サイバーマンデー特売。最大60%引きInvestingPro特別セールを請求する

UPDATE1: 東京株式市場・前場=小幅続伸、トヨタ<7203.T>などの売りで指数は伸び悩み

発行済 2010-02-03 11:40

日経平均<.N225> 日経平均先物3月限<0#2JNI:> 

前場終値 10400.6 (+29.51) 前場終値 10400 (+30)

寄り付き 10428.12 寄り付き 10410

安値/高値 10356.03─10436.52 安値/高値 10350─10430

出来高(万株) 99490 出来高(単位) 36293

--------------------------------------------------------------------------------

 [東京 3日 ロイター] 東京株式市場で日経平均は小幅に続伸し、1万0400円

付近でもみあった。米株価の底堅い値動きが続いているほか外為市場で円高一服となって

いることを背景に、アセットマネジメントなど国内勢が好決算の銘柄を物色した。ボルカ

ー米経済再生諮問会議議長の上院銀行委員会での証言は買い安心感につながったと指摘さ

れる。一方、トヨタ自動車<7203.T>がリコール問題で再び売られたことや前日ユニクロの

売上減を発表したファーストリテイリング<9983.T>の弱含みで売りの方に勢いが増し、上

値の重い展開だった。

 前場の東証1部騰落数は値上がり1202銘柄に対して値下がり333銘柄、変わらず

が141銘柄だった。午前の東証1部の売買代金は前営業日から拡大、7257億円だっ

た。

  

 前日米株式市場で、12月の住宅販売保留指数が住宅市場の一段の安定化を示す内容と

なったことや一部の好決算を受け、ダウ工業株30種<.DJI>など3市場は続伸。東京市場

も底堅い値動きとなった。円高が一服していることも支援しているようだ。注目されてい

たボルカー米経済再生諮問会議議長の上院銀行委員会での証言に関し、市場では「具体的

な話に踏み込んでいない」(大手証券の株式トレーダー)と受け止められており、買い安

心感につながっているという。

 しかし、指数は伸び悩んだ。東海東京証券エクイティ部部長の倉持宏朗氏は、米運輸長

官がトヨタのリコール問題は終わっていないとしたことが投資マインドを冷ましたと指摘

する。また、ファーストリテイリングの弱含みで売りの方に勢いがあるとの見方も出てい

た。同社は2日、1月の国内ユニクロ事業の既存店売上高が前年比7.2%減になったと

発表した。2009年7月以来、6カ月ぶりの前年比マイナスで、売り材料となっている。

 トヨタやファーストリテイリングのほか、国内勢の株式持ち合い解消も上昇の障害にな

っているようだ。邦銀系の株式トレーダーは、足元ではアセットマネジメントなど国内勢

が決算を手掛かりに買い戻しているが、ファンダメンタルズを材料視する投資家は戻り売

りという。そのうえで、今後については「事業法人に続き金融機関の持ち合い解消が出て

くるので、上値を追いにくい状況が続くだろう」との見方を示す。

 セクター別では、底堅い原油価格を背景に関連銘柄が買われた一方で、証券の下げが目

立った。このうち、野村ホールディングス<8604.T>は反落。同社が2日発表した2009

年10─12月期連結決算(米国会計基準)は、10─12月期に、三菱UFJフィナン

シャル・グループ(MUFG)<8306.T>など国内企業の大型の公募増資が相次ぎ、野村の

業績を下支え3四半期連続の黒字確保となったが、邦銀系の株式トレーダーは「材料出尽

くし売り」と指摘する。

記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。

 (ロイター日本語ニュース 吉池 威記者)

 ※(takeshi.yoshiike@thomsonreuters.com; 03-6441-1794; ロイターメッセージング

:takeshi.yoshiike.reuters.com@reuters.net)

 ※記事中の企業の関連情報は、各コードをダブルクリックしてご覧ください。

  

 *東証の空売りに関する情報は以下のURLをダブルクリックしてご覧ください。

http://www.tse.or.jp/market/data/karauri/index-market.html

http://www.tse.or.jp/market/juran/karauri/index.html

    株式関連指標の索引ページ(日本語表示)

  株式関連指標の索引ページ(英語表示)

 <.AV.T> 東証第1部出来高上位30傑

  <.AM.T> 東証第1部売買代金上位30傑

 <.PG.T> 東証第1部値上がり率上位30傑

 <.PL.T> 東証第1部値下がり率上位30傑

 <.NG.T> 東証第1部値上がり幅上位30傑

 <.NL.T> 東証第1部値下がり幅上位30傑

 <.AV.Q> ジャスダック出来高上位30傑

 <.AM.Q> ジャスダック売買代金上位30傑

 <.PG.Q> ジャスダック値上がり率上位30傑

 <.PL.Q> ジャスダック値下がり率上位30傑

 <.NG.Q> ジャスダック値上がり幅上位30傑

 <.NL.Q> ジャスダック値下がり幅上位30傑

 <.N225> 日経平均株価

 <.TOPX> TOPIX(東証株価指数)

  <.TOPXC> TOPIX CORE30

 <.NOTC> 日経ジャスダック平均株価   <.MTHR> 東証マザーズ指数

  <0#JNI:> 日経225先物

  <0#SSI:> SGX日経225先物

  <0#JTI:> TOPIX先物

  <0#JNI*.OS> 日経225オプション

          東証・大証株券オプションのメニューページ

最新のコメント

当社アプリをインストール
リスク開示書: 金融商品や仮想通貨の取引は投資金額を失う高いリスクがあります。仮想通貨の価格は非常にボラティリティーが高く、金融、規制、政治など、外的な要因に影響を受けることがあります。また信用取引はリスクが高いことを十分に理解してください。
金融商品または仮想通貨の取引をする前に、金融市場での取引に関わるリスクやコストについて十分に理解し、専門家の助言を求めたり、ご自身の投資目的や経験値、リスク選好等を注意深く検討することを推奨いたします。
Fusion Media によるこのウェブサイトのデータが、必ずしもリアルタイムおよび正確ではないということをご了承ください。またデータや価格が、必ずしも市場や取引所からではなく、マーケットメーカーにより提供されている場合があります。その為、価格は気配値であり、実際の市場価格とは異なる可能性があります。Fusion Media および当ウェブサイトへのデータの提供者は、当ウェブサイトに含まれる情報を利用したすべての損失に対して一切の責任を負わないものとします。
Fusion Media およびデータ提供者による事前の書面の許可なしに、当ウェブサイト上のデータを使用、保存、複製、表示、変更、送信、配信することを禁じます。すべての知的財産権は当ウェブサイト上のデータの提供者、または取引所が有します。
Fusion Media は当ウェブサイトに表示される広告により報酬を得ることがあります。
上記内容は英語版を翻訳したものであり、英語版と日本語版の間に不一致がある時は英語版が優先されます。
© 2007-2024 - Fusion Media Limited. 無断複写・転載を禁じます