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ユーロ週間見通し:経済指標悪化に対する警戒感も

発行済 2015-05-17 14:57
更新済 2015-05-17 15:00
ユーロ週間見通し:経済指標悪化に対する警戒感も
■上昇、欧米金利差縮小が意識される 先週のユーロ・ドルは上昇。
米連邦準備理事会(FRB)の早期利上げ観測が後退したことや欧米金利差が縮小したことがユーロ買いにつながった。
また、ユーロ圏1-3月期域内総生産はプラス成長を記録したことでデフレ懸念は緩和されており、ファンド筋などのリスク選好的なユーロ買い・米ドル売りも観測された。
取引レンジは1.1131ドル-1.1467ドル。
■上値は重くなりそう、経済指標悪化に対する警戒感も 今週のユーロ・ドルはやや弱含みに推移する見通し。
ギリシャがデフォルト(債務不履行)に陥る可能性が残されていること、ユーロ圏の5月製造業・サービス業PMIの悪化懸念、4月の消費者物価指数への警戒感が強まっており、ユーロ売りが優勢となりそうだ。
ただし、ギリシャの債務協議が決着した場合、ユーロ続伸の可能性がある。
予想レンジ:1.1100ドル-1.1600ドル ■対円レートは上昇、ユーロ圏金利上昇で日欧金利差拡大 先週のユーロ・円は上昇。
ユーロ圏のデフレ懸念後退を受けた金利上昇で日欧金利差が拡大したことや、ユーロ圏の1-3月期域内総生産が改善したことが好感された。
デフレ懸念が緩和されたことで、個人勢や短期筋などによるリスク選好的なユーロ買い・円売りが観測された。
取引レンジは133円49銭-136円82銭。
■弱含みか、ギリシャの債務不履行懸念は払拭されず 今週のユーロ・円は弱含みか。
ギリシャが債務不履行に陥る可能性は残されていること、ユーロ圏の景況感悪化懸念、金利先安懸念などでユーロの上値は重くなりそうだ。
日本の投資家がユーロ圏の金利先安感からユーロ債を売却する可能性もユーロ売り要因となる。
○発表予定のユーロ圏主要経済指標・注目イベント ・21日・5月ユーロ圏製造業PMI(予想:51.7、4月:52.0) ・21日・5月ユーロ圏サービス業PMI(予想:53.8、4月:54.1) ・21日・3月ユーロ圏経常収支(2月:+138億ユーロ) 予想レンジ:133円00銭-138円00銭

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