本日のマザーズ先物は、米国株の上昇や一時1ドル=111円台まで下落した円安といった良好な外部環境を映して買いが先行して始まりそうだが、北京で開催される米中両国の閣僚級による貿易協議の動向を見極めたいとのムードから全般はもみ合う展開が予想される。
他方、日経平均が21000円を突破し、本日も上げ足を速めた場合は、個人投資家によるマインドも改善することが見込まれ、マザーズ先物が上値を試す可能性がある点には留意しておきたい。
個別では、PKSHA (T:3993)が株式分割を、ラクス (T:3923)は今期営業利益見通しの上方修正を発表している。
上値のメドは880.0pt、下値のメドは860.0ptとする。