ドル／円
午前９時現在 ９０．７３／７７ １．４９６６／６７ １３５．８０／８９
ＮＹ17時現在 ９０．６２／６３ １．４９７３／７４ １３５．４８／５９
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［東京 ２０日 ロイター］ 午前９時のドル／円は、ニューヨーク市場の午後５時時
点とほぼ変わらずの９０円後半。ユーロは早朝に１４カ月ぶりの高値を更新した後、利食
い売りに押され１．４９ドル半ばまで小幅に弱含んだ。
市場は東京時間の９時３０分に発表予定の豪準備銀行（ＲＢＡ、中央銀行）の議事録に
注目している。短期金利やスワップ金利に基づくインプライド・キャッシュレートは、Ｒ
ＢＡが１１月３日に５０ベーシスポイントの追加利上げする確率を４０％織り込んだ水
準。
ユーロは早朝に１．４９８２ドルまで上昇し対ドルで１４カ月ぶりの高値を更新したが
その約１０分後にフランスのラガルド経済財務雇用相が、ユーロ圏財務相会合（ユーロ
グループ）では各国が強いドルへの要望と必要性を強調した、と述べたことが伝わり、こ
れをきっかけにユーロは売られ１．４９ドル半ばまでジリ安となっている。
米国債市場では、前日発表された米ニューヨーク（ＮＹ）連銀の声明をきっかけに米長
期債利回りが低下、これを受けてドルが主要通貨で下落し、ドル指数は早朝に１４カ月ぶ
りの安値を更新した。
ＮＹ連銀は声明で、資金吸収手段であるリバースレポについて「周到な事前計画という
ことであり、金融政策の引き締め時期について推測されるべきではない」と指摘。過去１
年の取り組みについて「米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）がリバースレポの使用を決定
した時と場合に向けて、このツールによる備えを確実にするため」と説明した。
この声明をきっかけに長期債の指標となる１０年物米国債の利回り
３．３８７％付近まで低下。１６日の終盤は３．４２０％付近だった。
米金利の低下を受け、ドルは主要通貨で下落し、主要６通貨に対するＩＣＥフューチャ
ーズＵＳ（旧ＮＹ商品取引所）ドル指数<.DXY>は早朝に７５．１８０と昨年８月以来１４
カ月ぶりの安値を更新した。
午前９時時点のクロスレートは、英ポンド／円
ドル／円
円付近。
（ロイター日本語ニュース 森 佳子記者）※(yoshiko.mori@thomsonreuters.com;03-
6441-1877；ロイターメッセージング:yoshiko.mori.reuters.com@reuters.net)
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