【ブラジル】ボベスパ指数 50839.45 -1.86%
17日のブラジル株式市場は続落。
主要指標のボベスパ指数は前日比963.48ポイント安(-1.86%)の50839.45で取引を終えた。
51946.10まで上昇した後、50689.36まで下落した。
ブラジル中銀総裁にイタウ・ウニバンコの首席エコノミストのイラン・ゴールドファイン氏が任命されたことを好感し、ブラジル株の買いが先行。
しかし、その後、米国の強い経済指標や地区連銀総裁らのタカ派的な発言を受けて、FRBの追加利上げ時期が早まるとの見方が浮上。
新興国ブラジル株に売りが広がった。
【ロシア】MICEX指数 1909.00 -0.33% 17日のロシア株式市場は反落。
主要指標のMICEX指数は、前日6.33ポイント安(-0.33%)の1909.00で取引を終了した。
1915.19から1876.69まで下落した。
天然ガス大手ガスプロム(GAZP)が支払う2015年分配当額が、市場の予想より低くなるとの観測がロシア株を圧迫したとの見方。
ただ、株式市場の引け間際に、ブレント原油先物が日中高値49.58ドルまで上昇したことが下支えとなり、下落幅を縮小した。
【インド】SENSEX指数 25773.61 +0.47% 17日のインドSENSEX指数は続伸。
前日比120.38ポイント高(+0.47%)の25773.61、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同30.00ポイント高(+0.38%)の7890.75で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。
前日の米株高を受け、インド株にも買いが先行。
また、原油相場の上昇も資源銘柄の物色手掛かりとなった。
国内では、景気減速懸念のやや後退が支援材料。
前日16日に発表された4月の卸売物価指数(WPI)は前月比で+0.34%となり、前月の-0.85%から加速した。
プラスに転じたのは18カ月ぶりとなる。
【中国本土】上海総合指数 2843.68 -0.25% 17日の上海総合指数は値下がり。
主要指標の上海総合指数は、前日比7.18ポイント安(-0.25%)の2843.68ポイントと反落した。
国内景気の先行き不安が依然としてくすぶる。
各種の経済指標が先週末公表され、弱い内容が目立っていたことが蒸し返された。
前日の相場が急反発したことで、景気指標の下振れは織り込み済み——との見方が広がっていたものの、不安感は完全には払しょくされていない。
追加の金融緩和(利下げや預金準備率の引き下げ)に対する期待も後退している。
中国人民銀行(中央銀行)が短期・中期の資金供給を継続しているためだ。
人民銀は16日、資金供給ツールの一つ「中期流動性ファシリティ(MLF)」を通じ、金融機関に2900億人民元(約4兆8430億円)を供給。
これとは別に、リバースレポ(売り戻し条件付き債券購入)も連日で実施した。
主要指標のボベスパ指数は前日比963.48ポイント安(-1.86%)の50839.45で取引を終えた。
51946.10まで上昇した後、50689.36まで下落した。
ブラジル中銀総裁にイタウ・ウニバンコの首席エコノミストのイラン・ゴールドファイン氏が任命されたことを好感し、ブラジル株の買いが先行。
しかし、その後、米国の強い経済指標や地区連銀総裁らのタカ派的な発言を受けて、FRBの追加利上げ時期が早まるとの見方が浮上。
新興国ブラジル株に売りが広がった。
【ロシア】MICEX指数 1909.00 -0.33% 17日のロシア株式市場は反落。
主要指標のMICEX指数は、前日6.33ポイント安(-0.33%)の1909.00で取引を終了した。
1915.19から1876.69まで下落した。
天然ガス大手ガスプロム(GAZP)が支払う2015年分配当額が、市場の予想より低くなるとの観測がロシア株を圧迫したとの見方。
ただ、株式市場の引け間際に、ブレント原油先物が日中高値49.58ドルまで上昇したことが下支えとなり、下落幅を縮小した。
【インド】SENSEX指数 25773.61 +0.47% 17日のインドSENSEX指数は続伸。
前日比120.38ポイント高(+0.47%)の25773.61、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同30.00ポイント高(+0.38%)の7890.75で取引を終えた。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅をやや縮小させた。
前日の米株高を受け、インド株にも買いが先行。
また、原油相場の上昇も資源銘柄の物色手掛かりとなった。
国内では、景気減速懸念のやや後退が支援材料。
前日16日に発表された4月の卸売物価指数(WPI)は前月比で+0.34%となり、前月の-0.85%から加速した。
プラスに転じたのは18カ月ぶりとなる。
【中国本土】上海総合指数 2843.68 -0.25% 17日の上海総合指数は値下がり。
主要指標の上海総合指数は、前日比7.18ポイント安(-0.25%)の2843.68ポイントと反落した。
国内景気の先行き不安が依然としてくすぶる。
各種の経済指標が先週末公表され、弱い内容が目立っていたことが蒸し返された。
前日の相場が急反発したことで、景気指標の下振れは織り込み済み——との見方が広がっていたものの、不安感は完全には払しょくされていない。
追加の金融緩和(利下げや預金準備率の引き下げ)に対する期待も後退している。
中国人民銀行(中央銀行)が短期・中期の資金供給を継続しているためだ。
人民銀は16日、資金供給ツールの一つ「中期流動性ファシリティ(MLF)」を通じ、金融機関に2900億人民元(約4兆8430億円)を供給。
これとは別に、リバースレポ(売り戻し条件付き債券購入)も連日で実施した。