サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

今日の為替市場ポイント:欧米株安や日本の長期金利上昇を警戒してリスク回避の円買い継続も

発行済 2016-08-03 08:23
更新済 2016-08-03 17:33
今日の為替市場ポイント:欧米株安や日本の長期金利上昇を警戒してリスク回避の円買い継続も


2日のドル・円相場は、東京市場では102円83銭から101円63銭まで下落。
欧米市場でドルは100円68銭まで続落し、100円89銭で取引を終えた。


本日3日のドル・円は、101円前後で推移か。
欧米株安や日本の長期金利上昇を警戒してリスク回避的な円買いは継続する可能性がある。


2日の欧米市場では日本の長期金利上昇を意識した円買い・米ドル売りが観測された。
2日の東京市場で10年債利回りは一時0%に接近し、約4カ月半ぶりの水準となったことが意識されたようだ。
この日行われた10年国債入札が市場予想を下回る低調な結果となったことが、利回り上昇の主な理由とみられているが、日本銀行は9月の金融政策決定会合で「総括的な検証」を行うことも警戒されていたようだ。


ただ、黒田日銀総裁は2日、「デフレ脱却に政府と連携して向かうことを再確認した」、「総括的検証は物価目標の早期達成に必要な手段を明らかにする」、「緩和縮小のようなことにはならない」との見解を表明した。
金融緩和策の縮小を否定したことで投資家の不安は多少緩和されたもようだ。


市場参加者の間では、「政府が閣議決定した事業規模28.1兆円の経済対策の効果を最大限に高めるためには、長期金利の低位安定が必要不可欠」との声が聞かれている。
長期金利が上昇を続けた場合、株安・円高につながる可能性があることから、ドル・円の取引では長期金利の動向が有力な手がかり材料となりそうだ。



最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます