本日のマザーズ先物は、前日の米国株の大幅高や為替市場で円安進行など外部環境の好転を背景に買い戻しの動きが優勢となりそうだ。
米通商代表部(USTR)は13日、9月1日に発動予定の中国からの輸入品ほぼすべてに追加関税を拡大する制裁措置「第4弾」について、スマートフォンなど一部製品への適用を12月15日まで延期すると発表。
米中貿易摩擦の激化への懸念が和らぎ、前日の米国市場は、NYダウなど主要株価指数は大幅に反発した。
為替相場も1ドル=106円台後半へと円安が進んでおり、個人投資家心理の好転にも繋がるだろう。
ただ、現状も米中の貿易協議に目立った進展がないことから、買い一巡後は積極的な上値追いの動きには至らない可能性がありそうだ。
また、昨日引け後に決算が発表されたそーせい (T:4565)については、19年12月期上半期営業損益が7.31億円の黒字となった。
決算発表前の8月5日に既に年初来高値を更新したタイミングでもあることから、マザーズ市場で指数インパクトの大きい同社の決算に対する市場反応にマザーズ先物も振らされやすくなろう。