*07:58JST 19日の米国市場ダイジェスト:NYダウは522ドル高、大幅利下げでソフトランディング期待高まる
■NY株式:NYダウは522ドル高、大幅利下げでソフトランディング期待高まる
米国株式市場は大幅反発。
ダウ平均は522.09ドル高の42,025.19ドル、ナスダックは440.68ポイント高の18,013.98で取引を終了した。
週次新規失業保険申請件数が4カ月ぶり低水準となり労働市場の減速懸念が後退し、寄り付き後、上昇。
さらに、連邦公開市場委員会(FOMC)の大幅利下げが奏功し経済がそれほど落ち込まずソフトランディングにとどまるとの期待感も強まり、続伸した。
ハイテクも強く相場を支援し、終盤にかけて上げ幅を拡大し、終了。
セクター別では、自動車・自動車部品や半導体・同製造装置が上昇、家庭・パーソナルが下落した。
レストランチェーンを運営するダ―デン・レストランツ(DRI)は四半期決算の内容が予想を下回ったものの売上見通しを引き上げ、さらに、配達を巡り配車サービスのウーバーテクノロジー(UBER)との提携を発表し、上昇。
住宅建設会社のレナー(LEN)やDRホートン(DHI)などは住宅ローン金利の低下で売上増期待が強まり、それぞれ上昇。
地銀のフィフス・サード・バンコープ(FITB)、ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズ(FCNCA)、リージョンズ・フィナンシャル(RF)、ハンチントン・バンクシェアーズ(HBAN)は格付け会社ムーディーズがバランスシートの健全化期待にそれぞれの信用格付けを引き上げ、上昇した。
ホテルチェーン運営のマリオット(MAR)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。
靴メーカーのスケッチャーズ(SKX)は幹部がウェルズ・ファーゴ銀主催の消費者イベントで、中国の景気減速に伴う裁量支出の減少が激しく年後半の中国の売り上げにおいて想定以上の圧力があると警告し、大幅安。
スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)も連れ安となった。
運送会社のフェデックス(FDX)は取引終了後に四半期決算を発表。
調整後の1株当たり利益が予想を下回ったほか見通し引き下げが嫌気され、時間外取引で売られている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米新規失業保険申請件数が減少、景気減速懸念後退でドル高&リスクオン
19日のニューヨーク外為市場でドル・円は143円76銭まで上昇後、142円54銭まで下落し、142円61銭で引けた。
米先週分新規失業保険申請件数が前回から予想以上に減少し労働市場の減速懸念が後退、さらに、米9月フィラデルフィア連銀製造業景況指数も予想以上に上昇したため景気悪化への悲観的見方が後退し、金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。
その後、米8月中古住宅販売件数が予想以上に7月から減少したためドル買いが後退した。
ユーロ・ドルは1.1117ドルまで下落後、1.1167ドルまで上昇し、1.1163ドルで引けた。
ユーロ・円は、159円95銭まで上昇後、158円82銭まで下落。
日銀が金融政策決定会合で政策を据え置くとの見方に円が軟調に推移。
ポンド・ドルは1.3289ドルから1.3220ドルまで下落後、戻した。
英国中銀は金融政策決定会合で予想通り政策金利の据え置きを決定も、1委員が利下げを主張したことや慎重ながら利下げ基調に変わりはないとの見方に高値からのポンド売りに伸び悩んだ。
ドル・スイスは0.8506フランまで上昇後、0.8463フランまで下落した。
■NY原油:反発で71.95ドル、需要減少の思惑後退
NY原油先物10月限は反発(NYMEX原油10月限終値:71.95 ↑1.04)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+1.04ドル(+1.47%)の71.95ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは70.13ドル-72.49ドル。
アジア市場の序盤で70.13ドルまで売られたが、その後はじり高で推移。
需要減少の懸念は後退し、米国市場の後半にかけて72.49ドルまで一段高となった。
通常取引終了後の時間外取引では主に72ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 40.87ドル +1.25ドル(+3.15%)
モルガン・スタンレー(MS) 100.73ドル +1.43ドル(+1.44%)
ゴールドマン・サックス(GS)503.83ドル +19.25ドル(+3.97%)
インテル(INTC) 21.14ドル +0.37ドル(+1.78%)
アップル(AAPL) 228.87ドル +8.18ドル(+3.70%)
アルファベット(GOOG) 163.24ドル +2.43ドル(+1.51%)
メタ(META) 559.10ドル +21.15ドル(+3.93%)
