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米国株見通し:下げ渋りか、根強い政策期待で買戻し

発行済 2024-11-15 13:40
更新済 2024-11-15 13:45
© Reuters.
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*13:40JST 米国株見通し:下げ渋りか、根強い政策期待で買戻し (13時30分現在)

S&P500先物      5,974.25(-41.75)
ナスダック100先物  20,905.50(-106.25)


米株式先物市場でS&P500先物、ナスダック100先物は軟調、NYダウ先物は100ドル安。
米金利は高止まり、本日の米株式市場は売り先行となりそうだ。



14日の主要3指数は軟調。
高寄り後は下げに転じナスダックは3日続落、S&Pは反落、ダウは最高値更新後の下落で207ドル安の43750ドルで取引を終えた。
この日発表された生産者物価指数(PPI)は前回を上回り、13日の消費者物価指数(CPI)と合わせてインフレ再加速が鮮明になった。
パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長が拙速な利下げに慎重な姿勢を示すと売りはさらに強まり、終盤にかけて下げ幅を拡大した。



本日は下げ渋りか。
足元のインフレ再加速を背景に利下げペース鈍化を見込んだ売りが出やすい。
パウエル氏はハト派姿勢を弱めており、売りを後押ししそうだ。
一方、今晩発表の小売売上高は前回から弱い半面、NY連銀製造業景気指数は改善が予想され、景況感が注目材料に。
指数は最高値圏のため、週末に向け調整売りが出やすい。
ただ、トランプ次期政権の政策期待は引き続き株買い要因となり、相場を支える可能性もあろう。




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