*07:59JST 26日の米国市場ダイジェスト:NYダウは65ドル高、ハイテクが重し
■NY株式:NYダウは65ドル高、ハイテクが重し
米国株式市場はまちまち。
ダウ平均は65.44ドル高の41,240.52ドル、ナスダックは152.02ポイント安の17,725.77で取引を終了した。
連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長のジャクソンホール会合での講演を受けた利下げ期待に引き続き買われ、寄り付き後、上昇。
その後、耐久財受注やダラス連銀製造業活動指数が予想を上回ったためソフトランディング期待にダウは続伸、中東情勢への懸念が上値を抑制し終盤にかけ失速も過去最高値を更新した。
長期金利の上昇に加え、決算を控えエヌビディア(NVDA)など半導体セクターの下落が重しとなりナスダックは売りに転じ、終日軟調に推移し、まちまちで終了。
セクター別では、不動産管理・開発、エネルギーが上昇した一方で、自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が下落した。
携帯端末のアップル(AAPL)は新製品発表イベントを9月9日に開催することを発表、スマートフォン「iPhone16」など新製品の詳細が明らかになる見通しで期待感に、上昇。
石油会社のエクソン(XOM)は原油高による収益増期待や2050年までの石油・カスの需要が現状を維持するとの楽観的な見通しを好感し上昇。
フィットネスクラブの保有・経営会社のプラネットフィットネス(PLNT)、会員制スーパーマーケットを運営するBJホールセールクラブ(BJ)はアナリストの投資判断引き上げでそれぞれ上昇した。
航空機メーカーのボーイング(BA)は航空宇宙局(NASA)が国際宇宙ステーション(ISS)に足止めされている2名の宇宙飛行士の帰還を巡り安全性を鑑み同社の不具合のある新型宇宙船「スターライナー」ではなく、競合のイーラン・マスク氏が運営しているスペースXを利用すると決定したため、売られた。
中国のオンライン小売、「TEMU」を運営するPDDホールディングスは決算の内容が予想を下回り、大幅安。
家庭用品販売会社のウェイフェア(W)はアナリストの投資判断引き下げで下落した。
サンフランシスコ連銀のデイリー総裁はインタビューで、利下げ開始が適切になったとの考えを示した。
同総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)投票権を持つ。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:中東情勢悪化で原油高、インフレリスク懸念再燃で長期金利上昇、ドル反発
26日のニューヨーク外為市場でドル・円は143円83銭から144円65銭まで上昇し、144円54銭で引けた。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がジャクソンホール会合で利下げ軌道を確認したことを受けた金利先安観に伴うドル売りが先行した。
そののち、7月耐久財受注速報値や8月ダラス連銀製造業活動指数が予想上回ったほか、中東情勢の悪化を背景とした原油高でインフレリスク懸念の再燃に金利が上昇に転じ、ドルの買戻しが強まった。
ユーロ・ドルは1.1150ドルへ下落後、1.1179ドルまで上昇し、1.1160ドルで引けた。
ユーロ・円は、160円51銭へ下落後、161円48銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.3180ドルから1.3210ドルのレンジで上下に振れた。
ドル・スイスは0.8486フランへ上昇後、0.8463フランへ弱含んだ。
■NY原油:大幅続伸で77.42ドル、リビア東部政府は石油生産と輸出を停止
NY原油先物10月限は大幅続伸(NYMEX原油10月限終値:77.42 ↑2.59)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+2.59ドル(+3.46%)の74.83ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは75.04ドル-77.60ドル。
アジア市場で75.04ドルまで売られたが、米国市場の中盤にかけて77.60ドルまで一段高となった。
リビア東部政府が石油生産と輸出を停止したこと、中東情勢の悪化によって供給不安が増大したことが値上がりの要因。
通常取引終了後の時間外取引では主に77ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 39.92ドル +0.15ドル(+0.37%)
モルガン・スタンレー(MS) 102.33ドル +0.44ドル(+0.43%)
ゴールドマン・サックス(GS)507.87ドル -1.55ドル(-0.30%)
インテル(INTC) 20.13ドル -0.41ドル(-1.99%)
アップル(AAPL) 227.18ドル +0.34ドル(+0.14%)
アルファベット(GOOG) 167.93ドル +0.50ドル(+0.29%)
メタ(META) 521.12ドル -6.88ドル(-1.30%)
キャタピラー(CAT) 351.16ドル +2.75ドル(+0.78%)
