*08:01JST 30日の米国市場ダイジェスト:NYダウは17ドル高、パウエル議長発言でソフトランディング期待強まる
■NY株式:NYダウは17ドル高、パウエル議長発言でソフトランディング期待強まる
米国株式市場は上昇。
ダウ平均は17.15ドル高の42,330.15ドル、ナスダックは69.58ポイント高の18,189.17で取引を終了した。
連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長講演を控え様子見気配が強まり、寄り付き後、まちまち。
9月シカゴ購買部協会景気指数が予想外に改善したため買いが優勢となったが、パウエル議長が小幅な利下げペースを示唆したため失望感から一時大きく売りに転じた。
ナスダックは長期金利の上昇が嫌気されたが、携帯端末アップルの上昇が下支えとなり、終盤にかけプラス圏に回復し相場を押し上げた。
月末、四半期末の調整に加え景気に楽観的な議長の見解を受けソフトランディング期待を受けた買いに、終盤にかけてダウも上昇し連日過去最高値を更新し終了。
セクター別では、テクノロジー・ハード・機器が上昇した一方、素材が下落した。
ドラッグストア運営のCVSヘルス(CVS)は物言う投資家のグレンビュー・キャピタル・マネジメントと、業務改善策を巡り会合を催したとの報道を好感し、上昇。
携帯端末のアップル(AAPL)は新型アイフォーンの売り上げで発表当初に見られた「プロ」モデルの発注から納品までにかかる時間をもとにした需要低迷の兆候が修正されつつあるとアナリストが楽観的な見通しを示し、買われた。
クルーズ船を運営するカーニバル(CCL)は第4四半期の見通しが予想を下回り、下落。
衛星通信インフラのエコスター(SATS)は傘下のディッシュネットワークをディレクTVに売却することで合意し、下落した。
パウエル議長は経済指標が予想通りなら、年内利下げ幅は合計で0.5%になるだろうとの見解を示した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:良好な米経済指標やパウエルFRB議長発言を受け大幅利下げ観測後退
9月30日のニューヨーク外為市場でドル・円は142円50銭から143円91銭まで上昇し、143円67銭で引けた。
米9月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)や9月ダラス連銀製造業活動指数が悪化予想に反し改善し、ドル買いが優勢となった。
連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が講演で、経済が全般的に強く、利下げが弱い経済を反映したものではなく、強い経済を維持するためとの発言を受けて積極的な利下げ観測が後退し、長期金利上昇に伴うドル買いにさらに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは1.1200ドルから1.1114ドルまで下落し、1.1133ドルで引けた。
ドイツの9月消費者物価指数速報値が予想以上に鈍化し、21年2月来で最低となったほか、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が10月会合での追加利下げの可能性を示唆したためユーロ売り圧力となった。
ユーロ・円は、159円23銭へ弱含んだのち、160円13銭まで上昇した。
ポンド・ドルは1.3416ドルへ上昇後、1.3350ドルまで下落した。
ユーロ・ポンド絡みのポンド買いが強まったのち、ドル買いに押された。
ドル・スイスは0.8426フランから0.8474フランまで上昇した。
■NY原油:もみ合いで68.17ドル、アジア市場で69.32ドルまで値上り
NY原油先物11月限はもみ合い(NYMEX原油11月限終値:68.17 ↓0.01)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比-0.01ドル(-0.01%)の68.17ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは67.57ドル-69.32ドル。
中国経済の回復期待が高まり、アジア市場で69.32ドルまで買われた後、ロンドン市場で67.57ドルまで売られたが、米国市場の中盤にかけて69.17ドルまで反発。
通常取引終了後の時間外取引では主に68ドル台前半で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 39.68ドル +0.28ドル(+0.71%)
モルガン・スタンレー(MS) 104.24ドル +0.13ドル(+0.12%)
ゴールドマン・サックス(GS)495.11ドル -3.40ドル(-0.68%)
インテル(INTC) 23.46ドル -0.45ドル(-1.88%)
アップル(AAPL) 233.00ドル +5.21ドル(+2.28%)
アルファベット(GOOG) 167.19ドル +1.90ドル(+1.14%)
メタ(META) 572.44ドル +5.08ドル(+0.89%)
キャタピラー(CAT) 391.12ドル +0.04ドル(+0.01%)
