[ワシントン 16日 ロイター] - 米議会下院の特別委員会は16日、昨年1月に起きた連邦議会占拠事件に関する公聴会を開催した。
証言したペンス前副大統領の側近は、トランプ前大統領が2020年の大統領選の結果を覆すようペンス氏に要求したが、ペンス氏は自分にはそのような権限はなく、違法行為になると何度もトランプ氏に伝えていたと語った。
特別委員会の民主党議員は、トランプ氏は自身の支持者が議事堂を襲撃する可能性を認識しながら、自らの主張を繰り広げたと主張。
公聴会は今月少なくとも6回開催される予定。特別委員会はトランプ氏が選挙結果を覆すよう求めたのは違法行為だとの主張を立証するため、すでに3回の公聴会を開催した。
トランプ氏は繰り返し不正行為を否定、公聴会を魔女狩りだと批判している。