内閣府は26日に公表した報告書「世界経済の潮流」で米国と中国の貿易摩擦が両国経済やアジア経済、世界経済にもたらす影響を分析した。米中は6月末の首脳会談で貿易協議の継続で合意し、摩擦のさらなる激化はいったん回避したが、「引き続き予断を許さない状況にある」と指摘。企業心理や市場を通じて世界経済全体を大きく下押ししかねないと懸念を示した。
内閣府は26日に公表した報告書「世界経済の潮流」で米国と中国の貿易摩擦が両国経済やアジア経済、世界経済にもたらす影響を分析した。米中は6月末の首脳会談で貿易協議の継続で合意し、摩擦のさらなる激化はいったん回避したが、「引き続き予断を許さない状況にある」と指摘。企業心理や市場を通じて世界経済全体を大きく下押ししかねないと懸念を示した。