Investing.com -- アジアの夜間取引でUSD/MXNが直近のピークである18.60に接近し、メキシコ・ペソに圧力がかかった。この動きは、メキシコの次期大統領クラウディア・シャインバウム氏が、司法改革を9月の新議会で早期に議題にすると発表したことによる。
最近の選挙で好調だったモレナ党が、市場に悪影響を与えかねない憲法改正を実施するのではないかという懸念から、ペソはすでに8％安となっている。この潜在的なアジェンダは、北米の投資家から不利な見方をされることが予想され、本日市場が開くペソの価値はさらに下落する可能性がある。
INGのアナリストは、長い間ペソに強気だったが、今は慎重を期すと述べた。
アナリストはまた、非常に人気のあるMXN/JPYのロング・キャリー・トレードは、日本銀行が政策を決定するために今週金曜日に開催する会合で、さらなる困難に直面する可能性があると述べた。金利の変更は予想されていないが、引き締めの開始時期について何らかのヒントが得られる可能性があり、日銀の毎月の国債購入額は6兆円から5.5兆円、あるいは5.0兆円に削減される可能性がある。これは円相場の助けになるかもしれない。
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