[12日 ロイター] - ゴールドマン・サックスのアナリストは12日、最近の銀行セクターのストレスに鑑み、3月以降の先行きがかなり不透明だとして、今月21─22日の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げはもはや予想していないと表明した。
アナリストは、規制当局が講じた措置により、預金流出に直面している銀行に大規模な流動性を提供し、預金者の信頼感を向上させることができると予想しているとした。
ゴールドマンはこれまで3月の25ベーシスポイント(bp)利上げを予想していた。
5月、6月、7月については25bpの利上げ予想を維持したが、3月以降の利上げの道筋にはかなりの不透明感があると指摘した。
ターミナルレート(利上げの最終到達点)の予想は5.25─5.5%。