13日のニューヨーク外為市場でドル・円は、110円70銭から111円05銭まで上昇し、111円01銭で引けた。
米連邦公開市場委員会(FOMC)が注目している1月の米消費者物価コア指数は予想を上回ったこと、トランプ米大統領が政府機関閉鎖を回避する意向を示したこと、また、米中貿易協議への期待感などを背景にドル買いが優勢となった。
ユーロ・ドルは1.1309ドルから1.1260ドルまで下落し、1.1261ドルで引けた。
さえないユーロ圏12月鉱工業生産に加えて、スペインの政局不安がユーロ売り材料となった。
スペイン議会は与党・社会労働党の2019年予算案を否決し、早期総選挙の見通しが強まった。
ユーロ・円は、125円27銭から124円96銭まで下落。
ポンド・ドルは、1.2924ドルから1.2845ドルまで下落した。
1月の英国消費者物価指数が2年ぶりに英国中銀の目標を下回り、ポンド買いは後退。
ドル・スイスは、1.0053フランから1.0094フランまで上昇した。