(カッコ内は前営業日比)
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 10270.55(‐26.30)
前営業日終値 10296.85(+111.32)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 2190.91(+0.85)
前営業日終値 2190.06(+18.86)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1097.28(‐6.04)
前営業日終値 1103.32(+14.13)
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[ニューヨーク 3日 ロイター] 3日の米株式相場はおおむね軟調。ファイザー
を成し遂げる姿勢を示したことで、規制強化をめぐる懸念が再燃した。
ダウ工業株30種<.DJI>は26.30ドル(0.26%)安の1万0270.55ドル。
ナスダック総合指数<.IXIC>は0.85ポイント(0.04%)高の2190.91。
S&P総合500種<.SPX>は6.04ポイント(0.55%)安の1097.28。
オバマ大統領は、医療保険制度改革と金融規制改革にコミットする姿勢をあらためて示
した。これを受け、過去数週間に株式市場を圧迫してきた政治的なリスクをめぐる懸念が
強まった。
ウェルズ・ファーゴのシニア株式市場ストラテジストは「政治的な要因は明らかに市場
を再び圧迫している。おそらく、これらの改革に関してある程度明確な詳細が得られるま
で、しばらくの間、上値が抑えられる見通しだ」と指摘した。
ファイザーは2.3%安となり、ヘルスケア関連株の下げを主導した。第4・四半期決
算が市場予想を下回ったほか、さえない利益見通しを示したことが嫌気された。
ナスダックはほぼ変わらずで引けたものの、アップル
大型ハイテク株の上昇に下支えられ、S&Pとダウをアウトパフォームした。アップルは
1.7%高。グーグルは1.8%高。
銀行株は下落。一部の大手金融機関の業務に制限を設ける政府の計画をめぐる懸念が再
燃した。モルガン・スタンレー
<.BKX>は2.4%下落した。
医療保険株も売られ、シグナ
は2.1%それぞれ下落した。ヘルスケア関連株指数<.HMO>は1.6%安。
生保最大手のメットライフ
ることが背景。
トヨタ自動車<7203.T>のニューヨーク市場上場株
一連の安全問題への対応に一段の圧力をかけたことで、リコール問題をめぐる状況が深刻
化した。
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