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新日鐵住金、トヨタ、花王など

発行済 2016-08-26 16:36
更新済 2016-08-26 17:00
新日鐵住金、トヨタ、花王など
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(T:9401) TBS 1394 -96大幅反落。
三菱UFJモルガン・スタンレー証券では投資判断を「ニュートラル」から「アンダーウェイト」に格下げ、目標株価も1840円から1020円に引き下げ。
消費低迷で広告主の出稿抑制傾向が強まるという循環的要因、視聴率競争激化や視聴者のテレビ離れの影響、ネット・イベント広告の台頭などの構造的要因と、事業環境が一段と厳しさを増す中で収益低迷の長期化が見込まれるとしている。


(T:6771) 池上通信 132 +4賑わう。
パナソニック (T:6752)やソニー (T:6758)、NHKなどが8Kテレビを共同開発と報じられている。
画像データを高速処理する技術を協力して手掛け、2020年をメドにそれぞれ製品にして発売していくもよう。
今後の市場成長期待が高まる格好となり、NHKと共同で世界初の8Kスーパーハイビジョンカメラを開発している同社にも期待感が波及しているようだ。


(T:4452) 花王 5371 +111反発。
前日の引け後、発行済株式総数の2%に相当する1000万株、500億円を上限とした自己株式の取得実施を発表している。
これまでは決算発表時に発表する傾向が強かったため、ポジティブなインパクトにもつながっているようだ。
株価に対する強い意識とも捉えられる。
また、クレディ・スイス証券(CS)では、中国紙おむつの流通在庫調整は今後数ヵ月以内にほぼ完了とも考えているようだ。


(T:5401) 新日鐵住金 2071.5 +41.5反発。
JFEHDも含め本日は鉄鋼大手が強い動き。
トヨタが部品メーカーに支給する自動車用鋼材の価格について、2016年度下期の価格は上期比で横ばいと伝わっている。
上期までは2期連続での引き下げであった。
業界の指標的な存在になっている面もあり、高炉メーカーの一部のひも付き取引では、下期の価格が上期比で横ばいになる可能性も出てきたとみられているもよう。


(T:7203) トヨタ 5911 -205続落。
シティグループ証券では投資判断を「1」から「2」に格下げ、目標株価は6300円から6000円に引き下げている。
円高は、国内生産主体のレクサスのプレミアムセグメントでの競争力に悪影響を与えると考えているもよう。
自動車産業のパラダイムシフトへの対応力を評価してプレミアムを付与しても、当面の割安感は乏しいと指摘。
なお、シティグループ証券ではマツダ (T:7261)の投資判断も格下げ。


(T:9843) ニトリHD 10900 -580大幅反落。
3-8月期の営業利益は前年同期比3割増の480億円前後となり、この期間として過去最高を更新したようだとの観測報道が伝わっている。
客数の増加によって既存店売上高が好調、従来計画の395億円を2割程度上回る水準となっているようだ。
460億円レベルの市場コンセンサスも上回っている。
ただ、足元の既存店好調や円高で上振れ幅は想定線との見方、目先の出尽し感が先行する形にも。


(T:5233) 太平洋セメント 295 +10大幅反発。
前日には7月のセメント需給速報が発表されている。
国内セメント販売量は前年同月比4.3%減の360.5万トン、営業日数考慮後の実質では0.3%減とほぼ前年同月並みになり、セメント内需は持ち直し基調に入りつつあるとの見方にも。
また、本日の報道では、セメント販売に東京五輪特需が出てきており、9月にも販売はプラスに転じる可能性ともされている。


(T:8028) ファミマ 7800 -110乱高下。
切り返して後場はプラス圏での推移となっていたが、大引けにかけては急速に伸び悩む。
本日の引け値を基準に日経平均に新規採用となるが、みずほ証券ではパッシブ需要として1000億円超の資金流入を見込んでおり、早めの組み入れの動きや先回り買いの動きが先行とみられる。
ただ、需給イベント一巡後の株安懸念で、引けにかけては手仕舞い売りが優勢となった。

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