ドル/円
午後3時現在 89.41/45 1.3696/98 122.48/58
正午現在 89.38/39 1.3671/75 122.20/25
午前9時現在 89.23/24 1.3656/58 121.83/88
NY17時現在 89.31/35 1.3649/53 121.81/87
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[東京 9日 ロイター] 午後3時現在のドル/円は、ニューヨーク市場の午後5時
時点とほぼ変わらずの89円前半。アジア時間の取引ではユーロが小幅に反発。しかし全
般は手掛かり難で、主要通貨は軒並みこう着した。
この日の取引ではユーロが小幅上昇。一時1.3720ドルと海外市場の高値を上抜け
5日以来の水準をつけた。しかし買いの主体は短期筋で、ポジション調整や小口のスト
ップロス狙いが中心。目立った値動きには至らなかった。ユーロ/円も121円半ばから
122円半ばへじりじりと上昇した。対ユーロでドル売りと円売りが進んだことで、ドル
/円は売買が交錯。上下34銭の狭いレンジ取引に終始した。
午前の取引では、オーストラリアを訪問中のトリシェ欧州中央銀行(ECB)総裁が、
欧州理事会(EU首脳会議)の臨時会合に出席するため、予定より早く帰国することが明
らかになったことが話題となった。
一部では、トリシェ総裁の帰国前倒しが欧州によるギリシャ支援に向けた期待につなが
り、ユーロを下値で買い戻す手掛かりになったとする声もあった。「EUがECBをから
めてギリシャを支援する可能性がないわけではない。ギリシャ支援の方向が出れば、スペ
インやポルトガルに波及した財政への不安もいったんはおさまる」(住友信託銀行マーケ
ット・ストラテジスト、瀬良礼子氏)という。
<MSCI世界株指数が昨年5月以来の「下抜け」に迫る、円高への波及懸念 >
外為市場では、モルガン・スタンレー・キャピタル・インターナショナル(MSCI)
の算出する世界株指数<.MIWD00000PUS>が、昨年5月以来の200日移動平均線割れに迫
っていることが、参加者の関心を呼んでいる。長期トレンドを示す200日移動平均を下
抜ければ、世界的に株価の調整色が一段と濃くなり、外為市場でも「リスク回避のドル買
いや円買いがさらに活発化する可能性がある」(外銀)との見方だ。
主要通貨に対するドルの値動きを示すドル指数<.DXY>は、5日の取引で昨年7月以来の
高水準を更新。今週に入っても高値圏で底堅い動きが続いている。
(ロイター 基太村真司記者)
(shinji.kitamura@thomsonreuters.com;03―6441―1791;ロイターメッ
セージング:shinji.kitamura.reuters.com@reuters.net)
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