■NY株式:ダウは181ドル安、主要企業の冴えない決算を嫌気
NYダウ ナスダック
終値 :17919.29 終値 :5208.12
前日比:-181.12 前日比:-10.74
始値 :18096.67 始値 :5219.21
高値 :18096.67 高値 :5229.00
安値 :17868.34 安値 :5196.30
21日の米国株式相場は下落。
ダウ平均は181.12ドル安の17919.29、ナスダックは10.74ポイント安の5208.12で取引を終了した。
昨日発表されたITサービスのIBM(IBM)の決算が軟調であったほか、複合企業のユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)が通期見通しを引き下げたことから主要企業の業績に対する不安が拡大し、終日軟調推移となった。
ダウ平均は一時約230ドル下落する場面もあった。
セクター別では、運輸や保険が上昇する一方で電気通信サービスや資本財が下落した。
電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は、UBSによる投資判断引き下げを受け下落。
通信会社のベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)は、決算で売上高が予想を下振れ、軟調推移。
一方で、半導体のクアルコム(QCOM)は、半導体部門の分社化の検討を含む経営戦略の見直しを近く発表するとの思惑から、上昇。
資源のフリーポート・マクモラン(FCX)は金相場の回復を受け、堅調推移となった。
マーケット終了後に携帯端末のアップル(AAPL)が発表した4-6月期決算は、一株利益、売上高ともに予想を上振れた。
しかし、iPhoneの販売台数が予想を下振れたことで時間外取引で下落して推移している。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は123円90銭、株安で米債利回り低下、ドル下落 21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、124円40銭から123円77銭へ下落して、123円90銭で引けた。
米国債利回りの低下に伴うドル売りが優勢となった。
低調な企業決算を嫌った米国株式相場の下落などに連れて、安全資産としての米国債券買いが強まった。
ユーロ・ドルは、1.0856ドルから1.0969ドルへ上昇して、1.0941ドルで引けた。
米国債利回りの低下に伴うドル売りが優勢となった。
ユーロ・円は、135円00銭から135円76銭へ上昇した。
ポンド・ドルは、1.5535ドルから1.5574ドルへ上昇した。
根強い英国の利上げ観測を受けたポンド買いが継続。
ドル・スイスは、0.9617フランから0.9561フランへ下落した。
■NY原油:反発で50.36ドル、ドル反落による割高感後退、米在庫思惑で買い NY原油は反発(NYMEX原油8月限終値:50.36↑0.21)。
51.02ドルまで上昇した後、一時50.12ドルまで下落した。
米国の株大幅安、国債利回り低下で、ドルが反落する状況に、原油も割高感が後退して買い戻しが優勢になった。
また、21日の取引終了後に予定される全米石油協会(API)の週間統計の発表、22日(水)予定の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)の発表を控え、持ち高調整的な買いも出たもよう。
なお、8月限は21日が取引最終。
22日から取引の中心となる9月限の21日値動きは、高値が51.41ドル、安値が50.47ドル、引けは50.86ドルであった(前日比0.42ドル高)。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 18.09ドル -0.035ドル(-0.19%) モルガン・スタンレー(MS) 40.07ドル +0.030ドル(+0.07%) ゴールドマン・サックス(GS)211.66ドル -0.730ドル(-0.34%) インテル(INTC) 28.72ドル -0.380ドル(-1.31%) アップル(AAPL) 130.75ドル -1.320ドル(-1.00%) グーグル(GOOG) 662.30ドル -0.720ドル(-0.11%) フェイスブック(FB) 98.39ドル +0.480ドル(+0.49%) キャタピラー(CAT) 82.21ドル -0.040ドル(-0.05%) アルコア(AA) 10.23ドル +0.030ドル(+0.29%) ウォルマート(WMT) 72.75ドル -0.350ドル(-0.48%) スプリント(S) 3.77ドル -0.045ドル(-1.18%)
