(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5777.65(+6.67)
前営業日終値 5770.98(+58.28)
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クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 6250.69(+0.99)
前営業日終値 6249.70(+77.87)
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CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 4050.50(‐0.04)
前営業日終値 4050.54(+72.08)
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<ロンドン株式市場> 小幅続伸。ユーロ圏各国が対ギリシャ支援計画で合意したこと
を受け、リスク選好度が上昇。銀行・エネルギー関連株に買いが入り、鉱山株の下げを吸
収した。
FT100種総合株価指数<.FTSE>は一時2008年6月以来のザラ場高値となる
5803.71をつけた。
ユーロ圏各国がギリシャ支援計画で合意したことを受け、ギリシャの借入コストが低下。
同国が近い将来に債務不履行に陥るとの懸念が払しょくされたことで、銀行株が買われ
た。
バークレイズ
(RBS)
て引けた。
また原油価格
にも買いが入り、BGグループ
0.4%、それぞれ上げた。
物色対象は他のセクターにも広まった。ホーム・リテール
・ストアーズ
4.9%高で終了した。
同じく小売のセインズベリー
の投資判断を「アンダーパーフォーム」から「買い」に引き上げたことを受け、2.4%
上昇した。
一方、鉱山株は下落。アントファガスタ
を「買い」から「ホールド」に引き下げたことを受け、1.6%安で終了した。
エクストラータ
案が37億ドルを超える規模になるとの報道を嫌気した。
ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ
ンドゴールド・リソーシズ
<欧州株式市場> 1年半超ぶり高値をつけた後押し戻され、ほぼ変わらずで引けた。
週末のギリシャ緊急支援計画をめぐる合意を受け同国の債務問題をめぐる懸念が和らぎ、
銀行株が買われる一方、金属相場が一時の上げから戻すなか、鉱山株が値下がりした。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>は0.34ポイント(0.03%)安
の1101.44。一時、1年半超ぶり高値の1105.08をつけた。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は8.69ポイント(0.29%)高の
3002.23。
ユーロ圏の財務相が11日、ギリシャに対する300億ユーロ(400億ドル)の緊急
支援計画で合意したことを手掛かりに銀行株が値上がりした。
同計画では、国際通貨基金(IMF)も1年目に最低100億ユーロを融資する見込み
となっている。
バークレイズ
パリバ
ギリシャの銀行株指数<.FTATBNK>も5.7%上昇した。
ギリシャは同支援計画の下、ユーロ参加国およびIMFから市場金利よりかなり低い金
利で融資を受けることが可能となる。しかし、ギリシャが実際に支援を利用するのか、ど
のように支援が実施されるのか、さらにギリシャが長期的に300億ユーロの債務にどの
ように対処していくかなど、疑問は残されている。
UBS
ト危機が始まって以降で最高水準になったと発表した。
銅価格が20カ月ぶり高値から押し戻されたことで、鉱山株も下落した。
アングロ・アメリカン
ザキミス O.L>は0.2─1.3%安。 第1・四半期の企業決算が注目されている。12日米市場引け後、アルコア 企業決算シーズンの先陣を切る。 [東京 13日 ロイター]