*為替、債券の文章を追加してアップデートしました。
(カッコ内は前営業日比、%は利回り)
ドル/円 終値 80.77/81
始値 80.69/71
前営業日終値 81.36/40
ユーロ/ドル 終値 1.3964/71
始値 1.4013/15
前営業日終値 1.3949/55
30年債
(2105GMT) 99*09.00(+0*10.00) =3.9158%
前営業日終盤 98*31.00(+0*13.00) =3.9338%
10年債
(2105GMT) 100*16.00(‐0*01.50) =2.5668%
前営業日終盤 100*17.50(‐0*05.50) =2.5614%
2年債
(2105GMT) 100*00.75(‐0*00.25)=0.3628%
前営業日終盤 100*01.00(‐0*00.25)=0.3587%
ダウ工業株30種(ドル)<.DJI>
終値 11164.05(+31.49)
前営業日終値 11132.56(‐14.01)
ナスダック総合<.IXIC>
終値 2490.85(+11.46)
前営業日終値 2479.39(+19.72)
S&P総合500種<.SPX>
終値 1185.62(+2.54)
前営業日終値 1183.08(+2.82)
COMEX金(12月限)(ドル/オンス)<2GCZ0>
終値 1338.90(+13.80)
前営業日終値 1325.10(‐00.50)
原油先物(12月限)(ドル/バレル)<2CLZ0>
終値 82.52(+0.83)
前営業日終値 81.69(+1.13)
CRB商品指数(ポイント)<.CRB>
終値 300.31(+3.08)
前営業日終値 297.23(+1.68)
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<為替> ドルが幅広く下落した。週末の20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行
総裁会議で通貨の競争的な切り下げを回避することが合意されたものの、市場では、来週
の米連邦公開市場委員会(FOMC)で連邦準備理事会(FRB)が追加緩和に踏み切る
可能性に備える動きが強まった。
11月2─3日のFOMCでは、FRBが資産買い入れの第2弾に着手すると予想され
ている。米金利のさらなる押し下げを意図した措置で、実施されれば高利回り通貨に比べ
てドルの魅力が一層薄まることになる。
こうした見方を背景に、ドルは対円で15年ぶり安値を更新しただけでなく、ユーロや
豪ドルを含む他の大半の主要通貨に対しても軟化した。
ガイトナー米財務長官はG20で、米国の政策は強いドルを支えることだとあらためて
確認したいと述べたが、アナリストは先行き一段のドル安を予想している。ラボバンクの
上級通貨ストラテジスト、ジェーン・フォーリー氏は「財務省のお決まりの一言だが、F
RBがすべての手段を掌中に収めており、FRBが緩和に向かえば、ドルは弱い通貨のま
まだろう」と話す。
NY外為市場:[USD/J]
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<債券> 米FRBが追加資産買い入れ策を発表するとの観測が高まっていることを背
景に、30年債価格が上昇した。
FRBが実施を決定するとみられる資産買い入れ策の下では、主に短期債が対象となる
と予想されていることから、30年債に値ごろ感が出ていた。こうした中、この日は30
年債に安値拾いの買いが入った。
FRBが追加量的緩和を実施することにより将来的なインフレが予想されることを背景
に、財務省がこの日実施した100億ドルの4年6カ月物(5年物リオープン=銘柄統合)
インフレ指数連動債(TIPS)の入札では、最高落札利回りがマイナス0.550%
と、初のマイナスとなった。
米金融・債券市場:[US/BJ]
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<株式> 上昇。FRBの追加金融緩和をめぐる観測などを背景としたドル下落を受け
て、高リスク資産に買いが入った。
週末に韓国で開催された20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議後もドル
安の流れは継続しており、米ドル下落が商品(コモディティ)価格を押し上げた。
ただ米ドルが安値からは回復したことを受け、主要指数はこの日の高値からは押し戻さ
れて引けた。
米国株式市場:[.NJP]
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<金先物> 反発。対ユーロなどでのドル安を受けて買い進まれた。白金、パラジウム
などの貴金属相場が堅調となったことも支援材料だった。
NY貴金属:[GOL/XJ]
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<原油先物> 続伸。G20財務相・中央銀行総裁会議後のドル売り復活を受けた。朝
方はドル建て商品の割安感を受けた買いが先行し、電子取引では約1週間ぶりに一時83
ドル台を付けた。中盤でドルがやや値を持ち直した場面では、原油相場は値を消したもの
の、押し目買いが活発化しプラス圏を回復して取引を終えた。
NYMEXエネルギー:[CR/USJ]
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[東京 26日 ロイター]