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欧州市場サマリー(9日)

発行済 2010-09-10 03:24

               1306GMT     8日終盤

ユーロ/ドル    1.2751     1.2720

ドル/円      83.720     83.870

ユーロ/円 106.78     106.67

 

               9日終値   前営業日終値

株 FT100 5494.16(+64.42) 5429.74

  クセトラDAX    6221.52(+57.08) 6164.44

金 現物午後値決め 1255.00      1255.00

             先物    現物利回り

3カ月物ユーロ(12月限)  99.010 (‐0.030)  0.273(0.272)

独連邦債2年物 0.700(0.631)

独連邦債10年物(12月限) 130.71 (‐0.54) 2.331(2.306)

独連邦債30年物   2.912(2.870)

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 <為替> 円が対ドルで15年ぶりの高値近辺で推移。日本の当局から発せられるメッ

セージが相反しているため、市場で当局による市場介入はないとの見方が強まっているこ

とが背景。

 ただ、米新規失業保険週間申請件数が2カ月ぶりの低水準となり、7月の米貿易赤字も

予想以上に縮小したことで、ドルは対円で下げ幅を縮小した。

 

 <株式> ロンドン株式市場は続伸し、FT総合指数は終値ベースで4カ月ぶり高値を

更新した。この日の米経済指標が予想を上回る改善を見せたことを受け、米景気の二番底

懸念が一段と後退した。

 出来高は90日平均の85%だった。

 景気動向に左右されやすい銀行株<.FTNMX8350>が2.3%上昇。12日の最終決定が見

込まれているバーゼル委員会による新銀行自己資本規制「バーゼルIII」が懸念されてい

るほど厳しい内容にならないとの期待も支援した。

 バークレイズは5%、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド

5.1%、それぞれ値を上げた。

 欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中央銀行総裁がこ

の日、ユーロ圏で自律的な経済成長が実現する兆候があるとの見解を示したこともセンチ

メントを押し上げた。

 一方、ホーム・リテールが2.8%下落。通年の利益見通しを引き下げたこと

が嫌気された。

 

 欧州株式市場は続伸。主要指数は一時約4カ月ぶり高値をつけた。底堅い米経済指標で

市場心理が改善、銀行新規制への楽観的な見方から金融株が大きく値上がりした。

 投資家の不安心理を示す主要指数であるVDAX─NEWボラティリティ指数<.V1XI>

は2%強低下し4カ月半ぶりの水準となった。同指数の低下は投資家のリスク選好の高ま

りを示す。

 FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>終値は10.26ポイント(0.96

%)高の1082.26。一時は1083.46と、4月下旬以来の高値をつけた。

 DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は29.54ポイント(1.07%)高

の2782.43。

 週間の新規失業保険申請件数は2カ月ぶり水準に改善、7月の貿易赤字も予想以上に縮

小した。

 ジェネラーリ・インベストメンツの調査部長、クラウス・ウィーナー氏は「市場では、

わずかにせよ回復は継続していくとの見方が強まったようだ」とした上で、相場が年末に

足元の水準を上回ることは可能とした。

 金融株の上げが目立ち、STOXX600欧州銀行株指数<.SX7P>は2%高。バークレ

イズ、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド、ソシエテ・ジェネラ

、クレディ・アグリコルは3.4─5.1%値上がりした。

 国際決済銀行(BIS)バーゼル銀行監督委員会の新銀行自己資本規制「バーゼルIII」

が当初の予想ほど厳しい内容にはならないとの期待が広がった。

 前出のウィーナー氏は「バーゼル規制に関する懸念はやや大げさだった。資本増強に関

してはこれまでに進展がみられるし、銀行には新規制の受け入れまで十分な時間があると

思われる」と語った。 

 医薬品の仏サノフィ・アベンティスは1.4%高。同社は、同業ジェンザイ

に対する185億ドル(1株当たり69ドル)での買収提案に変更はないとし、

買収提案価格を引き上げたとの報道を否定した。

 

 <ユーロ圏債券> ユーロ圏周辺国国債と独連邦債の利回り格差が縮小した。アイルラ

ンドが短期証券(Tビル)入札をスムーズにこなしたことが周辺国債を支援する一方、独

連邦債先物は約0.5ポイント下落した。

 アイルランドTビル入札の落札総額は4億ユーロと、比較的小規模だったものの、ウエ

ストLBのストラテジスト、マイケル・レスター氏は「アイルランドが市場で資金を調達

できないとの懸念が払しょくされたと考える」とし、市場に安心感が広がった、と指摘し

た。

 10年物のアイルランド国債と独連邦債の利回り格差は約

20ベーシスポイント(bp)縮小し、360bp。 

 市場参加者は、欧州中央銀行(ECB)が高利回りの債券買い入れに積極的な動きを示

している、と指摘した。

 主要なユーロ圏指標の発表に欠くなか、独連邦債先物12月限最大55ティッ

ク下落し130.70。清算値は130.78。

 リスクセンチメントの改善や、ECBの国債買い入れに向けた動きを手がかりに、ポル

トガル国債とギリシャ国債の独連邦債との利回り格差も縮小した。

 独連邦債2年物利回りは7bp上昇の0.703%。

 同10年物利回りは4bp上昇の2.334%。

 同30年物利回りは2.5bp上昇の2.905%。

 デイーラーによると、ECBはこの日、アイルランド国債2年物、5年物、

10年物の買い入れに関心を示し、その後、5年物を最大1億ユーロ買い入れる方針を

決定した。

 

                         [東京 10日 ロイター]

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