アルコア(AA) 34.56ドル +0.64ドル(+1.88%)
ウォルマート(WMT) 76.03ドル +0.33ドル(+0.43%)
米国株式市場はまちまち。
ダウ平均は65.44ドル高の41,240.52ドル、ナスダックは152.02ポイント安の17,725.77で取引を終了した。
連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長のジャクソンホール会合での講演を受けた利下げ期待に引き続き買われ、寄り付き後、上昇。
その後、耐久財受注やダラス連銀製造業活動指数が予想を上回ったためソフトランディング期待にダウは続伸、中東情勢への懸念が上値を抑制し終盤にかけ失速も過去最高値を更新した。
長期金利の上昇に加え、決算を控えエヌビディア(NVDA)など半導体セクターの下落が重しとなりナスダックは売りに転じ、終日軟調に推移し、まちまちで終了。
セクター別では、不動産管理・開発、エネルギーが上昇した一方で、自動車・自動車部品、半導体・同製造装置が下落した。
携帯端末のアップル(AAPL)は新製品発表イベントを9月9日に開催することを発表、スマートフォン「iPhone16」など新製品の詳細が明らかになる見通しで期待感に、上昇。
石油会社のエクソン(XOM)は原油高による収益増期待や2050年までの石油・カスの需要が現状を維持するとの楽観的な見通しを好感し上昇。
フィットネスクラブの保有・経営会社のプラネットフィットネス(PLNT)、会員制スーパーマーケットを運営するBJホールセールクラブ(BJ)はアナリストの投資判断引き上げでそれぞれ上昇した。
航空機メーカーのボーイング(BA)は航空宇宙局(NASA)が国際宇宙ステーション(ISS)に足止めされている2名の宇宙飛行士の帰還を巡り安全性を鑑み同社の不具合のある新型宇宙船「スターライナー」ではなく、競合のイーラン・マスク氏が運営しているスペースXを利用すると決定したため、売られた。
中国のオンライン小売、「TEMU」を運営するPDDホールディングスは決算の内容が予想を下回り、大幅安。
家庭用品販売会社のウェイフェア(W)はアナリストの投資判断引き下げで下落した。
サンフランシスコ連銀のデイリー総裁はインタビューで、利下げ開始が適切になったとの考えを示した。
同総裁は今年の連邦公開市場委員会(FOMC)投票権を持つ。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:中東情勢悪化で原油高、インフレリスク懸念再燃で長期金利上昇、ドル反発
26日のニューヨーク外為市場でドル・円は143円83銭から144円65銭まで上昇し、144円54銭で引けた。
米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長がジャクソンホール会合で利下げ軌道を確認したことを受けた金利先安観に伴うドル売りが先行した。
そののち、7月耐久財受注速報値や8月ダラス連銀製造業活動指数が予想上回ったほか、中東情勢の悪化を背景とした原油高でインフレリスク懸念の再燃に金利が上昇に転じ、ドルの買戻しが強まった。
ユーロ・ドルは1.1150ドルへ下落後、1.1179ドルまで上昇し、1.1160ドルで引けた。
ユーロ・円は、160円51銭へ下落後、161円48銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.3180ドルから1.3210ドルのレンジで上下に振れた。
ドル・スイスは0.8486フランへ上昇後、0.8463フランへ弱含んだ。
■NY原油:大幅続伸で77.42ドル、リビア東部政府は石油生産と輸出を停止
NY原油先物10月限は大幅続伸(NYMEX原油10月限終値:77.42 ↑2.59)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+2.59ドル(+3.46%)の74.83ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは75.04ドル-77.60ドル。
アジア市場で75.04ドルまで売られたが、米国市場の中盤にかけて77.60ドルまで一段高となった。
リビア東部政府が石油生産と輸出を停止したこと、中東情勢の悪化によって供給不安が増大したことが値上がりの要因。
通常取引終了後の時間外取引では主に77ドル台前半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 39.92ドル +0.15ドル(+0.37%)
モルガン・スタンレー(MS) 102.33ドル +0.44ドル(+0.43%)
ゴールドマン・サックス(GS)507.87ドル -1.55ドル(-0.30%)
インテル(INTC) 20.13ドル -0.41ドル(-1.99%)
アップル(AAPL) 227.18ドル +0.34ドル(+0.14%)
アルファベット(GOOG) 167.93ドル +0.50ドル(+0.29%)
メタ(META) 521.12ドル -6.88ドル(-1.30%)
キャタピラー(CAT) 351.16ドル +2.75ドル(+0.78%)
アルコア(AA) 34.56ドル +0.64ドル(+1.88%)
ウォルマート(WMT) 76.03ドル +0.33ドル(+0.43%)