ダウ平均は181.12ドル安の17919.29、ナスダックは10.74ポイント安の5208.12で取引を終了した。
昨日発表されたITサービスのIBM(IBM)の決算が軟調であったほか、複合企業のユナイテッド・テクノロジーズ(UTX)が通期見通しを引き下げたことから主要企業の業績に対する不安が拡大し、終日軟調推移となった。
ダウ平均は一時約230ドル下落する場面もあった。
セクター別では、運輸や保険が上昇する一方で電気通信サービスや資本財が下落した。
電気自動車のテスラ・モーターズ(TSLA)は、UBSによる投資判断引き下げを受け下落。
通信会社のベライゾン・コミュニケーションズ(VZ)は、決算で売上高が予想を下振れ、軟調推移。
一方で、半導体のクアルコム(QCOM)は、半導体部門の分社化の検討を含む経営戦略の見直しを近く発表するとの思惑から、上昇。
資源のフリーポート・マクモラン(FCX)は金相場の回復を受け、堅調推移となった。
マーケット終了後に携帯端末のアップル(AAPL)が発表した4-6月期決算は、一株利益、売上高ともに予想を上振れた。
しかし、iPhoneの販売台数が予想を下振れたことで時間外取引で下落して推移している。
Horiko Capital Management LLC ■NY為替:ドル・円は123円90銭、株安で米債利回り低下、ドル下落 21日のニューヨーク外為市場でドル・円は、124円40銭から123円77銭へ下落して、123円90銭で引けた。
米国債利回りの低下に伴うドル売りが優勢となった。
低調な企業決算を嫌った米国株式相場の下落などに連れて、安全資産としての米国債券買いが強まった。
ユーロ・ドルは、1.0856ドルから1.0969ドルへ上昇して、1.0941ドルで引けた。
米国債利回りの低下に伴うドル売りが優勢となった。
ユーロ・円は、135円00銭から135円76銭へ上昇した。
ポンド・ドルは、1.5535ドルから1.5574ドルへ上昇した。
根強い英国の利上げ観測を受けたポンド買いが継続。
ドル・スイスは、0.9617フランから0.9561フランへ下落した。
■NY原油:反発で50.36ドル、ドル反落による割高感後退、米在庫思惑で買い NY原油は反発(NYMEX原油8月限終値:50.36↑0.21)。
51.02ドルまで上昇した後、一時50.12ドルまで下落した。
米国の株大幅安、国債利回り低下で、ドルが反落する状況に、原油も割高感が後退して買い戻しが優勢になった。
また、21日の取引終了後に予定される全米石油協会(API)の週間統計の発表、22日(水)予定の米エネルギー情報局(EIA)の週報(週次石油在庫統計)の発表を控え、持ち高調整的な買いも出たもよう。
なお、8月限は21日が取引最終。
22日から取引の中心となる9月限の21日値動きは、高値が51.41ドル、安値が50.47ドル、引けは50.86ドルであった(前日比0.42ドル高)。
■主要米国企業の終値 銘柄名⇒終値⇒前日比(騰落率) バンクオブアメリカ(BAC) 18.09ドル -0.035ドル(-0.19%) モルガン・スタンレー(MS) 40.07ドル +0.030ドル(+0.07%) ゴールドマン・サックス(GS)211.66ドル -0.730ドル(-0.34%) インテル(INTC) 28.72ドル -0.380ドル(-1.31%) アップル(AAPL) 130.75ドル -1.320ドル(-1.00%) グーグル(GOOG) 662.30ドル -0.720ドル(-0.11%) フェイスブック(FB) 98.39ドル +0.480ドル(+0.49%) キャタピラー(CAT) 82.21ドル -0.040ドル(-0.05%) アルコア(AA) 10.23ドル +0.030ドル(+0.29%) ウォルマート(WMT) 72.75ドル -0.350ドル(-0.48%) スプリント(S) 3.77ドル -0.045ドル(-1.18%)