[ブリュッセル 25日 ロイター] - 欧州委員会は25日、独航空大手ルフトハンザ (DE:LHAG)の60億ユーロ(67億4000万ドル)資本増強について、公的支援が返済されるまで配当・自社株買い・株式10%超の買収が禁じられるとの条件の下で承認した。
欧州委によると、ドイツはまた、融資と資本増強に伴う証券の双方を2026年までに返済・償還するとしたビジネスプランを提出したほか、株式の公的保有比率が25%を下回っていない限り、支援供与後12カ月以内に出口戦略を練り上げると約束した。
ドイツはまた、支援供与から6年後に保有株を売却していなければ、ルフトハンザ再編計画を提案しなければならなくなる。