*08:42JST 28日の米国市場ダイジェスト:NYダウは159ドル安、長期金利上昇やエヌビディア決算を警戒
■NY株式:NYダウは159ドル安、長期金利上昇やエヌビディア決算を警戒
米国株式市場は反落。
ダウ平均は159.08ドル安の41,091.42ドル、ナスダックは198.79ポイント安の17,556.03で取引を終了した。
主要経済指標の発表なく、寄り付き後、まちまち。
ダウは過去最高値付近から利益確定売りが強まったほか、ナスダックも長期金利上昇を警戒した売りや、半導体メーカー、エヌビディア(NVDA)の決算発表を控えた手仕舞い売りも強まったと見られ、終日売りが先行した。
終盤にかけても戻り鈍く相場は下落で終了。
セクター別では、銀行や保険が上昇した一方で、半導体・同製造装置、自動車・自動車部品が下落した。
オンラインペット用品小売りのチューイ(CHWY)は第2四半期決算で、調整後の1株当たり利益が予想を大きく上回り、上昇。
サーバーソリューション会社のスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)は2024年度の年次報告書(フォーム10K)の提出延期を発表し、大幅安。
カジュアル衣料小売りのアバクロンビー・アンド・フィッチ(ANF)は第2四半期決算で6四半期連続で売上高が市場予想を上回ったが、売り上げ総利益率が予想を小幅下回ったほか、ホロウィッツ最高責任者(CEO)が「環境の不透明性が増している」と警告し、下落した。
靴小売りのフットロッカー(FL)は四半期決算で通期見通し据え置きが市場の予想に満たず下落。
カルバンクラインなどのブランドを運営するアパレルのPVH(PVH)は第2四半期決算の見通しが嫌気され、下落。
航空会社のユナイテッド(UAL)は客室乗務員が投票でストライキ支持する姿勢を示したため警戒感に、売られた。
半導体メーカー、エヌビディア(NVDA)は取引終了後に第2四半期決算を発表。
調整後の1株利益が予想を上回ったほか追加自社株買い計画を発表したが、売上高見通しが市場の期待に満たず時間外取引で売られている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米国債入札で長期金利上昇、ドル反発
28日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円04銭まで上昇後、144円36銭まで反落し、144円56銭で引けた。
日銀が追加利上げに慎重との見方を受けた円売りが続いたほか、米5年債入札を控え長期金利が上昇したため連れてドル買いが強まった。
その後、株安に連れたリスク回避の円買いに伸び悩んだ。
ユーロ・ドルは1.1105ドルへ下落後、1.1138ドルまで強含み、再び下落し1.1116ドルで引けた。
ユーロ・円は、160円45銭まで下落後、161円22銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.3231ドルへ上昇後、1.3168ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.8452フランまで上昇後、0.8411フランまで下落した。
■NY原油:NY原油先物:続落、供給不足に対する警戒感は低下
28日のNY原油先物10月限は続落(NYMEX原油10月限終値:74.52 ↓1.01)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比-1.01ドル(-1.34%)の74.52ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは73.82ドル-75.95ドル。
アジア市場で75.95ドルまで買われたが、供給不足に対する警戒感は低下し、ロンドン市場で73.82ドルまで下落。
米国市場では押し目買いも観測され、一時75.50ドルまで反発したが、買いは続かず、通常取引終了後の時間外取引では主に74ドル台後半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 39.95ドル +0.28ドル(+0.70%)
モルガン・スタンレー(MS) 102.20ドル +0.12ドル(+0.11%)
ゴールドマン・サックス(GS)503.33ドル -3.93ドル(-0.77%)
インテル(INTC) 19.61ドル -0.46ドル(-2.29%)
アップル(AAPL) 226.49ドル -1.54ドル(-0.67%)
アルファベット(GOOG) 164.50ドル -1.88ドル(-1.12%)
メタ(META) 516.78ドル -2.32ドル(-0.44%)