キャタピラー(CAT) 373.31ドル +18.19ドル(+5.12%)
アルコア(AA) 34.92ドル +0.58ドル(+1.68%)
ウォルマート(WMT) 78.04ドル -0.99ドル(-1.25%)
米国株式市場は大幅反発。
ダウ平均は522.09ドル高の42,025.19ドル、ナスダックは440.68ポイント高の18,013.98で取引を終了した。
週次新規失業保険申請件数が4カ月ぶり低水準となり労働市場の減速懸念が後退し、寄り付き後、上昇。
さらに、連邦公開市場委員会(FOMC)の大幅利下げが奏功し経済がそれほど落ち込まずソフトランディングにとどまるとの期待感も強まり、続伸した。
ハイテクも強く相場を支援し、終盤にかけて上げ幅を拡大し、終了。
セクター別では、自動車・自動車部品や半導体・同製造装置が上昇、家庭・パーソナルが下落した。
レストランチェーンを運営するダ―デン・レストランツ(DRI)は四半期決算の内容が予想を下回ったものの売上見通しを引き上げ、さらに、配達を巡り配車サービスのウーバーテクノロジー(UBER)との提携を発表し、上昇。
住宅建設会社のレナー(LEN)やDRホートン(DHI)などは住宅ローン金利の低下で売上増期待が強まり、それぞれ上昇。
地銀のフィフス・サード・バンコープ(FITB)、ファースト・シチズンズ・バンクシェアーズ(FCNCA)、リージョンズ・フィナンシャル(RF)、ハンチントン・バンクシェアーズ(HBAN)は格付け会社ムーディーズがバランスシートの健全化期待にそれぞれの信用格付けを引き上げ、上昇した。
ホテルチェーン運営のマリオット(MAR)はアナリストの投資判断引き上げで上昇。
靴メーカーのスケッチャーズ(SKX)は幹部がウェルズ・ファーゴ銀主催の消費者イベントで、中国の景気減速に伴う裁量支出の減少が激しく年後半の中国の売り上げにおいて想定以上の圧力があると警告し、大幅安。
スポーツ用品メーカーのナイキ(NKE)も連れ安となった。
運送会社のフェデックス(FDX)は取引終了後に四半期決算を発表。
調整後の1株当たり利益が予想を下回ったほか見通し引き下げが嫌気され、時間外取引で売られている。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:米新規失業保険申請件数が減少、景気減速懸念後退でドル高&リスクオン
19日のニューヨーク外為市場でドル・円は143円76銭まで上昇後、142円54銭まで下落し、142円61銭で引けた。
米先週分新規失業保険申請件数が前回から予想以上に減少し労働市場の減速懸念が後退、さらに、米9月フィラデルフィア連銀製造業景況指数も予想以上に上昇したため景気悪化への悲観的見方が後退し、金利上昇に伴うドル買いが優勢となった。
その後、米8月中古住宅販売件数が予想以上に7月から減少したためドル買いが後退した。
ユーロ・ドルは1.1117ドルまで下落後、1.1167ドルまで上昇し、1.1163ドルで引けた。
ユーロ・円は、159円95銭まで上昇後、158円82銭まで下落。
日銀が金融政策決定会合で政策を据え置くとの見方に円が軟調に推移。
ポンド・ドルは1.3289ドルから1.3220ドルまで下落後、戻した。
英国中銀は金融政策決定会合で予想通り政策金利の据え置きを決定も、1委員が利下げを主張したことや慎重ながら利下げ基調に変わりはないとの見方に高値からのポンド売りに伸び悩んだ。
ドル・スイスは0.8506フランまで上昇後、0.8463フランまで下落した。
■NY原油:反発で71.95ドル、需要減少の思惑後退
NY原油先物10月限は反発(NYMEX原油10月限終値:71.95 ↑1.04)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物10月限は、前営業日比+1.04ドル(+1.47%)の71.95ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは70.13ドル-72.49ドル。
アジア市場の序盤で70.13ドルまで売られたが、その後はじり高で推移。
需要減少の懸念は後退し、米国市場の後半にかけて72.49ドルまで一段高となった。
通常取引終了後の時間外取引では主に72ドルを挟んだ水準で推移。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 40.87ドル +1.25ドル(+3.15%)
モルガン・スタンレー(MS) 100.73ドル +1.43ドル(+1.44%)
ゴールドマン・サックス(GS)503.83ドル +19.25ドル(+3.97%)
インテル(INTC) 21.14ドル +0.37ドル(+1.78%)
アップル(AAPL) 228.87ドル +8.18ドル(+3.70%)
アルファベット(GOOG) 163.24ドル +2.43ドル(+1.51%)
メタ(META) 559.10ドル +21.15ドル(+3.93%)
キャタピラー(CAT) 373.31ドル +18.19ドル(+5.12%)
アルコア(AA) 34.92ドル +0.58ドル(+1.68%)
ウォルマート(WMT) 78.04ドル -0.99ドル(-1.25%)