オーストラリアのブロックチェーン企業Havvenは、今年度中に仮想通貨イオス(EOS)のネットワークを使い、米ドルと価値をペッグすることで価格を安定させるステーブルコインを発行する計画であることが8日、一部報道により明らかとなった。
同社は既にイーサリアム(ETH)を使ってステーブルコインを発行しており、今回新たにイオスによるネットワークを追加することで、クロス・ブロックチェーンのステーブルコインを提供することを目指すという。
イオスのネットワークでは、米ドルと価値をペッグした「nUSD」を発行するとみられている。
同発表に際し、Havvenの創業者ケイン・ウォーリック氏は「現時点では、仮想通貨はまだ揺籃期(発達する前の段階期)にある。
そのため、どのブロックチェーンが拡大するかわからない」として、「ブロックチェーンインフラを提供するプロジェクトは、チェーン間で互換性を持たせる計画を立てることが重要だ」と発言している。
イオスとは、企業の業務サポートで使われることを目的とし、イーサリアムと同様、分散型アプリケーションを作成することに特化した仮想通貨である。
時価総額は71億ドルで、仮想通貨市場規模としては現在世界第5位となっている(コインマーケットキャップより)。
また、ステーブルコインとは、法定通貨を担保することなどにより、仮想通貨の特徴である価格変動の高さを抑え、一定期間、安定した価格を保つように作られている仮想通貨だ。
ステーブルコインの前例として、レートが米ドルに固定されているテザー(USDT)がある。
テザーは多くの取引所で基軸通貨として採用されており、ビットコイン、イーサリアムに
次いで取引量が3番目に多い仮想通貨でもある。
なお、イオスの開発を手がけるブロックワンは今年7月、決済サービスを提供する米ペイパル創業者や、中国のマイニング企業大手ビットメイン創業者らから資金調達を行ったことを発表している。
同社は既にイーサリアム(ETH)を使ってステーブルコインを発行しており、今回新たにイオスによるネットワークを追加することで、クロス・ブロックチェーンのステーブルコインを提供することを目指すという。
イオスのネットワークでは、米ドルと価値をペッグした「nUSD」を発行するとみられている。
同発表に際し、Havvenの創業者ケイン・ウォーリック氏は「現時点では、仮想通貨はまだ揺籃期(発達する前の段階期)にある。
そのため、どのブロックチェーンが拡大するかわからない」として、「ブロックチェーンインフラを提供するプロジェクトは、チェーン間で互換性を持たせる計画を立てることが重要だ」と発言している。
イオスとは、企業の業務サポートで使われることを目的とし、イーサリアムと同様、分散型アプリケーションを作成することに特化した仮想通貨である。
時価総額は71億ドルで、仮想通貨市場規模としては現在世界第5位となっている(コインマーケットキャップより)。
また、ステーブルコインとは、法定通貨を担保することなどにより、仮想通貨の特徴である価格変動の高さを抑え、一定期間、安定した価格を保つように作られている仮想通貨だ。
ステーブルコインの前例として、レートが米ドルに固定されているテザー(USDT)がある。
テザーは多くの取引所で基軸通貨として採用されており、ビットコイン、イーサリアムに
次いで取引量が3番目に多い仮想通貨でもある。
なお、イオスの開発を手がけるブロックワンは今年7月、決済サービスを提供する米ペイパル創業者や、中国のマイニング企業大手ビットメイン創業者らから資金調達を行ったことを発表している。