*08:57JST 前場に注目すべき3つのポイント~利食い優勢ながら押し目待ち狙いの買い意欲は強い~
19日前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■利食い優勢ながら押し目待ち狙いの買い意欲は強い
■パンパシHD、24/6 営業利益 33.2%増 1401億円
■前場の注目材料:緩む派閥、総裁選混戦、出馬意欲11人、内向き自民なお
■利食い優勢ながら押し目待ち狙いの買い意欲は強い
19日の日本株市場は、先週末の大幅な上昇に対する利食い優勢の展開が見込まれるが、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。
16日の米国市場は、NYダウが96ドル高、ナスダックは37ポイント高だった。
シカゴ連銀のグールズビー総裁が景気や労働市場に懸念を表明したほか、住宅着工件数が予想を下回ったため、売られる場面もみられた。
その後発表されたミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回ったため、景気への懸念が和らぐ格好となり、上昇に転じた。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比440円安の37650円。
円相場は1ドル147円80銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、利食い先行で始まりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで利食い優勢の展開となり、一時37290円まで売られる場面もみられた。
ただし、その後は買い戻しの動きから下落幅を縮め、37640円で終えている。
25日線が位置する37710円を挟んでの推移となり、25日線での攻防が意識されやすいだろう。
同線での上値の重さが警戒されてくるようだと、利食いの動きに向かわせやすく、200日線が位置する36790円辺りが射程に入ってきそうだ。
もっとも、米VIX指数は15.00を下回ってきており、リスク選好の流れのなかでは下へのバイアスは強まらないだろう。
急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されるものの、急落後の急ピッチの上昇で買い遅れている市場参加者は多いと考えられ、押し目待ち狙いの買い意欲は強いと考えられる。
今週は22日~24日に米ワイオミング州ジャクソンホールで年次経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)が開催される。
23日には米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が講演を行う予定であり、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げの行方を見極めたいところである。
持ち高調整の売りが出やすい需給状況になる可能性はありそうだが、押し目待ち狙いのスタンスに向かわせよう。
日経平均株価の25日線は37940円辺りで推移しており、同水準での底堅さが意識されてくるようだと、75日線が位置する38670円辺りが射程に入ってくるだろう。
ジャクソンホール会議待ちではあるが、来週にはエヌビディアの決算発表が予定されている。
指数インパクトの大きい値がさハイテク株への見直し買いの動きが強まる可能性もあるだろう。
■パンパシHD、24/6 営業利益 33.2%増 1401億円
パンパシHD (TYO:7532)が発表した2024年6月期業績は、売上高が前期比8.2%増の2兆950億7700万円、営業利益は同33.2%増の1401億9300万円だった。
国内事業においては、訪日外国人観光客の増加に伴う免税売上高の増加やイベント需要の回復などにより、既存店売上高成長率は7.6%増となった。
北米事業においては、円安進行により、売上高は増加したが、物価上昇によるコストの増加や新規出店にかかる販管費が増加した。
2025年6月期業績は、売上高が前期比6%増の2兆2200億円、営業利益は同7%増の1500億円を計画。
コンセンサス水準となる。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(38062.67、+1336.03)
・NYダウは上昇(40659.76、+96.70)
・ナスダック総合指数は上昇(17631.72、+37.22)
・VIX指数は低下(14.80、-0.43)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・緩む派閥、総裁選混戦、出馬意欲11人、内向き自民なお
