■要約
ゴルフ・ドゥは、1987年9月に会社設立後、日本全国への中古品を中心としたゴルフショップのチェーン展開を進めている同社はゴルフリユース事業の先駆者として、更なる発展を目指しており、2017年5月末日現在の営業店舗数は全国で80店舗となっている中古クラブ販売及び買取りを中心とした直営事業、フランチャイズ加盟店舗の運営指導及び出店に関するサポートを中心としたフランチャイズ事業、国内外メーカーのゴルフ用品の卸販売及び一般消費者へのインターネット販売を中心とした営業販売事業を中核事業としている
1. 2017年3月期の業績概要
2017年3月期の連結業績については、売上高が過去最高となる前期比11.5%増の4,969百万円、営業利益は同45.7%増の106百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同11.3%増の81百万円を達成している直営事業の「ゴルフ・ドゥ!」における購入客単価が年間を通して毎月前年実績を上回っており、購入客数も10月以降は毎月前年実績を上回るなど、中古クラブ販売及び買取りがともに年間を通して堅調に推移している
2. 2018年3月期の業績見通し
2018年3月期の連結業績見通しについては、リユース業界の規模がさらに拡大する反面、ゴルフ用品業界の厳しい状況が続くと推察されるなか、2017年3月期以上に収益性の向上に重きを置き、一刻も早い子会社による事業の安定的な収益の確保に向けた基盤形成に注力していく売上高5,400百万円(前期比8.7%増)、営業利益133百万円(同24.5%増)、経常利益136百万円(同31.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益100百万円(同23.4%増)を見込んでいる
3. 新・中期5ヶ年経営計画
2018年3月期から2022年3月期までの5年間を対象とする新たな中期経営計画を策定した新たに2016年10月よりスタートした新規事業『ウェルネス事業』を加えた計画となっている当計画では、5年後の2022年3月期にグループ合計150店舗体制を構築し、売上高10,000百万円、経常利益620百万円を目標に掲げている
■Key Points
・2017年3月期連結業績は増収増益、売上高は過去最高を達成
・2018年3月期連結業績は収益性の向上に重きを置き増収増益を予想
・新・中期5ヶ年経営計画では150店舗体制、売上高10,000百万円を目標に設定
(執筆:フィスコ客員アナリスト 長谷川 進)
ゴルフ・ドゥは、1987年9月に会社設立後、日本全国への中古品を中心としたゴルフショップのチェーン展開を進めている同社はゴルフリユース事業の先駆者として、更なる発展を目指しており、2017年5月末日現在の営業店舗数は全国で80店舗となっている中古クラブ販売及び買取りを中心とした直営事業、フランチャイズ加盟店舗の運営指導及び出店に関するサポートを中心としたフランチャイズ事業、国内外メーカーのゴルフ用品の卸販売及び一般消費者へのインターネット販売を中心とした営業販売事業を中核事業としている
1. 2017年3月期の業績概要
2017年3月期の連結業績については、売上高が過去最高となる前期比11.5%増の4,969百万円、営業利益は同45.7%増の106百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同11.3%増の81百万円を達成している直営事業の「ゴルフ・ドゥ!」における購入客単価が年間を通して毎月前年実績を上回っており、購入客数も10月以降は毎月前年実績を上回るなど、中古クラブ販売及び買取りがともに年間を通して堅調に推移している
2. 2018年3月期の業績見通し
2018年3月期の連結業績見通しについては、リユース業界の規模がさらに拡大する反面、ゴルフ用品業界の厳しい状況が続くと推察されるなか、2017年3月期以上に収益性の向上に重きを置き、一刻も早い子会社による事業の安定的な収益の確保に向けた基盤形成に注力していく売上高5,400百万円(前期比8.7%増)、営業利益133百万円(同24.5%増)、経常利益136百万円(同31.0%増)、親会社株主に帰属する当期純利益100百万円(同23.4%増)を見込んでいる
3. 新・中期5ヶ年経営計画
2018年3月期から2022年3月期までの5年間を対象とする新たな中期経営計画を策定した新たに2016年10月よりスタートした新規事業『ウェルネス事業』を加えた計画となっている当計画では、5年後の2022年3月期にグループ合計150店舗体制を構築し、売上高10,000百万円、経常利益620百万円を目標に掲げている
■Key Points
・2017年3月期連結業績は増収増益、売上高は過去最高を達成
・2018年3月期連結業績は収益性の向上に重きを置き増収増益を予想
・新・中期5ヶ年経営計画では150店舗体制、売上高10,000百万円を目標に設定
(執筆:フィスコ客員アナリスト 長谷川 進)