(カッコ内は前営業日比)
FT100種総合株価指数(ロンドン)<.FTSE>
終値 5494.16(+64.42)
前営業日終値 5429.74(+21.92)
--------------------------------------------------------------------------------
クセトラDAX指数(フランクフルト)<.DAX>
終値 6221.52(+57.08)
前営業日終値 6164.44(+46.55)
--------------------------------------------------------------------------------
CAC40種平均指数(パリ)<.FCHI>
終値 3722.15(+44.94)
前営業日終値 3677.21(+33.40)
--------------------------------------------------------------------------------
<ロンドン株式市場> 続伸し、FT総合指数は終値ベースで4カ月ぶり高値を更新し
た。この日の米経済指標が予想を上回る改善を見せたことを受け、米景気の二番底懸念が
一段と後退した。
出来高は90日平均の85%だった。
景気動向に左右されやすい銀行株<.FTNMX8350>が2.3%上昇。12日の最終決定が見
込まれているバーゼル委員会による新銀行自己資本規制「バーゼルIII」が懸念されてい
るほど厳しい内容にならないとの期待も支援した。
バークレイズ
5.1%、それぞれ値を上げた。
欧州中央銀行(ECB)理事会メンバーのメルシュ・ルクセンブルク中央銀行総裁がこ
の日、ユーロ圏で自律的な経済成長が実現する兆候があるとの見解を示したこともセンチ
メントを押し上げた。
一方、ホーム・リテール
が嫌気された。
<欧州株式市場> 続伸。主要指数は一時約4カ月ぶり高値をつけた。底堅い米経済指
標で市場心理が改善、銀行新規制への楽観的な見方から金融株が大きく値上がりした。
投資家の不安心理を示す主要指数であるVDAX─NEWボラティリティ指数<.V1XI>
は2%強低下し4カ月半ぶりの水準となった。同指数の低下は投資家のリスク選好の高ま
りを示す。
FTSEユーロファースト300種指数<.FTEU3>終値は10.26ポイント(0.96
%)高の1082.26。一時は1083.46と、4月下旬以来の高値をつけた。
DJユーロSTOXX50種指数<.STOXX50E>は29.54ポイント(1.07%)高
の2782.43。
週間の新規失業保険申請件数は2カ月ぶり水準に改善、7月の貿易赤字も予想以上に縮
小した。
ジェネラーリ・インベストメンツの調査部長、クラウス・ウィーナー氏は「市場では、
わずかにせよ回復は継続していくとの見方が強まったようだ」とした上で、相場が年末に
足元の水準を上回ることは可能とした。
金融株の上げが目立ち、STOXX600欧州銀行株指数<.SX7P>は2%高。バークレ
イズ
ル
国際決済銀行(BIS)バーゼル銀行監督委員会の新銀行自己資本規制「バーゼルIII」
が当初の予想ほど厳しい内容にはならないとの期待が広がった。
前出のウィーナー氏は「バーゼル規制に関する懸念はやや大げさだった。資本増強に関
してはこれまでに進展がみられるし、銀行には新規制の受け入れまで十分な時間があると
思われる」と語った。
医薬品の仏サノフィ・アベンティス
ム
買収提案価格を引き上げたとの報道を否定した。
[東京 10日 ロイター]