・ガザ停戦へ包括的提案、米など「実現視野に入った」
・iPS新薬、全自動化支援、政府「製造・販売」見据え
・燃料デブリ回収正念場、福島第1・2号機で初試験へ
・ハリス氏「減税1億人以上」経済政策、トランプ氏と差別化
☆前場のイベントスケジュール
・特になし <ST>
■利食い優勢ながら押し目待ち狙いの買い意欲は強い
■パンパシHD、24/6 営業利益 33.2%増 1401億円
■前場の注目材料:緩む派閥、総裁選混戦、出馬意欲11人、内向き自民なお
■利食い優勢ながら押し目待ち狙いの買い意欲は強い
19日の日本株市場は、先週末の大幅な上昇に対する利食い優勢の展開が見込まれるが、押し目待ち狙いの買い意欲は強そうだ。
16日の米国市場は、NYダウが96ドル高、ナスダックは37ポイント高だった。
シカゴ連銀のグールズビー総裁が景気や労働市場に懸念を表明したほか、住宅着工件数が予想を下回ったため、売られる場面もみられた。
その後発表されたミシガン大消費者信頼感指数が予想を上回ったため、景気への懸念が和らぐ格好となり、上昇に転じた。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比440円安の37650円。
円相場は1ドル147円80銭台で推移している。
シカゴ先物にサヤ寄せする形から、利食い先行で始まりそうだ。
日経225先物はナイトセッションで利食い優勢の展開となり、一時37290円まで売られる場面もみられた。
ただし、その後は買い戻しの動きから下落幅を縮め、37640円で終えている。
25日線が位置する37710円を挟んでの推移となり、25日線での攻防が意識されやすいだろう。
同線での上値の重さが警戒されてくるようだと、利食いの動きに向かわせやすく、200日線が位置する36790円辺りが射程に入ってきそうだ。
もっとも、米VIX指数は15.00を下回ってきており、リスク選好の流れのなかでは下へのバイアスは強まらないだろう。
急ピッチの上昇に対する過熱感が警戒されるものの、急落後の急ピッチの上昇で買い遅れている市場参加者は多いと考えられ、押し目待ち狙いの買い意欲は強いと考えられる。
今週は22日~24日に米ワイオミング州ジャクソンホールで年次経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)が開催される。
23日には米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長が講演を行う予定であり、9月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利下げの行方を見極めたいところである。
持ち高調整の売りが出やすい需給状況になる可能性はありそうだが、押し目待ち狙いのスタンスに向かわせよう。
日経平均株価の25日線は37940円辺りで推移しており、同水準での底堅さが意識されてくるようだと、75日線が位置する38670円辺りが射程に入ってくるだろう。
ジャクソンホール会議待ちではあるが、来週にはエヌビディアの決算発表が予定されている。
指数インパクトの大きい値がさハイテク株への見直し買いの動きが強まる可能性もあるだろう。
■パンパシHD、24/6 営業利益 33.2%増 1401億円
パンパシHD (TYO:7532)が発表した2024年6月期業績は、売上高が前期比8.2%増の2兆950億7700万円、営業利益は同33.2%増の1401億9300万円だった。
国内事業においては、訪日外国人観光客の増加に伴う免税売上高の増加やイベント需要の回復などにより、既存店売上高成長率は7.6%増となった。
北米事業においては、円安進行により、売上高は増加したが、物価上昇によるコストの増加や新規出店にかかる販管費が増加した。
2025年6月期業績は、売上高が前期比6%増の2兆2200億円、営業利益は同7%増の1500億円を計画。
コンセンサス水準となる。
■前場の注目材料
・日経平均は上昇(38062.67、+1336.03)
・NYダウは上昇(40659.76、+96.70)
・ナスダック総合指数は上昇(17631.72、+37.22)
・VIX指数は低下(14.80、-0.43)
・米長期金利は低下
・米国のインフレ沈静化期待
・活発な自社株買い
・東証による企業価値向上の要請
・緩む派閥、総裁選混戦、出馬意欲11人、内向き自民なお
・ガザ停戦へ包括的提案、米など「実現視野に入った」
・iPS新薬、全自動化支援、政府「製造・販売」見据え
・燃料デブリ回収正念場、福島第1・2号機で初試験へ
・ハリス氏「減税1億人以上」経済政策、トランプ氏と差別化
☆前場のイベントスケジュール
・特になし <ST>