17 14:27
更新済 2024-08-17 14:30
© Reuters.
TOPX
-
*14:27JST 新興市場見通し:グロース市場250指数はマド埋めを試す展開、IPOは3週間ぶりに1社 ■時価総額が大きい主力処を中心に買戻しが入る


今週の新興市場は大幅上昇。
同時期の騰落率は、日経平均が+8.67%だったのに対して、グロース市場指数は+8.19%、グロース市場250指数は+8.43%。
米国景気減速懸念の後退で米国市場や為替市場が落ち着きを取り戻したことなどから、プライム市場同様、グロース市場も戻りを試す展開となった。
時価総額が大きい主力処を中心に買戻しが入り、東証グロース市場250指数は8月2日の寄付き水準まで回復した。



時価総額上位銘柄では、米インフラ投資会社が1株3600円でTOB実施と発表したことでJTOWER (TYO:4485)が2日連続ストップ高。
ispace (TYO:9348)、インテグラル (TYO:5842)が反発強まり、急落前の8月1日の水準まで値を戻した。
一方、決算が嫌気されてアドベンチャー (TYO:6030)が売り優勢となったほか、弁護士ドットコム (TYO:6027)、ジーエヌアイグループ (TYO:2160)も決算が嫌気されて売られた。
時価総額上位銘柄以外では、フルッタフルッタ (TYO:2586)、ソレイジア・ファーマ (TYO:4597)、AppBank (TYO:6177)など株価2桁の低位株に短期資金が向かい大幅高となった。


■戻りを試す展開が続くか


来週の新興市場は、投資家心理の改善を受けて戻りを試す展開が続くと考える。
急ピッチな上昇に対する利益確定は入りそうだが、もともと売られ過ぎ感が強かったこともあり下値は限定されよう。
東証グロース市場250指数は、8月1日から2日にかけて空いたマド(609.71-620.68)が埋まればより反発基調が強まる可能性はある。
低位銘柄物色が強まっていたことから売買高の割に売買代金は膨らんでいないが、決算を発表した主力銘柄を中心に売買が活発化しつつあることから売買代金の増加も期待できよう。
値動き重視の売買から業績やテーマ重視の投資への変化が見られれば、腰の据わった投資資金も流入しそうだ。



個別銘柄では、値動きの軽さに着目した超低位銘柄物色がまだ続きそうだが、投資家心理の改善を受けてそろそろ一巡しそうな雰囲気だ。
今週はAI CROSS (TYO:4476)が決算や株主優待制度を材料に買い優勢となったほか、FRONTEO (TYO:2158)も決算が材料視されたことから、AI関連銘柄に資金が向かう可能性はある。
戻りが鈍いエッジテクノロジー (TYO:4268)、Kudan (TYO:4425)、ABEJA (TYO:5574)、Laboro.AI (TYO:5586)あたりの銘柄は関心を高めておきたい。
バイオ関連物色も一服していることから、次の物色の柱としてAI関連を注目する。



なお、来週21日、ビジネスサポートを手掛けるオプロがグロースへ上場する。
グロース市場への上場は7月30日のHeartseed (TYO:219A)以来となることから、8月14日に上場来高値をつけたタイミー (TYO:215A)など直近IPO銘柄を含め関心が向かいやすいと考える。



最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます