米国株式市場＝反落、ＧＥ<GE.N>・バンカメ<BAC.N>の決算を嫌気

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（カッコ内は前営業日比）

ダウ工業株３０種（ドル）<.DJI>

　　　　　終値（非公式）　　　　 9995.91（‐67.03）

　　　前営業日終値　　 　10062.94（＋47.08）

ナスダック総合<.IXIC>

　　　　　終値（非公式）　　　　2156.80（‐16.49）

　　　前営業日終値　　 　2173.29（＋ 1.06）

Ｓ＆Ｐ総合５００種<.SPX>

　　　　　終値（非公式）　　　　1087.68（‐8.88）

　　　前営業日終値　　 　1096.56（＋4.54）

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　［ニューヨーク　１６日　ロイター］　米株式市場は反落。ゼネラル・エレクトリック

（ＧＥ）とバンク・オブ・アメリカ（バンカメ）のさえない決算で、景気

回復の道のりの険しさが改めて浮き彫りになった。

　ＧＥの第３・四半期は利益が予想を上回る一方、収入は２０％減少し予想に届かなかっ

た。バンカメの第３・四半期決算は１０億ドルの純損失を計上し、アナリスト予想を上回

る赤字となった。

　バンカメは４．６％安、ＧＥは４．２％安となった。

　ダウ工業株３０種<.DJI>は６７．０３ドル（０．６７％）安の９９９５．９１ドル。

　ナスダック総合指数<.IXIC>は１６．４９ポイント（０．７６％）安の２１５６．８０。

　Ｓ＆Ｐ総合５００種<.SPX>は８．８８ポイント（０．８１％）安の１０８７．６８。

　週足では３指数そろって２週連続で上昇し、ダウが１．３％高、Ｓ＆Ｐ総合５００種が

１．５％高、ナスダックは０．８％高となった。

　米経済指標は９月の鉱工業生産が予想を上回る増加となったものの、１０月のミシガン

大消費者信頼感指数速報値が前月から予想外に低下し相場を圧迫した。

　前日好調決算を発表するとともに買収にも前向きな姿勢を示したグーグルは

３．８％高。

　一方、ＩＢＭは５％安。前日発表した第３・四半期決算は利益が予想を上回る

一方、売上高が前年比で減少し、投資家の期待を満たすに至らなかった。

　ゼッコ・トレーディングのマイケル・フィーサー代表は「第３・四半期決算の売上高の

伸びについて、非常に敏感になっている。投資家はこれを経済と関連づけて捉えている。

質の高い業績か、堅調な景気回復を示唆するものかを見極めようとしている」と指摘した。

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