アルコア(AA) 38.58ドル -0.69ドル(-1.75%)
ウォルマート(WMT) 80.75ドル +0.97ドル(+1.21%)
米国株式市場は上昇。
ダウ平均は17.15ドル高の42,330.15ドル、ナスダックは69.58ポイント高の18,189.17で取引を終了した。
連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長講演を控え様子見気配が強まり、寄り付き後、まちまち。
9月シカゴ購買部協会景気指数が予想外に改善したため買いが優勢となったが、パウエル議長が小幅な利下げペースを示唆したため失望感から一時大きく売りに転じた。
ナスダックは長期金利の上昇が嫌気されたが、携帯端末アップルの上昇が下支えとなり、終盤にかけプラス圏に回復し相場を押し上げた。
月末、四半期末の調整に加え景気に楽観的な議長の見解を受けソフトランディング期待を受けた買いに、終盤にかけてダウも上昇し連日過去最高値を更新し終了。
セクター別では、テクノロジー・ハード・機器が上昇した一方、素材が下落した。
ドラッグストア運営のCVSヘルス(CVS)は物言う投資家のグレンビュー・キャピタル・マネジメントと、業務改善策を巡り会合を催したとの報道を好感し、上昇。
携帯端末のアップル(AAPL)は新型アイフォーンの売り上げで発表当初に見られた「プロ」モデルの発注から納品までにかかる時間をもとにした需要低迷の兆候が修正されつつあるとアナリストが楽観的な見通しを示し、買われた。
クルーズ船を運営するカーニバル(CCL)は第4四半期の見通しが予想を下回り、下落。
衛星通信インフラのエコスター(SATS)は傘下のディッシュネットワークをディレクTVに売却することで合意し、下落した。
パウエル議長は経済指標が予想通りなら、年内利下げ幅は合計で0.5%になるだろうとの見解を示した。
(Horiko Capital Management LLC)
■NY為替:良好な米経済指標やパウエルFRB議長発言を受け大幅利下げ観測後退
9月30日のニューヨーク外為市場でドル・円は142円50銭から143円91銭まで上昇し、143円67銭で引けた。
米9月シカゴ購買部協会景気指数(PMI)や9月ダラス連銀製造業活動指数が悪化予想に反し改善し、ドル買いが優勢となった。
連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が講演で、経済が全般的に強く、利下げが弱い経済を反映したものではなく、強い経済を維持するためとの発言を受けて積極的な利下げ観測が後退し、長期金利上昇に伴うドル買いにさらに拍車がかかった。
ユーロ・ドルは1.1200ドルから1.1114ドルまで下落し、1.1133ドルで引けた。
ドイツの9月消費者物価指数速報値が予想以上に鈍化し、21年2月来で最低となったほか、欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁が10月会合での追加利下げの可能性を示唆したためユーロ売り圧力となった。
ユーロ・円は、159円23銭へ弱含んだのち、160円13銭まで上昇した。
ポンド・ドルは1.3416ドルへ上昇後、1.3350ドルまで下落した。
ユーロ・ポンド絡みのポンド買いが強まったのち、ドル買いに押された。
ドル・スイスは0.8426フランから0.8474フランまで上昇した。
■NY原油:もみ合いで68.17ドル、アジア市場で69.32ドルまで値上り
NY原油先物11月限はもみ合い(NYMEX原油11月限終値:68.17 ↓0.01)。
ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI先物11月限は、前営業日比-0.01ドル(-0.01%)の68.17ドルで通常取引を終了した。
時間外取引を含めた取引レンジは67.57ドル-69.32ドル。
中国経済の回復期待が高まり、アジア市場で69.32ドルまで買われた後、ロンドン市場で67.57ドルまで売られたが、米国市場の中盤にかけて69.17ドルまで反発。
通常取引終了後の時間外取引では主に68ドル台前半で推移した。
■主要米国企業の終値
銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率)
バンクオブアメリカ(BAC) 39.68ドル +0.28ドル(+0.71%)
モルガン・スタンレー(MS) 104.24ドル +0.13ドル(+0.12%)
ゴールドマン・サックス(GS)495.11ドル -3.40ドル(-0.68%)
インテル(INTC) 23.46ドル -0.45ドル(-1.88%)
アップル(AAPL) 233.00ドル +5.21ドル(+2.28%)
アルファベット(GOOG) 167.19ドル +1.90ドル(+1.14%)
メタ(META) 572.44ドル +5.08ドル(+0.89%)
キャタピラー(CAT) 391.12ドル +0.04ドル(+0.01%)
アルコア(AA) 38.58ドル -0.69ドル(-1.75%)
ウォルマート(WMT) 80.75ドル +0.97ドル(+1.21%)