キャタピラー(CAT) 348.20ドル -2.92ドル(-0.83%)
アルコア(AA) 32.09ドル -2.21ドル(-6.44%)
ウォルマート(WMT) 76.08ドル -0.05ドル(-0.06%)
米国株式市場は反落。
ダウ平均は159.08ドル安の41,091.42ドル、ナスダックは198.79ポイント安の17,556.03で取引を終了した。
主要経済指標の発表なく、寄り付き後、まちまち。
ダウは過去最高値付近から利益確定売りが強まったほか、ナスダックも長期金利上昇を警戒した売りや、半導体メーカー、エヌビディア(NVDA)の決算発表を控えた手仕舞い売りも強まったと見られ、終日売りが先行した。
終盤にかけても戻り鈍く相場は下落で終了。
セクター別では、銀行や保険が上昇した一方で、半導体・同製造装置、自動車・自動車部品が下落した。
オンラインペット用品小売りのチューイ(CHWY)は第2四半期決算で、調整後の1株当たり利益が予想を大きく上回り、上昇。
サーバーソリューション会社のスーパー・マイクロ・コンピューター(SMCI)は2024年度の年次報告書(フォーム10K)の提出延期を発表し、大幅安。
カジュアル衣料小売りのアバクロンビー・アンド・フィッチ(ANF)は第2四半期決算で6四半期連続で売上高が市場予想を上回ったが、売り上げ総利益率が予想を小幅下回ったほか、ホロウィッツ最高責任者(CEO)が「環境の不透明性が増している」と警告し、下落した。
靴小売りのフットロッカー(FL)は四半期決算で通期見通し据え置きが市場の予想に満たず下落。
カルバンクラインなどのブランドを運営するアパレルのPVH(PVH)は第2四半期決算の見通しが嫌気され、下落。
航空会社のユナイテッド(UAL)は客室乗務員が投票でストライキ支持する姿勢を示したため警戒感に、売られた。
半導体メーカー、エヌビディア(NVDA)は取引終了後に第2四半期決算を発表。
調整後の1株利益が予想を上回ったほか追加自社株買い計画を発表したが、売上高見通しが市場の期待に満たず時間外取引で売られている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米国債入札で長期金利上昇、ドル反発
28日のニューヨーク外為市場でドル・円は145円04銭まで上昇後、144円36銭まで反落し、144円56銭で引けた。
日銀が追加利上げに慎重との見方を受けた円売りが続いたほか、米5年債入札を控え長期金利が上昇したため連れてドル買いが強まった。
その後、株安に連れたリスク回避の円買いに伸び悩んだ。
ユーロ・ドルは1.1105ドルへ下落後、1.1138ドルまで強含み、再び下落し1.1116ドルで引けた。
ユーロ・円は、160円45銭まで下落後、161円22銭まで上昇。
ポンド・ドルは1.3231ドルへ上昇後、1.3168ドルまで下落した。
ドル・スイスは0.8452フランまで上昇後、0.8411フランまで下落した。
■NY原油:NY原油先物:続落、供給不足に対する警戒感は低下
28日のNY原油先物10月限は続落(NYMEX原油10月限終値:74.52 ↓1.01)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比-1.01ドル(-1.34%)の74.52ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは73.82ドル-75.95ドル。
アジア市場で75.95ドルまで買われたが、供給不足に対する警戒感は低下し、ロンドン市場で73.82ドルまで下落。
米国市場では押し目買いも観測され、一時75.50ドルまで反発したが、買いは続かず、通常取引終了後の時間外取引では主に74ドル台後半で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 39.95ドル +0.28ドル(+0.70%)
モルガン・スタンレー(MS) 102.20ドル +0.12ドル(+0.11%)
ゴールドマン・サックス(GS)503.33ドル -3.93ドル(-0.77%)
インテル(INTC) 19.61ドル -0.46ドル(-2.29%)
アップル(AAPL) 226.49ドル -1.54ドル(-0.67%)
アルファベット(GOOG) 164.50ドル -1.88ドル(-1.12%)
メタ(META) 516.78ドル -2.32ドル(-0.44%)
キャタピラー(CAT) 348.20ドル -2.92ドル(-0.83%)
アルコア(AA) 32.09ドル -2.21ドル(-6.44%)
ウォルマート(WMT) 76.08ドル -0.05ドル(-0.06%)