13日の東京外為市場でドル・円は大幅高。
早朝に125円35銭を付けた後、米10年債利回りの上昇でドル買い再開。
鈴木俊一財務相の円安けん制で円売り後退の場面もあったが、夕方にかけて「黒田シーリング」を上抜けるとストップロスを巻き込み、126円31銭まで上昇。
・ユーロ・円は135円70銭から136円75銭まで上昇した。
・ユーロ・ドルは1.0811ドルから1.0844ドルまで値を上げた。
・17時時点:ドル・円126円00-10銭、ユーロ・円136円50-60銭
・日経平均株価:始値26,436.06円、高値26,885.87円、安値26,429.47円、終値26,843.49円(前日比508.51円高)
【金融政策】
・NZ準備銀行:政策金利を0.50ポイント引き上げ(予想は0.25ポイント)
【要人発言】
・鈴木財務相
「為替の急激な変動は大変問題がある」
「これからどういう動きをしていくのか、注意深く見守っていきたい」
・松野官房長官
「急激な変動は望ましくない。
政府として適切に対応していきたい」
・黒田日銀総裁
「強力な緩和を粘り強く継続」
・NZ準備銀行(声明)
「インフレは目標を、雇用は最大の持続可能なレベルを上回っている」
「委員会は責務を果たすため、金利をさらに引き上げる必要があると確認」
「消費者物価指数は2022年上半期に約7%のピークに達すると予想されている」
【経済指標】
・日・2月機械受注(船舶・電力除く民需):前月比-9.8%(予想:-1.5%、1月:-2.0%)
・日・3月マネーストックM3:前年比+3.1%(予想:+3.2%、2月:+3.2%)
・中・3月輸出:前年比+14.7%(予想:+13.0%、2月:+6.2%)
・中・3月輸入:前年比-0.1%(予想:+8.4%、2月:+10.4%)
・英・3月消費者物価指数:前年比+7.0%(予想:+6.7%、2月:+6.2%)
・英・3月生産者物価指数・産出:前年比+11.9%(予想:+11.1%、2月:+10.1%)