ドル/円
正午現在 90.42/43 1.4543/44 131.47/54
午前9時現在 90.41/42 1.4576/79 131.78/81
NY17時現在 90.69/75 1.4567/73 132.12/23
--------------------------------------------------------------------------------
[東京 14日 ロイター] 正午現在のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時時
点から小幅安の90円前半で取引されている。ドルは早朝の取引で一時90.18円と7
カ月ぶり安値を更新したが、正午にかけては短期筋の買い戻しが強まり90円半ばまで値
を戻した。
海外市場の流れを引き継ぐ形で、早朝の取引ではドルが下落。一時90.18円と今年
2月12日以来7カ月ぶり安値を更新した。
朝方の取引では「個人の証拠金取引でドル/円が大きく買い持ちに傾いていることから、
(前週末の下落で強制的な損失確定の買い戻しを入れる)ストップロス注文が発動され
る可能性があるとの見方」(都銀)があったこと、ニュージーランド統計局が発表した7
月小売売上高が前月比0.5%減と事前予想の0.5%増を大きく下回り、NZドルが対
円
しかし、安値更新後は仲値公示にかけてドルが反発。ドル/円は90.65円まで上昇
し、海外市場で一時1.4636ドルと9カ月ぶり高値をつけたユーロ/ドルが1.45
ドル前半へ下落したほか、同1年1カ月ぶり高値をつけた豪ドル/米ドル
ドル/米ドル
海外市場で高値をつけた金現物
ジア時間の取引で反落するなど、「急ピッチ(に進んだドル安)の反動で利益確定の動き
が全般に強まっている」(別の都銀)という。
急ピッチなドル安/円高に対する警戒感も高まりつつある。市場では心理的にもテクニ
カル的にも大きな節目となる90円を試す展開が続くとの声が大勢だが、多くのテクニカ
ル指標が「どれも下げすぎを示唆している」(別の都銀)ためだ。
さらに、投機ポジションの参考データとして知られる米商品先物取引委員会(CFTC)
のIMM通貨先物取組も、9月8日までの週に円は差し引きで4万0799枚の買い越
しと、今年2月10日の週以来7カ月ぶりの高水準を記録。スイスフランの買い持ちも
2004年12月28日の週以来4年9カ月ぶり高水準で、主要通貨に対するドルの売り
越しも昨年7月以来の水準に達するなど、ポジションの片寄りを示唆している。今回のド
ル売りは、買い戻しに動きやすい短期筋が主導しているだけに「一度は90円を割り込む
かもしれないが、その後の急反発リスクも強まってきた」(邦銀)という。
(ロイター日本語ニュース 基太村真司記者)
(shinji.kitamura@thomsonreuters.com;03―6441―1791;ロイターメッ
セージング:shinji.kitamura.reuters.com@reuters.net)
全スポットレート(ロイターデータ)
アジアスポットレート(同)
欧州スポットレート(同)
クロス円レート(同)
クロス円の時系列レート(同)
通貨オプション
スポットレート(ロイター・ディーリング約定値)
スポットレート(RTFX)
スポットレート(日銀公表)
為替関連ニュース [FRX]
外為市場リポート[JPY/J]
外為マーケットアイ[JPY/JU]
焦点・アングル・特集 [FRX-FES]
クロスマーケットアイ[.JPCM]
主要国の経済指標発表予定と予想一覧<0#JECON>
主要国の政策金利一覧・中銀関連情報[BOX-CEN]
きょうの予定[MI/DIARY][JPY/DIARY]
速報ニュース[AA][AA-RS]
財政・金融政策の当局者発言ニュース[RSS-PLCY]
規制・監督関連ニュース[RSS-REGS]
ファンド関連ニュース[RSS-FUND]
欧州市場サマリー[NNJ/EU]
NY市場サマリー[NNJ/NY]
世界の主要株価指数
外国為替・マネー総合メニュー