6日の東京外為市場午前のドル・円は下げ渋っている。
5日に実施されたギリシャの国民投票で財政緊縮策の受け入れが拒否されたことを受け、不透明感が強まっているが、値ごろ感による買い戻しの動きがみられる。
早朝の取引ではユーロ売りが進み、ドル・円の大きな売りにつながった。
ドル・円は一時121円88銭まで売り込まれた。
しかし、東京の取引時間帯に入って国内機関投資の買い戻しが入り、122円台に戻した。
仲値にかけてはドル不足の輸入企業がドル買いを進めたことから、足元では122円後半で取引されている。
中国株の上昇も買いを支えている。
【要人発言】 ・チプラス・ギリシャ首相 「われわれの最優先課題は国内金融システムの回復だ。
わが国の危機の人道面を、ECBが十分理解すると確信している」